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2010年1月 5日 (火)

2009年私のベストテレビ

 日本のテレビ界で何が不満かと言って、アメリカのエミー賞みたいな、自分たちの作った番組のベストを決めるアワードがないことです。

 そういうものがないから、自分たちの作ったものに誇りが持てない。 クズみたいな番組を量産しても、なんのてらいもない。 年に一度ぐらい、各局持ち回りで会場を提供し、自分たちの作った番組の大賞を作ってみたらどうでしょうか。

 ドラマ部門、バラエティ部門、特撮・アニメ部門、報道部門、教養部門、音楽番組部門。 そしてその中から、さらに大賞。

 さらに、それに付随した歌番組もつくる。
 ドラマの主題歌とか、番組のテーマ曲とかで、いちばんよかったものの大賞を作るんですよ。 レコード大賞とか紅白なんかより、よほど興味深いと思いますけど。

 こんな、各局ごとの壁を完全に取っ払った、全局一丸となったアワードって、すごく面白い気がします。 競争意識がはたらいて、自分たちの作るものをもっとよくしようっていう気も起きて、一石二鳥ですし。

 そんなものは今のところ空想でしかできないので、とりあえず自分が去年見た番組の中から、とても偏見に満ちていますけど、ベストテレビを決めてみようかな、と思います。 下らないんですけどね。 見たいテレビがなくてヒマなんで(笑)。

 まずドラマ部門のエントリー。 カッコ内は、在京のテレビ局にしてます。
1.天地人(NHK)
2.ありふれた奇跡(フジテレビ)
3.ゴーストフレンズ(NHK)
4.白い春(フジテレビ)
5.ぼくの妹(TBS)
6.スマイル(TBS)
7.MR.BRAIN(TBS)
8.官僚たちの夏(TBS)
9.任侠ヘルパー(フジテレビ)
10.JIN-仁-(TBS)
11.ギネ(日本テレビ)
12.不毛地帯(フジテレビ)
13.坂の上の雲(NHK)

 や、完全に自分の好みが出てます(笑)。 日本テレビとテレビ朝日、テレビ東京のドラマって、基本的に見ないんですよ、私の場合。 「ギネ」 は、何年かぶりに見た、日テレのドラマでした。 確か、「素敵にダマして!」?だったっけなー。 最後に見たの。 それって何年かじゃない、何十年でしょ!(笑) いや、「俺たちの旅」 の続編とか、単発でしたけど、見たっけな。 テレビ朝日は、「笑ゥせぇるすまん」 以来、見てないです、ドラマ。 あ、「子連れ狼」 は、途中までだったけど、見たか。

 それで、ドラマ部門の話に戻りますけど。

 「天地人」 は、まあいろいろと書かせていただきましたが、腹の立つことが多かったです(笑)、確かに。 でもすごくよくできた回も、確かにありました。

 「ありふれた奇跡」 は、山田太一サン独特の世界に違和感を抱いた人が、多かったんじゃないでしょうか。 これも時の流れなのかな…ということは感じました。 でも心の温かくなる、ほっとするドラマであったことだけは言えます。 しかし心に残っているのが、風間杜夫サンと岸部一徳サンの女装姿だけだった…(笑)…わけじゃないです、けっして(笑)。

 「ゴーストフレンズ」 は、私が昔見ていた 「少年ドラマシリーズ」 の正統な後継者であると、個人的には思ってます。 福田沙紀チャンの若さがもつきらめきを、そのままパッケージしようという作り手の気持ちを、ひしひしと感じました。

 「白い春」。 コメディドラマの新たな方向を、このドラマは示した気がします。 結末については賛否が分かれますが、あらためて見直すと、さまざまな伏線が、張り巡らされていて、何回も繰り返し見る楽しみがある。 地味なドラマでしたが、さりげなく凄い。

 「ぼくの妹」。 初回の衝撃を、最後まで維持できなかったドラマでした。 その最たる原因は、長澤まさみチャンの恋人であった弁護士に相談すりゃ済む話だった、ということに尽きるんじゃないかなー。 なにを訴えたいのかが分からず、最後まで迷走気味で、つくづく、残念な展開でした。

 「スマイル」。 脚本家が途中で変わってしまったことで、ドラマの質自体が変わってしまったドラマのように思えます。 ただ、私個人としては、交替した後のドラマ運びのほうがよかったです。 うまい具合に話を解決したもんだと思いましたよ。

