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2009年7月31日 (金)

「任侠ヘルパー」 第4回 本当に問題なことって

 「任侠ヘルパー」、毎回毎回重苦しい話ですけど。

  第4回は、詐欺師のヘルパー山田優チャンの話。

 優チャンの事情的には、ヤクザに借金を返すために老人たちに取り入って金をネコババした、というものでしたが、優チャンの開き直った言い分が、また法律的に 「縛り」 ばかりの、老人介護の問題をえぐり出していて。

 「テメーもおんなじことやっていたろーがよ」 と、インテリヤクザの仲間(普段はニヒルすぎるのに、チョーブチ切れてましたね、ビックリしました)になじられながらも、草彅クンは優チャンを、被害を受けた島かおりサンの前に突き出して、「オトシマエつけろ!」 と放置プレイ。

 つまり、自分の行動にやましいところがないのなら、あくまで悪いヤツのままでいろ、相手に申し訳ないと思っているんなら、土下座してでも謝れ、という、いかにも極道的な考え方でした。
 それにしても、第1回で草彅クンがやっていたことと今回の行動との矛盾点をあえて仲間に突っ込ませる、このドラマの語り口はウマイ。

 このドラマ、ヤクザの問題点置き去りの話かと思ったんですけど、社会的に問題のあるヤクザの側から見ても、筋の合わないことばかりの老人介護の問題点、この視点が新鮮なんですな。
 法律に触れているとか、暴力を伴っているとか、ヤクザの世界は決してほめられたものではないのですが、いくら法律にのっとっていようと、暴力がなかろうと、ヤクザ以上にタチの悪い話だろ、老人介護なんて、という主張を、このドラマの脚本家はしたいのではないか、とそう感じます。  そして、このドラマのうえで、草彅クンたちがヤクザでなければならない理由が、ここにある気がします。

 その脚本家の怒りの対象を代弁しているような存在の夏川結衣サン、今回はヤケにフラフラでしたね。
 なんだか感情移入してきました。 強気な女性が弱い部分を見せるのには、オッサンはそそります。

 それにしても、毎回暗ーい話なのに、視聴率がよくついていってる気がします。
 草彅クンの怖い役って、結構引き付けられるからかなあ。
 新境地ですよね。 草彅クン。

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