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2009年7月 3日 (金)

「永六輔サンの引き際について考える」 のココロだーっ

 6月30日付(2009年)の毎日新聞で、名前は明記していなかったが、明らかに永六輔サンのことを書いた投書が載っていた。
 その投書の大意は、なにをしゃべってるのか分からないのにいつまでも今の地位にしがみついていないで、後進に道を譲ったらどうだ、とまあ、スゲエミもフタもない言い方をするとそうなる(笑)。
 毎日新聞だけでなく、ほかの新聞にも同様の指摘をする投書が来ているらしい。

 確かにここ数年、永サンがご出演されているラジオを聴くと、言っていることの半分くらいしか分からない状態だ。
 その原因は、ご本人によれば入れ歯の不具合だというが、それにしたってその理由を聞かされ続けてだいぶ経つ気がする。 いくら治療してもちゃんと治らないのか、はたまた老化によるものなのか、真相としては不明である(追記 この記事以降は 「老化です」 とはっきりご本人が言うようになった)。 
 永サンは最近でも、実際脇腹を骨折したり、足をくじいたりと、一歩間違えば寝たきりのきっかけになってしまうようなケガをよくしていらっしゃるので、それも滑舌にどこか影響がある気がしてならない。

 もともと永六輔サンという人は、舌足らずなのに早口だ、というしゃべりの特徴があった。
 その早口の人が、入れ歯の具合が悪いという理由でろれつが回らなくなっているのは、実に痛々しく聞こえたりもする。 ご本人も、ゆっくりしゃべろうと心掛けてはいるそうなのだが、いかんせん長年のくせは、一朝一夕には直らないものだ。

 数日前、「大沢悠里のゆうゆうワイド」 を聴いていたら、毒蝮サンが突然永サンのことについてしゃべりだした。 「90のおじいさんだと思って聴けばいい」 とか、確かそんなことを言っていたと思う。 そういうのもどうかな(笑)、と思ったが、蝮サンの気持ちはよく分かる。 悠里サンも永サンを擁護していた。
 おふたりとも、永サンとは長い付き合いである。 TBSラジオは長寿番組が多いが、同じ時代をラジオで頑張ってきた同志としての気持ちが、永サンを擁護させるのだろう。

 私も、同じ気持ちである。
 私も、永サンのしゃべりを、ずいぶん長い間聴いてきた。
 いまさらそのしゃべりがなにを言っているのか分からなくなったとしても、その部分はこちらの想像で補ってやればいい。 分からないのだから交代すればいい、っていうのは、実にドライな考えだ。
 永サンのまともにしゃべれないのに文句を言わないのは、今まで長い付き合いをしてきた、礼儀というものだろう。 永サンのケースは、ラジオを聴く側の礼儀とか、人間としての温かさが、問われている問題なのだ。

 ただ、それでも私は、永サンに願わずにはいられない。
 一度本気になって休養をとって、入れ歯も脇腹も、徹底的に治されたらいかがですか、と。

 永サンが休めないのは、公演だとか、地方に呼ばれることが多いせいなのではないか、と私は考えている。 違ったらゴメンナサイだが。
 なんか、「土曜ワイド」 で永サンの一週間の出来事を聴くにつけ、この人って忙しすぎるのではなかろうか、と考えたりするのだ。
 今はやめてしまったらしいが、昔は自分宛てに来た便りには、すべて返事を書いていた、という永サンである。 そんな義理堅い人が、いろんな依頼を断れるはずがないではないか。

 ラジオを休んだことがない、ということを永サンはよくおっしゃっているが、ここはいったん、それにピリオドを打ってでも、ちゃんとお体を治されたほうが、いいように思う。
 なにを言っているのか分からない、なんていうこと自体が、ラジオのパーソナリティとしてのご自分のプライドに、さし障るのではないか、と。

 ご本人の事情もよく分からないで、推測に基づいてこうするべきだなどと書くのは、大変失礼だとは思うのだが、あえて書かせていただきました。
 永サンには、いつまでも元気で、ラジオに出てほしいのです。

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BOOKS

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ記事より抜粋)。 この上巻ではビートルズの祖先から遡ってリバプールで人気に火が付き始めたところまでが書いてあります。

  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
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  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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