 「MR.BRAIN」。 このドラマは昔、「8時だョ!全員集合」 をやっていたのと同じ時間帯でした。 その流れをくむ、土曜の夜にゴージャスな気持ちにさせてくれる番組、という目で、私はこの番組を見ていました。 ずいぶんやり玉にあがったような気がしますが、その謎解きの簡単さを抜きにすれば、とても面白かったです。 なんか、細かいことを考えずに楽しむっていうことが、難しい時代なんですかね。

 「官僚たちの夏」。 このドラマの唯一の、そして致命的な弱点は、回数が短すぎたことだと思います。 話が目まぐるしすぎて、それでなくても難解な話を、さらに難解にしていた。 けれどもそのスピード感についていくとき、とても心を揺さぶられるドラマだということが分かる。 致命的である弱点が、いちばんの長所だったような気がします。

 「任侠ヘルパー」。 草彅クンの復帰にかける意気込みを強く感じたドラマでした。 このドロドロに暗い話を見続けたのは、結局その、彼の情熱が原因だった気がします。 そしてヤクザの視点から見た介護の世界が、普通の人なら建前とかで隠してしまうようなことを、見事に暴きだしていた。 このありえない組み合わせの持つ意味が、結構深いなーと感じたりしました。

 「JIN-仁-」。 荒唐無稽な話をよくここまで、リアリティあふれるものにできたものだと、ただひたすら感心しました。 素材が結果的に面白かったし、何より作り手の情熱を感じることのできる作品でした。

 「ギネ」。 藤原紀香サンの演技の幅を知ることができたという点では収穫でした。 ただこのドラマを貫いていたのは、産婦人科の直面している問題点よりも、母親が子供を産む、ということの偉大さ、尊厳だった気がします。 それだけに最終回は、ちょっと残念でした。

 「不毛地帯」「坂の上の雲」 は、まだ終わっていないドラマなのですが。
 とりあえず細かいことは考えず、今の時点での感想を。

 「不毛地帯」 が視聴率的に低迷しているのは、話の古臭さにあると、個人的には考えています。 それから、説明ゼリフが笑っちゃうくらいの不自然さを貫いている(笑)。 貫いているその徹底ぶりはいいんですけど、主人公壹岐の本音がなかなか見えてこないところは、どうも見ていてイライラします。 それで結果的に、鮫島や小出、里井などの 「怪人大集合」 ドラマになってしまっている。 そっちの方向のほうが面白くは、あるんですけどね。

 「坂の上の雲」 は、原作にない部分を挿入したおかげで、相当ミソがついたような気がします。 ドラマの出来についてだけで言えば、どうもダイジェスト版のような感覚が抜けない。 もっとじっくりやったらいいのに、という気はします。 違う方向で、じっくりやってますけどね(笑)。 最後が2年後なんて、待たせすぎっス。 凄いドラマであることだけは、確実なのですが。

 で、あっさり書いちゃいますけど(笑)。
 私が選んだ2009年ドラマ部門のベスト3は、
 3位 任侠ヘルパー
 2位 白い春
 1位 JIN-仁-
 であります。

 話題賞は、「MR.BRAIN」。 主演男優賞は、「白い春」「坂の上の雲」 で、阿部寛サン。 次点は、「JIN-仁-」 の、大沢たかおサンで。
 主演女優賞は、んー、「ありふれた奇跡」「MR.BRAIN」 で、仲間由紀恵サンかなー。 「MR.BRAIN」「JIN-仁-」 の綾瀬はるかチャンもいいっスか?
 助演男優賞は、「白い春」「不毛地帯」 で遠藤憲一サン、「ありふれた奇跡」「不毛地帯」 で岸部一徳サン。
 助演女優賞は、「JIN-仁-」 の、中谷美紀サンかな。
 おめでとうございます。 スイマセン、権威のない賞で(笑)。

 あと、音楽番組とか、バラエティとか、特撮・アニメ部門とかあるけど、まあいいかー(笑)。 力尽きました(笑)。 「桑田佳佑の音楽寅さん」「佐野元春のザ・ソングライターズ」「クリスマスの約束2009」、これが2009年ベスト音楽(教養)番組かなー。 アニメ・特撮は~、「はじめの一歩」 かなー。 バラエティは…見ている番組、限定されてるので、ちょっと決めかねます。 誰か決めてください(笑)。 ベスト音楽は、「天地人」 のオープニングテーマと、「JIN-仁-」 のエンディングテーマ、MISIAの 「逢いたくていま」。 異論は、…どしどしお願いします(笑)。

 これは私が見たテレビに限ってのランク付けなので、ご不満の向きもおありでしょうが、軽いヒマつぶしの記事と思って読んで下されば、幸いです。

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