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2009年9月 8日 (火)

「音楽寅さん」 2009年9月7日 山中湖野外ライヴ!

 「音楽寅さん」 9月7日は、スペースシャワーTV主催で2009年8月28日~30日まで、山梨県山中湖交流プラザきららで開催された、野外ライヴの模様。

 内容的にはなんのひねりもないので、特にこまごまと書くことはありませんが、オッサンは最近歳のせいか涙もろくて、「栞のテーマ」 や 「希望の轍」 のイントロを聴いた途端、もうウルウル状態。

 このライヴ、「桑田佳佑&SUPER MUSIC TIGERS」 という特別編成バンドで、ハラ坊や松田弘サンも参加した、「半分サザン」 状態。 ハラ坊が参加した 「スキップ・ビート」 なども感激しましたが、なんと言っても、「栞のテーマ」 ですよ。

 「栞のテーマ」 は、サザンがいちばん不遇の時代、「タイニイ・バブルス」 から 「ステレオ太陽族」 のころに発表された曲で、個人的にはこの時代、桑田サンの才能の、第1期ピークだったように思っています。
 たしかあの時代、サザンは表向きの活動を全部ストップして、シングル盤を次々出していた時期だったと思うのですが、そのシングル曲のクオリティの高さとは別に、チャート的にはほとんど見向きもされず、なんでこんないい曲がチャートインしないんだと、すごく腹立だしかったことを覚えています。

 その連発されたシングル盤の一部。
 「涙のアベニュー」
 「忘れじのレイド・バック」
 「シャ・ラ・ラ」
 そして、「栞のテーマ」。

 これらは、桑田サンの全キャリアのなかでも、間違いなく上位に入る曲群です。
 却って、これらの曲のあと、テレビ復帰を果たして大ヒットとなった起死回生のシングル、「チャコの海岸物語」 のほうが、どうでもいいような曲に、当時は思えたものです。
 「チャコ」 も、思い入れは強いですけどね。 確かこの曲、「サザンオールスターズVSツイスト」? ってテレビ番組で、サザンがようやく本格的な活動を再開する、その第1曲目、みたいな紹介のされ方で見たのが最初です。 歌い方がヘンだなあ~、とか。 これでサザンがメジャーに復帰できたので、とてもうれしかったですけど。 個人的にはその前のシングル信奉者でした。

 桑田サンの曲を、歌詞という側面から見た場合、英語と日本語のミックスという才能以外には、取り立てて特筆すべきものが、見当たらない気がするのですが、なんなんでしょうね、意味として決してつながってはいないような歌詞に、ものすごい説得力を感じる時があるんです。

 これは、もしかしたら、自分の恋愛経験からくる切ない思い出に、桑田サンの書く詞が直接リンクしてくるせいなのかもしれません。
 じっさい 「シャ・ラ・ラ」 などを聴くと、1980年当時の情景が、まざまざとよみがえってきます。 これは、桑田サンの書く詞の力ではなく、当時よく聴いていたから、という理由からかもしれません。

 だけどそれだけでしょうか。
 例えば、「忘れじのレイド・バック」 の出だし。
 「オレをとろかせる女でいてよ」
 「シャ・ラ・ラ」 の出だし。
 「なにするにせよそっと耳元で語ろう」
 「栞のテーマ」 の出だし。
 「彼女が髪を指で分けただけそれがしびれるしぐさ」
 この一言で、恋人同士がどういう状態なのか、すぐに分かってしまいませんか。
 桑田サンの書く詞には、ワンフレーズだけでも、その状況が把握できてしまう 「情念」 みたいなものがある。 くしくも、これらの曲では、「言葉じゃない」 という一貫したテーマがある気がします。

 だから、「栞のテーマ」 などを不意に聴いてしまうと、涙ダバダバになってしまう。
 言葉とかの理屈じゃないんですよ。

 なんにしても、活動停止したはずのサザンオールスターズの、半分を見られただけでも、大満足でした。 若い世代にも、どんどん聴いてもらいたい音楽ですよ、サザンオールスターズの音楽は。

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