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2009年6月20日 (土)

「スマイル」 第10回 黙って見ていろ、ってことだったんですね

 「スマイル」 を見ながら、私がこれまで当ブログに書いてきたことと言ったら、やれ小栗旬クンは無駄死にだの、検察も刑事も憎々しくなる事情を描かないから薄っぺらだの。

 黙って見ていろ、ってことだったんですね。

 小栗旬クンが電話をかけて 「もうかけてこないでって言ったでしょ」 と言っていたのは、小栗クンの母親だったんだ。 てっきり私は、昔の女とか、思ってたけど。 あれじゃ、旬クン、さすがにかわいそうですよね。

 そのお母さん、法廷に、むかし旬クンが描いたという自分と息子の絵を持ってきたのは、自分の罪の意識を助長させるだけって感じもしたけど。
 しかも、それが松本潤クンのほうの罪の意識まで、思いっきりえぐりまくるわけで。

 見ようによっちゃこの母親、実に自分勝手で、衆人環視の中で自分の懺悔をするなど、なにを自己陶酔しとるのだ、と思えなくもない。
 だけど、ここはひとつ、この母親の心の痛みも、感じてあげる気持ちの広さを、ワタシ個人としては持っていたいなぁと、思ったりもするわけで。

 こんなふうに、こんなえげつないやり方はどうかなあと思うことが、このドラマを見ていてよくあるのだが、それでも、ここ数回の 「スマイル」 は、掘り下げ不足だとか思っていた部分がここでつながってくるんだ、という、ある種の 「ひざポン感」 がある。

 小栗クンの事情もそうだった。
 北見敏之サン演じる刑事が、昔外国人犯罪者から受けた仕打ちも、ありそうな話で、見ている側を納得させるにじゅうぶんな事情だった。

 そうして散らばっていた物語が集結するにしたがって、ますます輝きを増してきているのが、松本潤クンの演技じゃないだろうか。 個人的には、今回ようやく、松本潤クンの生きざまが、「壮絶」 になった気がした。 それは、自分が罪の意識にさいなまれる、という潤クンの演技が、これまでになく早川ビトと一体化しているように見えるためだ。 今回ラストで、たったひとつ咲いた花に涙を流す潤クンの演技には、このドラマで初めて気持ちを揺さぶられた。 えっ、遅いって?

 竜雷太サンという大物が、今までほんのちょっとしか出てこなかった不自然さが、来週の最終回に解消されるのだろうか。 それともこのまま、早川ビトは死刑になってしまうのだろうか。

 目が離せません。 すごいドラマになってきました。 最終回が一番盛り上がりそう、っていう話って、すごくないですかね?

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