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2009年9月26日 (土)

「ダメージ2」 最終回、これからって人は、絶対読まないで!

 おことわり この記事において、細かい点において認識の誤りが2か所ほど発生しているようでありますが、あえてこのまま掲載いたします。 なにぶん間違っているかどうかの確認が取れないために、安易に訂正が出来ません。 ご指摘を下さった方には改めてお礼申し上げるとともに、不誠実な対応を何卒ご了承いただきたいと存じます。




 いやいやいやいや、なんと言ったらいいのか、「ダメージ2」、最終回。
 あまりに話がどんでん返されまくりで、そういうことかよっ!の連続。
 こうなると、見ている側は、ただひたすら、物語の語り手に、翻弄されるしかありません。

 いや、なんかグレン・クローズ演じるパティ・ヒューズが、どうもこのセカンド・シーズンでは、しおらしすぎると思ってたんですよ。 それが、ラストで、こうまで凄いことをやらかすとは…。
 ファースト・シーズンでは、パティはエレンを、ホントに新米のヒヨっ子程度にしか見ていませんでした。 それがセカンド・シーズンでは、結構いろんな仕事を任せるようになってきたと思っていたんですが、…やはり、それはフェイクだったわけですよね。

 このセカンド・シーズン、エレン・パーソンズが冒頭から誰かを殺したみたいだったんですけど、それがパティだということがだんだん分かってきて…、でも、あっ、いやいや、ここを言ってしまうと、…あ~だけど言いたい!

 こうなりゃネタバレしまくりますけど、これから見ようってヒトは、この先絶対読まないでください! 話がチョーつまんなくなります!

 結局、パティがあの黒人のフィクサーと取引したこと自体が、パティの仕掛けた罠だったわけで。
 それに、またあの、トムですよ!
 あんにゃろー、ファーストシーズンに引き続いて、まただましやがって!…あっ、ただ今不適切な表現がありました、スミマセン。 でも、パティとの大ゲンカとか、自分が解雇された事務所に警告に来るとか、ふり返って考えてみると、はて、あれはなんだったんだ?と思うんですけど。

 それにあの、エレンの銃撃にたどり着くまで、話がどうも錯綜して分かりにくくて。
 どうして司法長官と裏取引をするのに、パティがエレンのホテルまでわざわざ裏金を抱えて出向かなきゃならないのかが、イマイチつかめなくて。
 それもこれも、罠のためだったんですね。 しかもFBIやらその黒人のフィクサー(名前もよく覚えとりませんが)まで一網打尽にするための罠だったとは。
 このラストの見ごたえは、まさに圧巻でした。 何かを考えさせるとか、そこに作り手の言いたいことを感じるとか、そういう物語とは違う、純粋に話の面白さで引っ張る作りになっていました。 実にアメリカ的、とも言えるのではないでしょうか。

 エレンに近づくウェスも、最後までどう動くのか分からなくて。
 エレンとパティの事件が起こるその寸前、エレンの部屋の真向かいに陣取ったわけですからね。
 まさかパティをやったのは、この男なんじゃないだろうかと思いながら、見とりました。
 なにしろ、このウェスという男、デービッドを殺したなんとかっていう刑事に、エレンを殺すようしつこく言われていたのに、その刑事を撃ち殺しちゃったんですからね。
 そんなにエレンのことを思っているのなら、エレンに間違いを起こさせないように、パティを代わりに殺しちゃうとか、考えたわけですよ、こっちは。

 エレン・パーソンズは結局、パティから、婚約者のデービッドをピートおじさんに殺すよう頼んだのが自分だと聞き出せばよかったらしくて、バンバン撃ったのはFBIの監視モニターだったのが分かって、ほっと一安心。
 ただそこまでのセリフが、セカンドシーズン冒頭から、何度も目にしていたけど、こうやって見ると、何となくパティに向かってしゃべっているようには、なかなか見えなくて、ちょっと不自然なつながりだったかな、という気はします。

 いずれにしろ、ラストでこういう意外極まるどんでん返しを見せられたのは、映画 「スティング」 以来かなあ。 ファースト・シーズンでも、ここまで意外な結末では、なかったですよ。
 まあ、あまりにどんでん返ししすぎて、強引なつじつま合わせかな、ワケ分からなくなっちゃった、みたいな部分もありますけど。

 「ダメージ」、どうも続編が、また作られるらしいです。 パティがトムに、「エレンは帰ってくる」 と話してましたから、帰ってくるんでしょう。
 だけどパティも、今回の件では、夫も息子も側近も失う、さんざんの展開でしたね。 サード・シーズン、ある意味人生のリセットを強いられたパティ、ますます仕事一筋になってしまうのでしょうか。

 しかしまあ、だれーも信じられなくなりますよ、このドラマ見てると! セカンド・シーズンでいちばんウラオモテがなくて分かりやすかったのは、結局、ワルモノのケンドリックでしたね!

