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2009年9月15日 (火)

「佐野元春のザ・ソングライターズ」 スガシカオ(前後編)

 今回の 「ザ・ソングライターズ」、ワタシ的にはほとんど専門外のスガシカオサン。 失礼ながら、SMAPの 「夜空ノムコウ」 を書いた人、くらいの認識しかなかった。
 年齢が、私と1つくらいしか違わないことに、まず驚く。
 だからかどうか分からないが、見ていて時々、ぶしつけながら、感覚的に私と似ているところがあるなあと思った。 まあ、こっちはそんな才能なんか無論ないのだが、モノの考え方みたいなものが。

 この講義を終えたあとの感想を求められたスガサンは、歌詞の説明をするのは言い訳がましくて絶対話したくなかったんだけど、というような話をしていた。
 私も、自分の書いた詩に説明なんかしたくない気持ちがある。 言いたいことは全部この中にぶち込んだ、それについて説明をするのは敗北に等しい、と思っているようなところがある。 ただ自分はサービス過剰人間なので、求められればハイハイと訊かれもしないことまで話してしまう(笑)。 そのせいでいつも失敗ばかりしているのだが(泣)。

 まわりにある音楽が、ウソっぽいものばかり、ラヴ・ソングばかり、ということにスガサンが強い違和感を感じていた、というくだりもそうだ。

 「なんでこんなウソみたいなことばっかり、夢物語歌ってて、みんなそれでいいんだろう?って、すごく思ってたから、もっとこう、エッジの効いたリアリティのある言葉を、ガンガン出したかった」
 「ラヴソングを書きたくなかったんですね。 アルバム10曲あって、全部ラヴソングだったりすると、コイツどんだけラヴソングなんだよって(笑)思っちゃうんですよ」

 話はずれるが、私が10代のころ吉田拓郎サンに惹かれたのも、私自身の胸のなかにあった不満とか苛立ちとか怒りとかいうものを、いちばん肌で感じることのできる歌を、拓郎サンががなりまくっていたからだった。 チャラチャラしたウソっぽいラヴ・ソングにウンザリしていたせいとも言える。

 そう言えば、私がスガサンの歌で唯一知っている 「夜空ノムコウ」 も、ラヴ・ソングと言うには、ちょっと躊躇する。 「あれからぼくたちは何かを信じてこれたかなあ」 という一行は、アイドルグループが歌うには、あまりにも深すぎる内容だった。
 この歌こそが、SMAPの存在意義を確定した歌であるとさえ、私には思える。
 それまでのSMAPは、従来のアイドルグループとはちょっと毛色の違う、「生活者」 タイプの歌を歌っていたように思うのだが、「夜空ノムコウ」 は、「同世代の代弁者」 としての存在に、SMAP自身を押し上げたような気がするのだ。 これはスガサンの、リアリティを求める姿勢のもたらした副産物だったと言えるのではないだろうか。

 「詞の書き方がふた通りあって、すごいこういうことが言いたいとか、こう思ってるってことを、こういうことを書こうと思って書くやりかたと、全然こう、自分じゃない誰かに書かされているやりかたと、ふたつあるんです」
 「『いいなり』 は、完全に無意識で書いている。 『リンゴジュース』 は意図的に書いてます。 『リンゴジュース』 は、ちょうど日韓友好のなんとか年の始まり、というころで、(略)急に社会がこう、友好だ友好だみたいなことになって、『そんなに人って変われるのかな』 みたいな。 表面だけで変わっても絶対になんかこう、グズグズしたものが起こるだろうなって、それをナイフに例えて書いてみた」
 その 「リンゴジュース」、その 「ナイフ」 という言葉が問題となり、一時放送禁止になった時期もあったらしい。 比喩のつもりで書いた言葉が問題視されてしまう世の中の 「不穏さ」 を、その時スガサンも直に感じ取ったのだろう。

 「誰かに書かされている感覚」 というものは、クリエイティヴにかかわっている人なら、誰でも経験するだろう感覚だ。 それは、極度の没入状態と言えるものだが、それには自分がこれを表現したい、という極端な情熱が不可欠だ。 人によってはそれを、何かが降りてくる、と表現する人もいる。
 私の場合も幾度かそういうことはあったが、どうも才能のない人間には、才能のないものしか降りてこないようである(笑)。 あとから読み返すと、なんじゃこりゃ?というものが多い(笑)。 そのブッ飛び加減がいいと、最高なのだが。

 スガサンの書く詞に 「寛容」 という大きなテーマを見てとった佐野サン。
 「(寛容というテーマは)すごい出てきますねえ。(略) 自分に罪の意識が、たぶんいろいろあるんだと思いますね。 たぶん罪の意識がない人はいないと思うし、(ない人は)ソングライティングにあまり向かわないと思うんです。 だからぼくも人一倍罪の意識が強くて、それのひとつひとつが許されたんだろうかと、常に詞を書くときに自分と向かい合うと、常にそのことを考えちゃう」
 佐野サンは、しきりにこの言葉に共感していたようだ。

 創作活動の一環として、自分の行動範囲内にICレコーダーをそこかしこに置いてある、という話も面白かった。 ただそこに録りだめしておいたものを実際に使うことは滅多にない(笑)とか。
 「いつ才能が枯れるか分からない、みたいな恐怖って、常にあるじゃないですか。 だから、才能が枯れちゃったときに(笑)、明日枯れるかもしれないから、枯れてない今日何か、ためておこう、みたいな、そんな強迫観念みたいなものでただ録っているだけなんです」
 この強迫観念、分かるなあ~。 詩が書きたいのに、言葉が出てこないのって、恐怖ですよ。 私もいちおう。

