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2009年3月 6日 (金)

「ありふれた奇跡」 第9回 子供にこだわるわけ

 仲間由紀恵サンが子供を産めないことを聞いて、井川比佐志サンが 「息子の嫁にはできない」 と拒絶しているのはとても心情が理解できる。

 ただ、今の世の中、子供がいるいないにこだわっている人って、どれくらいいるものなんだろうか。 特に都会に育った人たちにとって。
 私にはよく分からないが、長男として生まれた人には、自分の家系が途絶えるとか、家の存続というのは、かなり重たい問題だ。 墓を守る責任であるとか、孫を親に抱かせてやるという意味の親孝行とか。 田崎のおじいちゃんが子供にこだわるのは、とても当たり前のことのように思える。 しかし、私のように感じる人って、結構新しい世代にはあまりいないんじゃないかと思ったりもする。

 加瀬亮クンも、「子供はいらない」 などと口にしているが、それは一見、ひとりっ子のくせに、「家」 という意識や切迫感がなさすぎるような気がする。
 だけど加瀬クンも、おじいちゃんが言う通り、本当は子供がほしいと思うのだ。 彼は仲間サンに対しても、おじいちゃんに対しても、ほぼ何の説明もなく、「おれは子供なんかいらない」 と怒ったように言っていきなりそれで話を終わらそうとする。 それは、彼の本心を隠す行動のように、私には思える。

 仲間サンも、子供ができない体なのに、「子供がほしいの」 とよく加瀬クンに打ち明けるが、加瀬クンはその気持ちを正面から受け止めようとしていない。 出来ないんだからしょうがない、で済まさずに、仲間サンの気持ちを理解すべきなのだろう。
 だけど、加瀬クンは 「子供はいらない」 という自分の本心のごまかしを押し通そうとする。 それが、仲間サンの気持ちを理解してあげていることだと思い込んでしまっているのだ。
 たぶん、これが恋愛ってものだ。
 恋愛していると、こっちは相手の気持ちを考えて接しているのに、相手がそれを押し付けだと思ったりとか、そういうことが結構ある。
 なんでもストレートに、自分の真心が相手に通じればいいのに。
 すれ違いって、こういうところから起こるもんなんだよなー。

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コメント

そういえば「ふぞろいの林檎」でも子供が出来ない嫁はいらないって、中井貴一さんのお母さんが言ってましたね。子供が出来ない・・・ならもうそれ以上話すことはないと思うのは、ボクがテキトーな人間だからかな。でもなんでもたくさん話す事は必要だと思う。ボクは次男で家を継ぐ事になりそうだけど、墓は守る気ないし、結婚も出来そうにない(笑) 

アールグレイ様
コメントありがとうございます。
たぶん親の世代やそのまた親の世代の「家」「家系」に対する思いが大きいほど、子供にとって重くなる問題になってくるのだと思います。このこだわりは、やはり過去の価値観になりつつあるのかもしれない。
さだまさしの「関白宣言」にも、「家」について触れた個所がありましたが、あの当時でもそれは古臭くて、かえって新鮮に聞こえたものです。
自分の家の墓が無縁仏になったら、自分の子孫がいなくなったら、いったい自分がこの世に生きていた証は何だったのか、という考えを持つ年配の人はよくいますが、今はこうしたブログとかでも、簡単に自分の生きた証が残せる時代ですからね。

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BOOKS

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     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ記事より抜粋)。 この上巻ではビートルズの祖先から遡ってリバプールで人気に火が付き始めたところまでが書いてあります。

  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
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  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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