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2009年12月16日 (水)

「ファイナルファンタジー13」 の前に、PS3を買わねば…

 「ファイナルファンタジー」(FF)、13作目が発売ですか。

 その前にゲーム機を買う必要が、あるんですけどね。 PS3。

 だいぶ安くなったとはいえ、FF以外にやりたいゲームって、まったくなくて。 あ、あるか、「バイオハザード5」。
 でも、バイオやFF13のためだけにPS3を買う、というのは、どうにも馬鹿らしい。
 PS3で見られる、というブルーレイも、別に見たいという需要がありませんし。
 ブルーレイって、ある程度大画面にならないと、大して必要性を感じないんですよ。 だからPS3のブルーレイ視聴可能、というのは、大した魅力になってこない。

 だいたい、FFとかドラクエとか、どうしてこう、違うハードで出したがるんですかねえ?
 勘弁してほしいっスよ。
 そのゲーム機で、やりたいソフト、1、2本くらいしかないんだから。
 そのためだけに2万だか3万だか、使ってられないですよね。

 FF13も、しばらくはやることもないでしょう。

 「ファイナルファンタジー」 は、主人公がしゃべりまくる(でもないか…)のが、ドラクエフォロワーとしては斬新でした。
 また、物語や設定がとても作り込まれている。 ドラクエの世界が小学生に思えてしまうほどの大人感覚でした。

 ただその物語の作り込みように対応するように、毎回ゲームのルールが大幅に変更される、というのには、ちょっと閉口しました。 しかも、ヤケにワケの分からない、ブラックボックス的な部分が、ゲームをいくらやりこんでも残っているような感覚がする。 なんかやってて、攻略本の必要性をとても感じるシリーズなのです。 攻略本と抱き合わせで買わせようとしてるな、というのが、何となく見え隠れしている。
 RPGと言えばドラクエ、という先入観でゲームをしてきた身にとっては、そういう、よく言えば奥深い、悪く言えば商魂たくましい部分が、受け入れられなかったりしたものです。

 それが驚天動地の転換を果たしたのが、シリーズ第7作目だったと、個人的には思っています。

 PS(1)というステージを得て、当時としてはそのスペックを最大限に生かしたような作り込み方。 なんと言っても、世界が3Dで動いているのには、ちょっとめまいさえ感じるほどでした。
 当然、戦闘も立体的。
 それまで平面的な世界で戦っていた身としては、その臨場感には、シビレまくりました。

 いまだに、ゲームと言えばファミコンやスーファミ時代のドット絵がいちばんいいという人もいますが、私はこのFF7の衝撃が、そのままずっと尾を引いています。 世界も戦闘も、すべてその場でやっているような感じがいちばんいい、とさえ思っています。

 ただ、リアルさを追い求めるのにも、ある程度のクリエイターとしての能力が問われる、と一方ではそうも思います。
 例えば、戦闘するパーティの顔ぶれ。
 すべて同じような人間では、面白くもなんともない。 つまり、仲間同士でチーチーパッパやっているのと、なんら変わらないのです。 それでは世界が広がらない。
 どうせパーティを組んで一緒に戦闘するのなら、いろんな年代の、いろんな顔付きの人間がいたほうが、リアル感は確実に上昇するのです。
 初期のFFでは、じいさんとか子供とか、バラエティには富んでましたけどね。

 FF7では、そこらへんのリアリティは、結構あったほうでした。
 しかも、ヒロイン級の女の子が途中でリタイアしてしまったり、主人公が精神的におかしくなってしまったり、ストーリー的にも衝撃でした。

 FFというシリーズは、そうした 「リアリティ」 と常に闘っているような性格を、強く感じます。
 そしてそれは、同じハードで続編が作られていくにしたがって、次第にこなれていく。
 PS1というステージで作られた、7、8、9のシリーズのうち、いちばん(ビジュアル的なリアリティという点で)完成されていたのは、最後の9だった、と個人的には考えています。

 それを、ハードの進化にしたがって、FFはまた最高の臨場感を求めて、次なるハードへと挑戦していく。
 ゲームをしている側としては、もう9のクオリティでいいよ、とさえ思ってしまうのですが、FFはPS2というステージで、10、10-2、(11)、12という続編を提供してきました。 やはり、ビジュアル的な完成度としては、12が最高だったと感じます。
 10は、物語やゲームシステム的にはFF最高作、とさえ思えるのですが、主人公たちの顔が、やっていた当時から、相当気味悪い人形のように見えていた。 それが12になると、ムービー画面以外の主人公たちの顔が、とても自然に見えて、かえってムービー画面のほうがつまらない顔に見えるほど。 主人公があまり前面に出てこないのも、批判の的になっていたきらいはありますが、ワタシ的には気にならなかったです。 たぶん、主人公と年齢が離れすぎていたからでしょう。

 この法則(?)からいけば、PS3で初めて出される今回の13は、ビジュアル的にいちばんこなれていない(笑)ということになりますが。

 まあ、年々、ゲームの主人公たちと自分の年齢の違いにため息が出てくるのですが(笑)、いったい私も、いつまでゲームのフォロワーをしていられるのかな、と思うと、結構さびしい気分になったりします。 老化防止のためにゲームをやっていらっしゃるご老人がたもいらっしゃるようなので、気にすることもないのかもしれませんが。

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BOOKS

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 上

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     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ記事より抜粋)。 この上巻ではビートルズの祖先から遡ってリバプールで人気に火が付き始めたところまでが書いてあります。

  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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