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2009年5月 4日 (月)

「天地人」 第18回 どうしてこんなダメドラマを、見続けてしまうんだろう?

 アホみたいなドラマなのに、なんかまた見たくなる不思議な魅力を持った 「天地人」。
 2009年5月3日放送の 「義の戦士たち」 では、松本ちえこの 「恋人試験」 の歌詞じゃないが、65点くらいにはなった気はする(笑)。 まあ、わざと間違えてるわけじゃないんだろうが。 なに言ってるの?って、ちえこチャンがそう歌ってたんです(笑)。

 この 「天地人」 の説明不能な吸引力は、なんなんだろう。
 ダメなドラマの典型的なケースを見たくなる、ということなのか? そういうデバガメ根性というのは、悲しいかなちょっとはある。
 でも、少なくとも、見ていてムカムカしてくるようなドラマは、金輪際見てやるもんか、てことになるはずだ。 しかし、これだけムカムカさせられて、また見る気になる、いうのは、なんなんだろう。 理由が分からない。
 今まで主役なんてことがなかった直江兼続のことをやっているからだろうか?

 たしかに、上杉家というのは、戦国時代の 「負け組」 である。
 秀吉の覚えはよかったけど、関ヶ原で家康に負けて、最後は米沢に飛ばされる、というくらいの知識しか私にはないが、その過程を見たい、というのは確かにある。 「負け組」 の話をどう料理するのか、どうやって 「負け組」 の人生に意味を持たせ、肯定しようとするのか。
 たぶん、私はその興味で見続けているのだ。

 また、このダメドラマにもうひとつ興味をそそる点がある。

 このダメドラマに対して、役者がどれだけそれを感じさせない演技をするのか、という点だ。

 それが分かったのは、前回の松方弘樹サンと、鶴見辰吾サンの演技を見た時だった。
 凄い役者というのは、いくらそのドラマがダメであっても、演技力でじゅうぶん見せてしまうのだ。
 今回それを見せてくれたのは、魚津城を死守する覚悟を見せた、吉江宗信を演じた山本圭サンである。
 脚本がダメな場合、役者サンによっては、それなりの、悪く言えば 「見くびった」 ような演技をする人がいる。
 だが、設定がいくらムリムリでも、話がいくらムチャクチャでも、脚本家が言いたいことを二重にも三重にも膨らませて演技できる役者サンこそが、本当の 「大物」 と言っていいだろう。 役者は、視聴者に対して、余計なイチャモンを考えさせるスキを作っては、いけないのだ。

 エラそうな言い方かもしれないが、私はそう思う。

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