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2009年6月21日 (日)

「チューボーですよ!」 ニュートラルな貴乃花親方

 2009年6月20日 「チューボーですよ!」 ゲスト貴乃花親方。 メニューは、スパニッシュオムレツ。
 このメニュー、「チューボー」 には過去何回か出てきたことあるように記憶していますが、なんとなく一品料理としてはしょぼいなあ、という気がいつもします。 しかもゲストは、結構大物でしょ。 駆け出しのお笑いならいいのかもしれないけど。

 ただ、スパニッシュオムレツは、親方が17、8年くらい前のスペイン巡業で、本場のものを食べたらしくて、堺巨匠も、「やばいよ、今日肉じゃがにするか」(笑)。
 堺巨匠、続けて 「忘れてるでしょうそん時の味なんかもう」
 親方 「それがですねー、もう忘れられないくらいおいしかった(笑)」
 堺巨匠 「あんたもしつこい人だねえ(笑)忘れなさいよ!(笑)」

 貴乃花親方をバラエティで拝見するのは、なんか初めてなような気がしますが、ずいぶん落ち着いて、くだけてましたね。
 むかし、とても問題が次から次から出てきた時期がありましたよね。 どーしちゃったのかな?と思っていたし、インタビューに答える様子も、なんかピリピリして、人格が破たんしたように見えたし。
 この人、答えづらい質問をされると、大きく目を見開いて、眉間じゃなくてひたいにしわを寄せるような感じに、眉毛を上に持ち上げるようなクセがあるんですよ。 問題の渦中にいるときなんか、しょっちゅうこの表情をしていた気がします。

 でも、たかだかハタチくらいの若者が、若貴ブームなどという大フィーバーに巻き込まれ、周囲の圧力(だったんでしょう)で宮沢りえチャンと破局し、オフクロサンは離婚騒動を起こすし、ヘンな人には引っかかるし、兄弟不仲になっちゃうし、横綱の品格は保たなきゃいけないし、…いまさらながら考えてみると、…すっげえなあ。 こんなんで平常心保てってほうが、無理な気がするんですけど。

 ご長男が14歳ということで、枡田アナがS1のレポーターよろしく、「親方が相撲界に入られたのが15歳ということは、あと1年でその歳になりますけど」 と質問。 でも、長男ご本人に、どうもその気はないみたいです。

 番組では、ご夫人の河野景子サンが 「チューボー」 の第3回目にゲスト出演した時のVTRも流していました。
 1994年4月23日。
 ウワ、こんなだったんだ。
 セットとか。
 出だしも地味だし。
 「チューボー」 って、結構早い時期から見始めてますけど、さすがにこの時期は見ていなかったような…。 河野景子サンも、すでにフジテレビ、やめてたんですね、この時期。 VTRでは、お料理学校に通って花嫁修業をしているとか話してました。 堺巨匠 「あとはお相手ですね」 河野景子サン 「なかなか学校では教えてくれませんからね(笑)」

 ところがこの番組、当時すでに、親方は河野景子サンと、VTRチェックをしていたそうで。
 ま、どーでもいーんですが。

 「貴流 心氣体」 というダイエットの本を出されたらしくて。 番組では、巨匠と枡田アナも交えて、四股の実演もしてました。
 まず両足を大きく左右に広げた状態で立つ。
 そのとき気付いたんですが、枡田絵理奈アナ、ずいぶん足が長いんだなあ、この人。
 枡田アナ 「今これで自分の太ももを触ってみると、あの、かなりかたーく、筋肉が、張ってるんですけど。 ウワーコレ、つらいですねー」
 堺巨匠 「これで終わっていいですかあ?(笑)」
 片脚を高く上げる動作では、枡田アナ、よろけまくってました。 そりゃそーだ。 ハイヒールなんだもん。 しかし、その画面からはみ出すほどの極端なよろけよう、相変わらず見事に笑わせてくれます、枡田アナ。

 日本人横綱は出てきませんか?との巨匠の問いに、「稀勢の里っていうのは、もうじき大関になると思います」 巨匠 「稀勢の里っていうのはなに部屋?」 親方 「鳴門部屋です」 巨匠 「ああいうのって引きぬいちゃったりしないの?」 親方 「いや、あの、それは…(笑)」

 オムレツの返しでは、巨匠に比べて、親方のほうが、持つ手が危なっかしくて笑えました。

 このスパニッシュオムレツ、なかなかよくできたみたいで、枡田アナ 「おいしくないですか?すごく」 堺巨匠 「(枡田アナに)おいしくないです?」(笑)

 星は3つ。

 でも、これだけフランクに打ち解けていれば、お兄ちゃんとも、何の問題もないような気もしますけど。 まあ他人がどうのこうの言っても始まらない問題か。
 とりあえず、気持ちがニュートラルに戻っている貴乃花親方を見られて、なんかホッとしたようなところもあった、今回の 「チューボー」 でした。

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BOOKS

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    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ記事より抜粋)。 この上巻ではビートルズの祖先から遡ってリバプールで人気に火が付き始めたところまでが書いてあります。

  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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