「きらきらアフロ」 にみる松島の魅力、鶴瓶の実力
テレビ大阪がキー局で、私の住んでいる東京地域では月曜深夜24時13分くらいからテレ東の 「スポパラ」 枠でやっている 「きらきらアフロ」。
笑福亭鶴瓶とオセロの松嶋尚美が基本的には二人でトークするだけの番組だが、系統的には、昔鶴瓶が上岡龍太郎とやっていた 「パペポTV」 と同じであろう。
鶴瓶は、「家族に乾杯」 にしてもそうだが、相手のおもしろい部分を引き出すのが非常にうまい。 彼に言わせると、彼のほうにおもしろい人間ばかりがよってくるらしいが、その吸引力も才能のうちに入るのではなかろうか。
この 「きらきらアフロ」 でもその才能はいかんなく発揮されて、オセロの松嶋は、ほかのどの番組で見るよりも面白いし、生き生きしている。 オセロの相方とやっているよりよほど面白い。
松嶋はあの天然っぽいキャラが売りなのだが、その話があまりにもバカっぽすぎるために、オセロの中島をはじめとして、ほかの番組のなかではほとんど相手にされないのだ。 それでも近頃はだいぶそれが認知されたせいか、松嶋を前面に出す傾向もある。 だが何年か前までは、「きらきら」 の松嶋とほかの番組での松嶋の落差に、私は不満を感じていた。
松嶋は、ほめてもらいたい性格なのだ、極端なほどに。
そして、ほめてあげればあげるほど、その面白さが増していくのだ。
その面白さとは、思考回路がすっ飛んでいるところだ。 彼女は飛び石を一個ぬかしでぴょんぴょん飛んで行ってしまうようなところがある。 しかもそれが思いがけない方向にすっ飛んで行ってしまうものだから、鶴瓶にも予測不能なのだ。 そのやり取りがなんつーかおかしい。
鶴瓶はそのツボを完璧に抑えている。 いや、たまに抑えきれないほど松嶋が遠くへ行ってしまうこともある。 そんなとき、彼は壊れたリアクションでそれをキャッチするのだ。
果たして鶴部の思惑は当たって、松嶋の魅力は開花し、近頃は大々的なアフロのイベントも行われるようになった。
私も鶴瓶のように、松嶋がどんな人間なのか読めなくなることが多い。 今年行われた アフロ のイベントで、ゲリラ豪雨に見舞われ中止に追い込まれた時も、その前の大阪城 ( だったっけな ) のイベントで母親がステージに上がった時も ( 違ったっけな?)、ずいぶん泣きたくなるようなシチュエーションだったにもかかわらず、彼女は泣かなかった。 どういう神経をしてるのか分からん。 それなのにこないだの泣ける話の言い合いっこで涙を流したり、私は見ていてちっとも泣けなかったのだが、いったいこの人の涙のツボってのはどこにあるのか、全く分からん。
松嶋が鶴瓶という大先輩を尊敬しているところを全く見せないっつーのも、この人の思考回路はどうなってるの?と思わせるものだ。 なのに自分の結婚式の父親役を願い出るし。 要するに、あまりに親しすぎる存在、なのだろう。
それにしても、鶴瓶はやはりすごい。
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