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2009年6月 6日 (土)

「スマイル」 第8回 えっ?なに?そーなの?

 やっぱり死んじゃってましたか、小栗旬クン演じた林という男。
 いや、倒れてから、ちょっと動いてましたから、ひょっとすると、すんでのところで蘇るとかするかと思ったんですが。 病院に搬送されて助かる、とか。

 これで完全に、ビトクンは殺人犯ですね。 公共性に反するためか、ストーリーを隠すためか知りませんが、今日の新聞の、番組紹介の内容では、「ある行動を起こしたため指名手配となり」 とか、ヤケに奥歯にもののはさまったような書かれ方してましたけど。

 林クンも、ロクでもない人生でしたね。 あーあ。 もうちょっと、いい面もあるかと、思ったんですが。 最後まで救いようがなかったです。 これでは、林クンは殺されても仕方なかった、みたいな感じです。 殺される直前の林クンの言動には、まるでビトに自分を殺してほしかったようなところがある。 それじゃしょうがないか、って。 場合によっては人殺しも許される、みたいな描き方です。

 それにしても、あのなんとかとかいう刑事、ちょっと前頭葉がじゅうぶん機能していないんじゃありませんか?って、「MR.BRAIN」 じゃないって。
 機動隊まで導入して、旅館の人たちが出てきたら、中に弁護士の中井サンがいるってのに、窓を蹴破って強行突入。 どーしてそうオーゲサにやりたがる?と言いながら見てました。
 旅館の連中も、そりゃ警官を殴りつけて拳銃を奪って人殺しをした、という報道を丸ごと信じちゃえば、パニクるのは当然かもしれませんが、ちょっと大げさすぎません?

 そこから場面は変わって、中井貴一サンの打ち明け話が延々と始まって。
 いや、でも、だいたいは、分かってましたよアナタを見ていれば、みたいな内容で。
 
 このドラマを作っている人の言いたいことのひとつに、日本人の心に巣食う人種差別意識、というものがあるのは分かるんですが、こうした話の切り出され方には、ちょっと個人的には戸惑いを覚えます。
 なぜなら、人を殺したことの罪の大きさが、差別された話を延々とされることで、置き去りにされている印象を、見る側に与えてしまうから。
 や、意見には個人差があります。

 ここまでやけに、シラケたような書き方をしてきましたが、なんか、このドラマ、いたずらに過激さを煽っているような感じで、どうにも主人公たちに感情移入できないんですよ。
 そりゃ、こういう過激なものを見たことのない少年少女相手なら、道明寺クンのイメージがまだ強い松本潤クンに人殺しをさせれば、どんどん視聴者にショックを与え続けられるんでしょうけど。

 それでも、そりゃねーだろう、という警官隊の突入にしても、なんとかいう刑事の、ただいたずらに憎たらしいのにしても、ここ数日の、現実に起こった冤罪事件のニュース(菅田さんのヤツ)などを見ていると、そういうこともあるかもしれない、という点で、だいぶ演出過剰な点は、違和感を差し引きされている気がします。

 すると、物語はいきなり、このほど始まった裁判員制度を導入した、法廷ドラマにスイッチが入れ替わったような感じになって。

 えっ? なに? そーなの? 裁判員制度をやりたかったのこのドラマ?って感じ。

 だいたいその裁判員たちが、なんかマンガにでも出てくるようなキャラクターばかりで、著しく現実味に欠けるんですけど。
 ちょっと、今までのこのドラマの流れを、いきなり変えないでほしいなあ、と思うのは、私だけでしょうか?

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