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2009年7月 2日 (木)

「タモリ倶楽部」 浮世絵スター名鑑、それはいいとして

 2009年6月26日深夜(一部除く)の「タモリ倶楽部」 は、NHK大河ドラマ 「風林火山」 で武田信玄を演じた、市川亀治郎サンと、浮世絵コレクションを見る、というテーマ。

 それにしても、素顔の市川亀治郎サンは、ずいぶん痩せてて、フツーの兄貴という感じ。
 オーラも何もない、って言ったら失礼ですが、武田信玄の、あの 「動かざること山の如し」 みたいな貫禄が全くなくて、ちょっとびっくりしました。
 しゃべりもフツーで。
 そりゃ、あのドラマみたいなしゃべり方してたらちょっと異様ですけど(笑)。
 考えてみれば、「風林火山」 での亀治郎サンは、モロに歌舞伎調のしゃべりかたをしていた気がします。

 亀治郎サン行きつけの浮世絵画廊のオーナーは、意外なことに外人顔した坊主の男の人が登場。 名前はケン・キャプランさん。 ちょっと松平健サンに風貌が似ていて、さっそくおぎやはぎから突っ込まれてました。

 番組は、江戸時代の歌舞伎役者のスターたちを描いた浮世絵を次々登場させるのですが、何となく皆さんテンションが低い。 なんとか皆さん笑いに持っていこうとするんですが、なんか空振り気味に見えました。 こういう回もあるってことですか。

 いちばん笑えたのは、皆さん初版刷りとか、高そうな浮世絵を、ガンガン触ったあげく、「こんな雑に触っちゃっていいんですか?」 と訊いたら、ホントはダメだった、というところ。

 笑えるこた、笑えるんですけど。

 そりゃ、一枚200万もするようなやつを、指紋がつくような触りかたなんてご法度なんでしょうが、私がそれ以上に気になったのは、その浮世絵を前にして、皆さんべちゃくちゃ、ようしゃべっていた、ということ。 あれじゃ唾も飛ぶでしょう。 ケンさん、よく我慢していたと思いますよ。

 それに、番組最後で話が出てましたけど、浮世絵っていうのは、蛍光灯の光でも、焼けちゃうんですよ。 「ボンボン照明焚いちゃってますけど」 っておぎサン(やはぎサン?スイマセン、私どっちか分かりません)が笑わせてましたけど、これもケンさんにしてみれば、「冗談じゃない」 ってところでしょうか。

 テレビ制作者って、結構そういうところが、無頓着だったりするんですよ。 悪い癖ですね。 取材される相手のことを、心から気遣うことがない。

 なんでこういうことを申し上げるのか、と言いますと、実は我が家に、昔テレビカメラが入ったことがありまして。 照明器具のあまりの熱さに、カーペットが焦げちゃいまして。 スタッフはそそくさと撤収。
 「まあ、テレビに映るからいいか」、なんて、親は大目に見ていたみたいですけどね。 私は、「こいつら人の迷惑考えてねえー」、と思ったものです。

 「空耳」 は、今回低調でしたけど、安齋サンの絵が20号で200万で売れた、という話が、興味深かったです。 つーことは、1号10万スか? スッゴイですねえー。 あんなのが?って言っちゃ失礼ですが。 ま、オークションって言ってましたから、値段がつりあがった面もあるのでしょうが。

 浮世絵の話に戻りますが、もともと浮世絵なんてものは、江戸時代の庶民の娯楽ですから、現代みたいに法外な値段がつくことのほうが、ちょっとどうかしてる気もするんですがね。
 でも、逆に考えれば、これだけ上質な遊びを、江戸時代の人々がしていたってことですから。
 なんて贅沢な時代だったんだろう、という考えかたも、出来ますよね。

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