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2009年6月 2日 (火)

「SMAP×SMAP」 2009年6月1日 メンバーの覚悟が見えた

 草彅クンが泥酔事件から1カ月ぶりに復帰した、「スマスマ」。
 スタジオライブ、という形式をとっていたので、冒頭の登場シーンの前から、会場に詰めかけたファンの女の子のなかには、泣きだすコが続出。
 ジャニーズファンに対して、とやかく言う向きもあろうとは思うが、彼女たちもあの事件以来、つらかったんだろうな、という目で、ここは見てあげたい。

 印象的だったのは、稲垣クンに話が振られた時、「これで2度目だから」 とか、そんな冗談ともつかないトークになってしまい、「いやいや、こんな話はよそう」、という流れになりかけた途端、木村クンが、「いや、もうこれからは、話しちゃいけないことなんかなくそう、話しづらいことも全部吐き出そう」、みたいなことを言った時だ。 録画してなかったからうろ覚えで申し訳ないが。

 その時、私は木村クンが、SMAPに対する、ひいてはジャニーズ事務所に対する、大きな危機感を表明した、と思ったのだった。

 おそらく木村クンは、世間のジャニーズ事務所に向けられた批判の目を、痛いほど感じていたのだ。
 そして、同じSMAPというグループからふたりも逮捕者を出してしまったことに、自分たちの甘えを、痛いほど感じていたのだ。

 草彅クンにしてもそうだが、今回の 「スマスマ」 からは、そんな、自分たちの存在意義さえ疑った、メンバーたちの苦悩を、私は感じた。

 彼らやジャニーズ事務所を攻撃したり、批判したりすることは、とても簡単だ。
 だけど、彼らは自らに課せられた、彼らの役割を、全うしようとしている。

 高いギャラをもらってないでふつうの社会人として暮らせ、という、彼らに批判的なコメントも、当ブログでは頂いた。
 だが、そんな高いギャラをもらえる、というのは、ひとつのシステムにすぎない、と私は思う。 高いギャラが成立しているのは、やはり私たちの生きる社会と一緒で、ほんの一握りの人間だけなのだ。 そして、彼らは、その地位に君臨した。 そこには事務所の力も、もちろん作用したかもしれないが、それは私たちの社会も一緒だ。 大会社に就職すれば、それほどの人間でなくとも、高給を取って威張ることができる。

 彼らが今回直面したのは、年齢的にも、自分たちがこの地位にいることが、これからいかに難しくなるか、という現実だろう。
 じゅうぶんお金をためたからいーや、とかいう気持ちでは、もうリタイアするしかない時期に、彼らはさしかかっているのだ。

 彼らにこれからも、まだまだ芸能界で、大きな役割を担っていこう、という覚悟があるのなら、今回の事件は、まさしく大きな転機となろう。
 今回の木村クンの発言や、メンバーたちの話を聞いていて、私には、彼らのその覚悟が、ちょっと見えた気がしたのだった。

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