 そうそう、ファースト・シーズンのワルモノだったアーサー・フロビシャー。
 すっかり道化役になってしまって(笑)。 あの人が出てくるたび、なんか笑っちゃうんですよ。 最後も健康ランド?みたいの作ってましたよね、いやータフだなあ、この人(笑)。 なんか、このドラマでいちばん憎めないヤツ、ですよね。

 最初このドラマ、短期間で集中放送するNHKのやり方が、ちょっと納得できなかったんですよ。
 どうして週イチでやらないのか。 なんか、レギュラー放送扱いされてなくて、ずいぶんぞんざいな放送の仕方だな、と。
 でもかえって、こうして集中して見せられたほうが、物語を忘れずに済んで、よかったかな、という気がします。 いや、結構 「前回までのあらすじ」 の出来がいいので、カギとなるシーンはそのつど思い出したりできてたんですけどね。

 ああ~、こりゃでも、サード・シーズンも、期待しないわけにいかないなあ…。

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コメント

はじめまして。
 ダメージ2最終回が急展開で終わり、よくわからなかったので検索してたどり着きました。少し、すっきりしました。あの終わり方は推理小説ならおきて破りのような気がしました。見たこともない人物が最後に出てきて一件落着みたいな感じで。
 エレンとウェスの描き方はおもしろかったです。ちょうどパティにとってのピートおじさんのようで、結局エレンを守る役柄になったんですね。なので、3でウェスは殺されるかも。
 見終わって「イブの総て」という映画(1950年、だいぶ古い)を思い出しました。エレンもパティのようになっていくのかな。シーズン3に期待しましょう。
 ありがとうございました。

瑛九さま
コメント、ありがとうございます。
いや、私も結構、分からないところがありつつ見ていた方なので、瑛九サンと、あまり変わらないと思います(笑)。

ピートおじさんは、今シーズンでは、いちばんカッコよかったと思います。 ともすれば裏切りばかりのこのドラマのなかで、唯一パティへの忠誠を守り通した男、でしたよね。

エレンは、デービッドのお墓の前でウェスとの仲を報告してましたよね。 でも瑛九サンのおっしゃられるように、幸せになろうとすると、何かあるからなあ、このドラマ(笑)。

「イヴの総て」ですか。 してみると、パティはベティ・ディヴィスで、エレンがアン・バクスター、といったところでしょうか。 エレンがそのうち、ヒューズ法律事務所を牛耳ってしまう、というのも、面白い気がしますよね。

では。 ありがとうございました。

はじめまして。昨日、DVDにて見終わりました、シーズン2。
電力会社の公害垂れ流しと株価操作を暴くために戦ったはずが
エレン自身の敵討ちもあり、またプロビシャーも出てきて、政界やら警察にもみんな裏があり
例のごとく時系列がメチャクチャなので大混乱して、「ダメージ2 ネタバレ」で検索してここにたどり着きました。
ちょっとスッキリしました。

一度、ちゃんと時間の流れどおりのを見せてほしいもんです。
それにしても、誰も信用できませんね。
エレンはもう穏やかな生活を選べばいいのに
「きっと帰ってくるわ」だから…。

シーズン3は9月放送だそうですね。
BS見られないので、またDVDで見ることになりそうです。

マイティ様
コメント、ありがとうございます。

はは、ずいぶん昔の話なので、話を忘れてしまってました(笑)。 自分の書いた記事を読みながら、こんな書きかたでは分からんなあ…と思いつつ(笑)、だいたいどんなドラマだったか、ちょっこし思い出しました。

私の場合は、過去の場面になると画質が若干変わるので、それを目印に見ているのですが、あまりに目まぐるしいとやっぱりワケが分かんなくなってしまいますよね(笑)。

シーズン3、9月放送ですか。
確かシーズン1はNHK総合の地上波でもやっていたと思うんですが、いきなり深夜にやってたりなんかするので、見逃してしまうのかも知れないですね。

≪ エレン・パーソンズは結局、パティから、婚約者のデービッドをピートおじさんに殺すよう頼んだのが自分だと聞き出せばよかったらしくて


さっき最終回を観た者です。

パティは「ピートにあなた(エレン)を殺してほしいと言った」と言っていましたよ。

デービッドを殺すよう仕向けたのはフロビシャーですね。

えろえろ様
コメント、ありがとうございます。

スミマセン、なにぶんずいぶん昔の話で記憶があいまいになっており、ご指摘を受けた部分について詳しく議論することができません。 もう一度ちゃんと見れば、私がこの記事に書かれていたことをどうして感じたのかが、分かるのですが。

いずれにしても話がかなり分かりにくい、というのが私のこのドラマに対する見解です。 かなり適当なご返答になってしまい恐縮ですが、なにとぞご了承いただきたい、と存じます。

エレンたちが買収しようとしていたのは「司法長官」ではなく、判事です。

細かい事だけど、意味合いが違ってくるのであえて指摘させていただきました。

おたふく様
コメント、ありがとうございます。

おたふく様のご指摘、誠にありがたく思っております。
本文冒頭にお断り文を挿入いたします。

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BOOKS

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ記事より抜粋)。 この上巻ではビートルズの祖先から遡ってリバプールで人気に火が付き始めたところまでが書いてあります。

  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
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    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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