 そのほか前半で印象的だった話は、「太陽はまともに見たことがないけれど、月はじっと見ることができる」 とか、「裏拍にいちばん強い言葉を置いてグルーヴ感を決める」 とか。

 後半では、渋谷のスクランブル交差点の写真から、短い詩を書いてみる、という課題に、会場の学生と共に取り組む。
 正直なところ、スガサンの詩より、よほど学生たちの詩のほうが、刺激的なものが多かった(スイマセン)。
 それにしても、詩など書いたことがないとかいうわりに、ものすごいものが多くて、私もちょっと、焦ってしまった(汗)。
 いくつか紹介する。

 「風」
巨大な壁に圧倒されて肩身の狭い線がたたずむ
36度の波にもまれる クラゲはどこに行くのだろう
シマウマのようなラインは
誰かが 走り出すのを拒んでいるというのに
かたい地面の上で 風はそれでも
自由に吹きぬけてゆく

 「スクランブル」
すれちがう
すれちがう
本当はちがう
つながりたい

 「(無題)」
ハゲ メタボ オヤジ
日ガサ ばばあ
ケータイ 中毒者
邪魔なんだよ ボケッ!!!

 「水晶の舟」
彼と Jim Morrisonに
通じる言葉さえない午後
水晶の舟は
割れて ウイスキーに沈んだ

 「都会での生きづらさとか、閉塞感とか、圧迫感とか、そういうことを主題にしちゃうと、なんかこの写真には勝てないかな、とちょっとぼくのなかにあって。 どっちかっていうと、読んだ時に、その裏側とか、さらにその裏側とか、全然違うところから書いて」 いる人の詩をピックアップした、というスガサン。
 私がここで感じたのは、対象物に対する、スガサンのアグレッシヴな姿勢だった。
 この課題の写真に 「勝とう」 とする姿勢。
 そのスガサンは 「自分が許されるか許されないか」 という前回からの 「寛容」 というテーマを念頭に置いた、次のような詩を書く。

 「ウソツキ」
"この写真の中に ぼくがいます"
そう言ったら、君は探してくれるでしょうか?
"もう 探したよ。"ってウソをついてもいいよ
ぼくも同じくらい ウソツキだから

 門外漢の私が言うのも変だが、この詩もスガサンっぽい、と思えたのだが。

 学生からの質問にも、興味深いものが多かった。 それに対するスガサンの答えには、いちいち共感してしまう。
 「題名」 にかんする話。
 「タイトルっていうのが一番苦手で(略)でも考えてみたら、タイトルで一言でまとめられるんだったら詞書く必要ねえじゃねえかみたいな(笑)」
 「カタカナ」 でわざわざ書くことについて。
 「カタカナを使うのは、匂い消しです。 漢字とか象形文字なので、ぼくらが経験しているいろんなものとか生活の匂いとか全部漢字の中についてるんですね。 ひらがなもぼくそうだと思いますけど、どうしてもその匂いと分けて使いたい場合に、カタカナに 『逃げる』 んですね」
 神様を漢字で書くことについて。
 「特定の宗教は信仰してないので、ぼくの場合はかなり、得体の知れない、自分の中にある、良心みたいなものだと思ってるんですね。 だから、そこには嘘もつけないし、絶対的に怖いもので。 (略)(その良心というものが)たぶん、後ろめたい気持ちで生きているぼくには神的な存在に見えるんだろうと」

 冒頭にも書いたが、私が思春期だった80年代に流行っていた音楽は、当時とてもチャラチャラしているようにしか思えなかった。
 拓郎サンのがなりたてるような、本音を前面に出した曲は、その当時受けなくなっていた。
 世の中はスタイリッシュなものに雪崩を打ち、バブルに浮かれ、軽薄短小の時代となり、暗いもの、まじめなものが疎まれるようになっていた。
 私はそれが、とても不満だった。

 私と同年代のスガサンも、同じようなことを考えていなかったろうか。 「ウソっぽい歌ばっかりだと思っていた」 というスガサンに、はばかりながら、私は自分と同じ匂いを感じるのだ。
 そのスガサンがそんな風潮に疑問を感じ、自分なりの言葉を見つけ、世の中に向けて発信するようになったことは、ミュージックシーンにとっても、とても有意義だったように、思えるのである。

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コメント

はじめまして、YUTAと申します。

ずいぶん詳細にレポートされてますね~。
スガシカオっ子の僕としても"うそつき"の歌詞は完全にスガシカオですよ。

YUTAさま

コメント、ありがとうございます。
おほめにあずかり、恐縮です。
トラックバックを頂いたYUTAサンのブログ、拝見いたしました。
いや、かなり深い洞察をされていて、感服いたしました。 私なんか、ただ細かく書いているだけですから(笑)。

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» 【自分の感覚を信じる強さ】"ザ・ソングライターズ Vol.7 スガシカオ"を見た [社会起業家を目指すコンサルYUTAのブログ]
今回はちょっと毛色の違う話をします。 僕はスガシカオが好きです。 成人してから彼の音楽と共に成長してきたと言っても過言ではありません。 他のアーティストが描かない人間の本能、卑しさ、狡さみたいなものを、 真正面から歌っているのに重くなりすぎない、時には滑稽に...... [続きを読む]

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    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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