« ファラ・フォーセットさんまで死亡 | トップページ | 「スマイル」 最終回 予想がついても、ラストはこうでなくては »

2009年6月26日 (金)

マイケル・ジャクソン追悼フジテレビ特番を見て

 マイケル・ジャクソンの死去を受けて、今日午後7時から9時までの2時間、フジテレビは朝の小倉智昭サンの番組をそのまま移植したような感じの特番を放送した。

 ゲストはデーブ・スペクター氏と、若い世代から眞鍋かをりチャン、ウエンツ瑛士クン。

 「スリラー」 のノーカット放送など、久々に見た気がする。

 その切り口については別にコメントする気が起きないが、私が強く感じたのは、かをりチャンとウエンツクンの、マイケルに対する認識に、私たちの世代との大きなずれが横たわっていた点だった。
 たぶん、このふたりは、今日放送された、「スリラー」 のノーカット版など、初めて見たことだろう。 そしてその凄さを、生まれて初めて体感したに違いない。 なにしろ、もう27年も前の作品なのだ。

 これは、我々の世代の責任だったのではないかと、ちょっと考えた。

 確かにマイケルは、問題の行動が多かったスーパースターだった。 ただ、我々は、その理解不能な部分ばかりを取り上げて、マイケルがどんなに偉大な業績を残したのかを紹介することを、きわめて怠ってきたのではないだろうか。

 今日私は、マイケルの死に関して書かれたブログをぐるぐる見て回ったのだが、そのかなりのブロガーたちが、「私は特にファンではないけど」、とか、「どうでもいい」 とか、そんな冷めたコメントをしていた。

 マイケルの最近のイメージと言えば、整形手術に失敗した、気味の悪いオッサン、というものでしかない。 とても悲しいことに。 彼のファンだと公言するのは、結構勇気のいることだ。 若い頃は聴いていたけど、今は御無沙汰、というブロガーたちも結構いたが、やはりそれも、彼が晩節を汚している過去の人、というイメージでしかないのだろう。

 もっと、テレビは、マイケルの業績をたたえる番組を、作るべきだ。
 以前はNHKBSでも、マイケル・ジャクソンPV特集、みたいなものをやっていた。

 「スリラー」 に関しても、今日見たノーカット版はアナログビデオそのままの画質で、このPVのデジタル処理されたものはないのか、はなはだ不満に感じた。 もっと、現代の若者の視聴に耐えうるような形で、このPVをよみがえらせるべきだ。

 眞鍋かをりチャンやウエンツ瑛士クンの 「今日をきっかけに、マイケルの作品に触れてみたくなった」 という感覚は、現代の若者にこそ持ってもらいたい。

 彼の作品に触れる正しいきっかけが、大きく閉ざされてしまっている現状を痛感した、今日のマイケル・ジャクソン死去に対する、若者たちの反応だった。

|

« ファラ・フォーセットさんまで死亡 | トップページ | 「スマイル」 最終回 予想がついても、ラストはこうでなくては »

テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/521783/45460728

この記事へのトラックバック一覧です: マイケル・ジャクソン追悼フジテレビ特番を見て:

» ファラ・フォーセットさん [日刊コラムニスト]
10年以上前にNHK教育テレビで見た映画なのですが、タイトルがわかりません。内容は... 10年以上前にNHK教育テレビで見た映画なのですが、タイトルがわかりません。内容は、末期の妻が、夫にぴったりな女性を探してから死んでいくというストーリーです。昔NHK教育テレビで夕方?お昼くらい?から映画をやっていた気がするのですが、そのことについてだけでもよいので情報お願いします。(続きを読む) SF映画?について SF映画?について今から25年程前、まだ私が幼かった頃、テレビで放映した映画?だと思... [続きを読む]

受信: 2009年6月27日 (土) 03時11分

« ファラ・フォーセットさんまで死亡 | トップページ | 「スマイル」 最終回 予想がついても、ラストはこうでなくては »