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2009年3月 1日 (日)

「タモリ倶楽部」 国分寺崖線をゆく…ロケ地近所です

 「タモリ倶楽部」 で国分寺崖線の探索をしていた。

 国分寺崖線というのは、東京の下腹部を流れる多摩川が、長い年月をかけて削り取っていった河川段差のことである。
 こんなことを書くと住んでいる所がばれてしまうが、今回タモリサン一行が探索した地域、モロに私のご近所だった。
 あまりに近所過ぎて、ちょっとまだ何となくコーフンしている。

 実は、この手のコーフンは今回が2度目である。
 以前、同じ 「タモリ倶楽部」 の、食文化研究家の永山久夫サンがゲストでブドウ園から放送された回も、結構な近所だったのだ。
 確か、その時も乾貴美子サンがアシスタントみたいなことをやっていた覚えがある。 乾サンってこの地域の人なのだろうか? それともスタッフにこの地域の人がいるとか? まあ、このブドウ園自体は、ちょくちょくテレビの取材が入ったりはしているので、別に珍しいことではないのだろう。
 余談だが、このブドウ園は、今回放送された国分寺崖線が形成する坂の途中にある。 途中といっても、かなり下のほうに位置するのだが。

 ちょっとここから世田谷たまがわ地区のローカルな話にどっぷりつかります。

 この地域の歴史はここらへんの小中学生の研究対象によくなるので、私もよく知っているから言えるのだが、多摩川というのは、大昔は相当水量が多かった。
 だからこそこのように広大なかつての河床地域が生まれたのだが、今回 「タモリ倶楽部」 で採り上げたこの国分寺崖線というのは、多摩川が形成した河床段差の中でも最も下の段に属する。
 つまり、まだ上のほうに何段か、多摩川が削り取った段差が存在するらしいのだ。
 私はそこまで勉強することはなかったが、古代多摩川のあまりの水量の多さには、ちょっとたまげる。

 いや、古代どころではない。
 ほとんど80年くらい前もそうだったのだ。
 昭和初期くらいの多摩川(二子玉川近辺)の写真を、ガキンチョのころ学校の図書室かなんかで見たことがあるが、これって洪水でも起きたのか?ってくらいの水量だった。
 当時は、山田太一サン脚本のドラマ 「岸辺のアルバム」 でも題材となった、台風による多摩川の大規模な洪水が、まだ記憶に新しい時期だったので、それと容易に比較できたのだろう。
 しかし、その写真の多摩川は増水しているわけでもなんでもなく、フツーの状態だった、というのだ。 アッチョンブリケ!である。 あ、わかりません?

 番組では埋立てられた明神池の話とほこらが出てきたが、あそこの段差が明神池の段差とは、住んでいる私も気付かなかった。 池が昔あったことは知っていたが。
 そのすぐそばには、やはり明神坂、と名のつく急な上り坂がある。 そこをのぼるとロッキード事件で有名な小佐野賢治氏の邸宅があり、イェー!でおなじみの高島忠夫サンの家がある。
 要するに、国分寺崖線の形成した崖の上のほうには、上流の人々が住む世界があった、と言っていいだろう。
 その国分寺崖線に沿ったような形で走っているのが、環八の一部なのである。

 私は坂の下に住んでいるので、環八を超えてどこかに行こうとすると、この国分寺崖線が昔から何かにつけ、なんとも忌々しい存在なのだった。
 番組では坂が急だとかやっていたが、実際この崖線の上に行こうとする坂は、ことごとく急な坂だらけなのだ。
 ホント、のぼるのに実に骨が折れる。
 車でのぼろうとすると、車がひっくり返ってしまうのではないかと思われるような傾斜の坂も、中には存在する。

 番組で最後に訪れたのは、東京23区では唯一の渓谷である等々力渓谷。
 ここの地質は粘土層が多く、小学校のころだったか、等々力渓谷の粘土を学校に持ち帰って、図画工作の材料にしたことがあった。
 そんなことばかりしていたらあそこの土がなくなっちまうだろうから今はやっていないとは思うが、昔は学校の授業も結構ほかの迷惑考えない系のことやってたんだなあ。

 等々力渓谷は桜の名所でもあり、小学校のころは写生大会でその時期になると行ったものである。
 と書いて今思い出したのだが、確かその写生大会って、4月の中頃以降に行ってたような記憶があるのだが。
 いまここの地域の桜って、だいたい3月終わりごろがピークで、4月の入学式に間に合えばいいかなくらいの時期なので、それを考えると、30年以上前の話だけど、あの頃からずいぶん温暖化が進んだのかもしれない。 いやどうかな。 昭和33年あたりの桜は4月の頭くらいだったとか何かで知っているので、一概に桜の時期が早まったとも断定はしかねる。

 話はローカルな個人的昔話にどんどんずれていっているが、等々力渓谷を形成した谷沢川が、実は多摩川から北西の方向に分岐して流れてできた、というのは、地元民の私も初めて知った。
 これって、すごく意外だった。
 つまりその番組に出ていたセンセイの話によると、いま等々力渓谷を流れている谷沢川は、昔は逆の方向に流れていたことになる。 それで、タモリサンが言っていたが、九品仏の、今は埋め立てられている散歩道のほうに流れて行ってたとは。 高低差無視の相当な水量だったってことだ。 それにしてもタモリサン詳しすぎ。

 ただ、私も長いことこの地域に住んでいて、谷沢川の川の流れというのが、いまいちよく把握できていないところがあるのだ。
 この川、番組にも出てきたゴルフ橋(昔ここにゴルフ場があったのだ)から地下水がわき出ていたほこらのあるところ(昔はここで行者が水を浴びていた)、つまりタモリサンたちが歩いていた方向に向かって、川が流れているのだが、そのすぐ先に、谷沢川が分岐するような箇所がある。
 昔はそこで、丸子川という細い川に合流していた気がするのだが、今はせきとめられており、そこから大田区のほうに支流が伸びていく。 丸子川は丸子川で、そこからすぐのところにある多摩川のほうに流れが行くのに、大田区のほうに流れていく川も、どうも丸子川らしい。
 いったい何のためにこんなややこしい流れにしているのだろう、と思うのだ。 洪水対策だろうか。

 ともかく、今回の 「タモリ倶楽部」 は、もう地元民の私にとっては、保存版決定!ですな。 「ブラタモリ」 も真っ青な、内容の濃さだったし。
 それにしても、今年(2009年)は空耳アワードやるの遅いなあ。 もう3月だってのに。 やんないのかなあ。

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  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

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    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

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    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

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    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

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    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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