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2009年1月 3日 (土)

「ウルトラマン」 にみる再放送の重要性

 BS11で1年間再放送 ( …とは言わないのかこの場合? ) していた 「ウルトラマン」 が終わった。 来週からは引き続いて 「ウルトラセブン」 をやるという。 嬉しい限りである。

 この番組の内容についてはまた別の機会にリキ入れて記事を書こうと思うが、私が今回書きたいのは、こういう後世に残る番組は、どんどん再放送していただきたい、ということだ。 しかも、子供たちが簡単に、無料で見られる形で。

 テレビ局の方々は、「再放送」 というものの持つ重要さに、全く気付いていない、そう私はかねてから強く思ってきた。 近年の傾向として、昔の番組をテレビ局の私的所有物と考え、収入源の一つとして、見たいんならカネ払って下さいみたいなところが、どうしても見えて仕方ないのだ。 とりわけDVDボックスとかに集約して法外な値段で売るというやり方には、正直我慢が出来ぬ。

 だが、テレビ局がほんとうに収入を増やしたいのであれば、再放送枠を増やして昔のアーカイブをどんどん開放すべきなのだ。 なぜならば、たくさんの人の目にとまらなければ、その番組自体がやがてはそれを実際に見た世代だけの所有物にしかなりえないからだ。 つまり、いくらDVDを出したとしても、結局はその世代だけの購買欲しか喚起しないことになるからだ。

 じっさい私は、「ウルトラマン」 や 「ウルトラセブン」 をリアルタイムで見た記憶がない。 そりゃそうだ。 まだ1歳とか2歳とかだったのだから。 私がこれらの番組に夢中になったのは、これらの番組が、ものごころついたころに繰り返し繰り返し再放送されていたからなのだ。
 そんな子供が、近所にあった二子玉川園という遊園地のウルトラマンショー目当てに足しげく通って、親たちに散財させたのだ。 円谷プロにも怪獣メーカーのブルマークにも、相当貢献したはずだ。 私には、こちらの経済効果のほうがよほど大きいように思える。

 平成ウルトラマンが、果たしてそこまでの経済効果を期待できるだろうか。 私に言わせれば、無理っス。 だってつるの剛士がウルトラマンだったって、誰も知らなかったじゃないですか。 平成ウルトラマンって、激しく忘れ去られつつあります。 CSとかで有料放送をいくら繰り返しても、その程度だということに、テレビ局は気付くべきなのである。

 いろんな世代がその番組、今回はあえて 「ウルトラマン」 とするが、ウルトラマンを見ていれば、ウルトラマンに関して世代間のさまざまな交流できるようになるではないか。 それが、文化というものの本質ではないだろうか。 テレビ局は、テレビ文化というものを、私物化すべきではないと思うのだが。

 極論ですけど、むかしのように、夕方6時台を子供用の再放送枠に戻したらどうスかね。 親が子を殺したとか子が親を殺したとか夕飯どきに親子そろって見るより、よっぽどいいような気がしますけどね。

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