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2009年10月31日 (土)

「ブラタモリ」 銀座 こんな切り口、見たことない

 「不毛地帯」 とかち合ってしまうので、何回もやっている再放送を見ることにした、「ブラタモリ」。 そのせいで、遅れ気味のレビューであります。

 まず気付いたのは、銀座を歩くタモリサンに対する、道行く人の反応。
 前回放送の、「わが街」 二子玉川みたいな気取った街では、ほとんどみんな知らんぷり状態だったんですが、銀座ではすこぶる反応がよかったです。 ホントに皆さん、よく振り返る。
 街によってこれだけ反応が違うというのも面白いですね。 つまり銀座は、時間にもお金にも余裕のおありになるご年配の方々が多い、ということなんでしょう。

 「銀座には高低差がないから興味がない」 と、またやる気のなさそうなタモリサン。 ただ、微妙な高低差があることを指摘されてから、「半分イグアナ」 状態に変身(笑)。 日比谷公園のほうに向かってなだらかに下り坂になっているって、その程度でしかないですけどね。
 でもまあ、銀座っていうのは、江戸の埋め立てが始まる以前からあった、結構古い地域であることも知りました。

 そのために、この地域だけ、比較的整然とした区画整理がなされていて、碁盤の目のようになっている。
 しかし江戸の古地図と現在の航空写真を合わせた画面では、江戸の古地図の正確さに目を見張りました。 伊能忠敬の地図をもとにしてるのかなあ。
 そして大通りと並行して、路地裏も完備している。

 この、銀座の路地裏を歩くくだりは、私もこの歳になるまで銀座を紹介するテレビ番組をいろいろ見てまいりましたが、個人的には初めての切り口でした。

 いちおう私道ではあるそうなのですが、お稲荷さんはあるわ自動ドアはあるわ。 まるで異界の入口に入ってしまった感じ。
 特にその、自動ドアがあるところは、たぶんドトールコーヒー(笑)。 その店舗の敷地内を突っ切っているような形。 閉店後も、その自動ドアは使えるそうなんです。 つまり、この路地裏に建物を建てる時に、地元の有志が署名活動をして、その路地を残すよう働きかけた結果、だというんですね。
 その土地を守ろうとする熱意が、銀座で生きる人々のなかに息づいていることは、ちょっとした驚きでもあります。

 ところ変わって、ビルのなかにめり込んだようなお稲荷さん。
 なんとこのご神体が、そのビルの屋上にあるとか。
 そこの事務員サン?に訊くと、「パイプでつながっているから」 とか、いきなりなに言ってんだこのオバサンみたいな受け答えで(笑)。
 つまり、ご神体は、ちゃんと地面の土の上になければならない、らしいんですよ。 そのためにパイプを下から屋上に通して、そのパイプのなかにそこの地面の土を詰めて、これで地上とつながっている、ということにしたと。 なんかゴーイン(笑)。
 しかも下と屋上がつながっているのは、パイプに詰まった土だけじゃなくって。
 スピーカーもつながっている(笑)。
 だから下で鈴をジャラジャラ鳴らして柏手を打ってお祈りをして、なんていうのが、屋上のご神体にみんな聞こえている(笑)。
 いいのかなー(笑)。

 しかしながら、前回の二子玉川もそうでしたが、タモリサンの興味のない土地での、テンションの低さが気になります。 久保田アナも、何となく実力を発揮してないような感じがしますし。 去年の単発の時は、彼女も自由奔放にやってて、結構面白かったんですけど。

 いや、何もないなら、何もないでいいんですが、そのつまらなさが、番組の内容に、ストレートに出てしまう感じがするんですよ。 タモリサンのやる気のなさぶりを補ってくれる存在が、いないってことなのかな。 まあ、「タモリ倶楽部」 とどうしても、比較してしまうっていうつらさはありますけれどね。
 だけど 「タモリ倶楽部」 だって、長年かけてあのような形に落ち着いているんだし、いまの段階でとやかく言っちゃ、いけませんかね。

 今まで見たこともなかった銀座を見せてくれたりして、その点はやはり、NHKサンはすごい、と素直に思っております。

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