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2009年4月22日 (水)

「世界ふしぎ発見!」 ヴィトンの話から…

 2009年4月18日のTBS 「世界ふしぎ発見!」 は、.ルイ・ヴィトンがテーマだった。

 フランスのヴィトンの工房にカメラが入るのは初めてだったとか。 意外なことに、ミステリーハンターの浜島直子チャンが最初に漏らした感想は、「革のような、木のような匂いがする」 というものだった。

 私、ヴィトンに関してはちっとも詳しくなくて、持ってるのはことごとくニセモノだった、みたいな、キーホルダーだけ本物だった、みたいな、どうしようもない論客なので、浜島サンの 「革の匂い」 は分かるけど、「木の匂い」 ってなんだ?と、いきなりいぶかってしまった。

 もともと、ヴィトンというのは、旅行カバンの製作から始まったらしいですな。 私がよく知っている革だけの作りのバッグは、派生的なものらしくて。 そこの工房では、様々なオーダーのカバンを作っているらしかった。
 それにしても、種類の多いのには驚く。
 私の持っていたルイ・ヴィトンのイメージ、というと、単なるブランド物、特に日本人が買いあさっている、というものでしかなかった。 だが、この番組を見て、そんなにチャラチャラしたものではなく、伝統に裏打ちされた職人芸の結晶、という無骨なイメージなんだなあ、と認識を改めさせていただきました。

 いきなり別の話になっちゃうが、クエスチョンのときに流れていた映像。 フランスの電車って、ちゃんと停車しないうちにドアが開くらしい。 列車がとまってないのに、乗客の皆さん、どんどん降りてっちゃうし。 ちょっとカルチャーショック。

 「世界ふしぎ発見!」 で面白いのは、こんなふうに、番組のテーマとは別のところで、興味深いものを見つける瞬間だ。 番組全体のコンセプトも、世界の地理や歴史など、分野にこだわらないことによって、マンネリ化を防ぐ役割を果たしている。 つまり、世界全体を相手にしている限り、ネタ切れ、ということが起こらないのだ。

 「世界ふしぎ発見!」 は、日テレとか裏番組で強力なものが出るたびに、視聴率の危機にたびたび見舞われている。 なのにここまで根気強く続いている、というのは、その切り口が、常に新鮮さを保っているからだろう。 もちろん、番組提供の日立サンの力も大きいが。

 そのほかにも、レギュラー陣の存在感の大きさ、ミステリーハンターの魅力、いろんな要因がこの番組を支えていると思うのだが、その積み重ねの結果、放送1000回を超える、テレビ界のひとつの財産に登りつめた印象がある。 日立サン、いろいろ経営も大変でしょうが、がんばってこの番組を支えてやって下さいまし。

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