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2009年10月21日 (水)

「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」 中島サンとの関係って

 最後のツアーの中止から初めて(?…たぶん)の、拓郎サンのラジオ出演となった、2009年10月20日ニッポン放送、「オールナイトニッポンGOLD」。
 別記事でもちょっと書いたのだが、その最後のツアーのライヴ盤を出すそうで、これまでのライヴ盤ではカットが当たり前の、観客の話し声だとか、MCだとか、ライヴ終了後の様子だとかを入れまくった、常識を塗り替えるものらしい。
 タイトルも、「18時開演」 という、お店に行って 「18時開演下さい」 と言ったら 「うちはチケット売ってません」 と言われそうな(笑)、と拓郎サンが自画自賛しまくる、ヘンなタイトル。

 ツアー中止の時には、体調も5、60点だったらしいのだが、いまは100点だと。 夏の暑い時期に、ちょうど体調の悪い時が重なってしまった、というようなことを、拓郎サンは話していた。

 100点、と胸を張るだけあって、この日の拓郎サンは、全開バリバリの元気さ。 あまりにそのしゃべりが溌剌とし過ぎて、とてもじゃないが63歳とは思えない。 30年前の放送みたいな錯覚を覚えた。 …ちょっと2件前の記事と、内容が重複してます(笑)。

 別記事と内容の差別化を図りたいと思いますが(笑)、番組開始1時間半、午後11時半あたりから、声のメッセージをくれたのが、あの中島みゆきサン。 傍らで、瀬尾一三サンも話していた。
 3年前のつま恋コンサートでサプライズゲストとして登場した時のことで、未だに引っかかっていることなどを話していた。
 拓郎サンからハグをされた時に、あまりに力が強くて、サバ折り状態になってしまった(笑)とか、そのライヴ終了後にパーティがあって、そこの食事がおいしそうだったのに、無理やり帰らされた(笑)とか。 瀬尾サン、そのときのメニューは覚えていないけど、とてもおいしかったと(笑)。
 拓郎サンはそれを聞いて、あの時はいろんなテレビ局とかたくさん集まってて、中島がそういうのが苦手だろうなと思ったから帰したんだ、オレの優しい気持ちが分からないのか!(笑)と反撃。

 それにしても、拓郎サンは中島サンの 「悪女」 を一緒にステージでやりたいらしくて、「悪女をバックでやらせてくれよ…って、…ワッハッハッ!違うって!(笑)」 と、自分で言っといて大ウケ(笑)。 「そうだ来年は、中島がツアーやったら、どこかにもぐりこんで 『悪女』 をやらしてもらおう、これを来年の目標にしよう」 と、冗談ともつかない決意発表。

 そこで拓郎サンが弾いたのが、「悪女」 の替え歌。

 「マリコの部屋でー、マリコと交尾ー」(笑)。

 元ネタがアルフィーの坂崎サンのものであることをバラしていたが、この替え歌、個人的に、とてもなつかしくて。
 拓郎サンもよく覚えていたなー、と思って。
 感動したっ!(笑)

 1982年1月1日深夜(1月2日)、拓郎サンの 「オールナイトニッポン」 で、当時まだメジャーではなかったアルフィーがゲストで、新年会を兼ねたような、ハチャメチャな放送をやっていて。
 「どーせ元日の夜だから、だ~れも聞いちゃいないだろう」(笑)という拓郎サンの判断のもと、全員が酔っぱらいまくりの(?)放送だった。
 あまりに腹のよじれるケッ作な放送だったため、カセットテープに録音しておいた。 なんべん聞いたか分からない。 そこで坂崎サンが歌ったのが、「マリコと交尾」 だったのだ(笑)。 ちょっとほんの一部、抜粋してみる。

 高見沢サン 「♪マリコの部屋でー、マリコがいたらー、またまたマーリコー、ミエコの部屋でー、ミジコ(?)がいたらー、トモコはいないー、ミエコ」
 坂崎サン 「(こうせつサンのモノマネでセリフ)ミエコが出てきてねオイチャンの新曲がミエコっていうねえ、♪ミエコー、ミエコー(笑)…♪ミエコの部屋でー(笑)」
 高見沢サン 「♪ミエコの部屋でー、ミエコの部屋でー、ミエコの部屋でー、ミエコが見ーえたよ~」
 坂崎サン 「(ここでいきなりサビ)♪ あーくーじょーになーれーばトロロロヨヨヨヨトーロロー」
 高見沢サン 「♪なみだーがーぽろぽろぽろーとー、あくーじょー」
 坂崎サン(高見沢サンかな?)「……アクジョートオーッ!」(当時流行っていた映画「悪霊島」のことです)(笑)
 ここで拓郎サンから、「なんだそのアクジョートォーって?」(笑)と振られて、「アクジョートオーって言ったらあれっスよ」 と、「悪霊島」 のテーマ曲だった、ビートルズの 「レット・イット・ビー」 を弾き出すのであるが、酔っぱらっているせいか歌詞がグダグダで(笑)。 高見沢サン 「ホェナファイマイファイマイファイマイー、ファイマイ、…なんだっけー(笑)」 そこで比較的マトモだった桜井サンがちゃんと歌い出す、…という(笑)。 拓郎サンは終始、笑いっぱなし(笑)。 このあと坂崎サンが 「ディグ・イット」 を流れで(笑)歌うのだが、「BBC!TDK!FBI!ディギッ!ディギッ!…(裏声でジョンのセリフを真似て)アイハブジョージハリソン」 高見沢サン 「(笑)ちょっと待て」(笑) …TDK!って(笑)。 アイハブジョージハリソンって…(笑)

 高見沢サン 「♪マリコの部屋でー、マリコと交尾ー(笑)」
 拓郎サン 「ちょっと待て(笑)、その歌はよくない、『マリコと交尾』って(笑)」
 坂崎サン 「どこのマリコだよ~」
 高見沢サン 「葛飾だろうって」
 坂崎サン 「葛飾のマリコかぁ~」

 こうしていまあらためて、このテープを聴きなおしたのだが、どうも 「マリコと交尾」 を歌っているのは、高見沢サンのようだ。 当時はだれが坂崎サンで、誰が高見沢サンなんて、分からなかったからなあ。 まあ、アルフィーの場合もネタ化(笑)(拓郎サンの話とまた重複してしまいますが)しているケースが、まま見られるので、 「交尾」 は坂崎サンのネタかもしれないが、当の坂崎サンが 「どこのマリコだよ~」 と高見沢サンにこのとき訊いているので、高見沢サンが元ネタなんじゃないだろうか。

 話は戻って。

 今日の放送で、拓郎サンはみゆきサンをリスペクトしていると言っていたが、無名時代のアルフィーとみゆきサンの曲を俎上に載せている頃の拓郎サンは、あまりみゆきサンに関心がなかった気がする。 確かに1982年当時、みゆきサンも大メジャーになっていたとはいえ、まだまだ拓郎サンと格が違う、という感じだった。

 今日の放送でも、みゆきサンは曲作りを再開した、という拓郎サンに、私にも曲を提供してほしい、といったんはお願いしたものの、やはり思い直したように、やはり恐れ多くて、頂けませんと話していた。
 みゆきサンの心のなかでは、やはり拓郎サンは対等な立場ではないのだ。

 でもここ数年の拓郎サンとみゆきサンの距離っていうのは、あの頃に比べると非常に近い、と思えてならない。 そんなことを感じた、今日の 「拓郎のオールナイト」 だった。

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BOOKS

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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