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2010年1月 8日 (金)

「絢香 22歳のラストステージ」 泣けました…

 難病のため無期限の歌手活動停止をすることになった絢香サン、そのラストライヴと紅白歌合戦でのラストステージを追った、NHKの 「絢香 22歳のラストステージ」。

 今回の記事は、ほとんどその内容説明に終始してます(笑)。 だって余計な感想なんか、すっごくジャマ(笑)。

 この番組を見始めた私の当初の興味としては、そのバセドー病という難病は、いったい治る病気なのか、無期限とは言うものの、復帰はあり得ないのか、ということでした。

 その疑問に、結果的に番組は丁寧に答えてくれたんですが、そのことよりも、番組を見続けているうちに、絢香サンの歌に賭ける悲壮なまでの情熱が、歌われる歌の歌詞からひしひしと伝わってきて、言われもない感動に包まれました。 そして、最初聴いた時は普通の励ましの歌に思えた 「みんな空の下」 が、だんだん重たい意味を持っていくのを感じました。 …言ったそばから、余計な感想語ってます(笑)。

 インタビューであらためて浮き彫りになっていたのが、このコは本当に、歌を歌うことが好きで好きでたまらないんだ、ということ。 歌を歌うために自分は生まれてきた、と言ってもいいくらい、なくてはならないものなんだ、ということでした。

 そんな彼女が、水島ヒロクンとの婚約を発表した時に、周囲にもまるで話していなかった、歌手活動の停止を同時に発表した。
 その時に泣いてしまったことを、こう語るのです。

 「誰も知りませんでしたあそこであれを言うのは。 私がもう…私だけ発信でした(笑)。 なんか、…言いながら、あそこでこう、泣いてしまったっていうのが、いまこう冷静になってその映像を見たり思い返したりするとやっぱり、…自分で決めたことなのに、…とはいえ、…『ああ、歌うことを休むんだ』 っていうことに対しての淋しさだったりとか、やっぱりそこにいちばんグッときてしまったんですよね。 自分で言いながら。 『病気がつらい』 じゃなくて(ここでちょっとこみあげ気味になって)…『歌を、ホントに休む』 って決めた、みたいな…イコール歌が歌えなくなってしまう期間があるっていう、そこに対しての淋しさで、グッときてしまったので」

 そして、10月に青森つがる地球村・野外円形劇場で行われた、体調不良のためキャンセルされたライヴの再公演。 ステージに出てきた彼女は、元気にあいさつしながらも、こみあげてくるものを押さえられない。 ああ~もうこっちも、ダメです(笑)。

 「もー、なによりも楽しくて、なによりも幸せな時間ですねー。 自分が大好きな歌を、体で、目で、耳で、肌で、全部で感じられる場所って、ライヴしかないって思う」

 そのライヴで歌われた曲は、9曲。 これって普通の感覚から言うと、ずいぶん少ない気がします。 つまりそれだけ、彼女がベストを出していられる時間が短い、ということになる。 その病気がいかにしんどいものなのかを語って余りあります。

 ラストライヴの会場となる、大阪城ホール。 彼女が小学5年の時、ここで初めて、母親と一緒にジャネット・ジャクソンのライヴを見た、という思い出の場所だそうです。 その場所で、最後のステージをやりたい、という彼女の強い希望。 どこかに行ってしまった、というそのコンサートのチケットでしたが、後ほど実家から、それが送られてきて。 あっこれは、キョードー東京のチケットですかね? 私が2002年に行ったポール・マッカートニーのライヴのチケットと、仕様が一緒でしたよ。 ずいぶん後ろの席だったようです。

 デビュー曲が主題歌だったドラマ(「輪舞曲」)を見ていたこともあって、個人的にはデビュー時からとても印象に残っていた絢香サン。 デビューから1年を過ぎてすでに、バセドー病に罹っていたらしくて。
 動悸や息切れがして疲れやすくなっていったと言います。 「ホルモンが異常に出てしまう病気だから、新陳代謝がスッゴイ、いいみたいなんですね。 常に、マラソンしてるくらいの状態が体に起こっているらしくて数値が高い、だから、1曲歌ったりするともう、ハーハーなっちゃって、っていう感じでしたね、ひどいときは」

 だから年末の、紅白歌合戦でのラスト唱でも、あんなに汗をかいていたんですね。 どうしてかな、汗っかきなのかな、なんて思って見てましたけど。

 ただ、いくら病気になっても、休むなんてことはさらさら考えていなくて、なんとかして病気と共存していこうとしたらしいのですが、水嶋ヒロクンがその絢香サンの考えを改めさせた。

 「病気を見て見ぬふりをしてやり続ける歌と、ちゃんと体を整えたあとの何年か後の歌と、どっちが人に気持ちを伝えられる歌ができると思う?」…この水嶋クンの言葉は、ただひたすら、重いですね。 なんか、ふたりとも、すごい若者だよなあ~。

 そして、最後のライヴのリハーサルでも、ちゃんと歌うことをしなかった 「みんな空の下」。
 「すごく、今の自分にとって、感情移入をしてしまう曲だからこそ、あんまりリハーサルで、そのパワーを使いたくないっていう思いが、あったんで、なるべく本番に、本番に降りてくる自分の素直な気持ちと、景色と空気のなかで新鮮な気持ちで歌いたかったので、あえて、歌わずに」
 「もともとは自分のことっていうよりも、その友達を思って書いた曲だったんですけど、それが1年半たっていざリリースするってなった時に、今度自分の状況にすごいぴったりになってて」

 1曲1曲クタクタになりながら歌い続けて、それでも明るく前向きに生きようとする彼女の姿を番組で見続けていたら、この歌の歌詞が、しぜんとこちらの胸に、響いてきて。

 あなたの笑顔は誰よりも輝き
 くもり空まで晴れにしてしまう
 何度も高い壁 乗り越えたから
 何も怖くない ひとりじゃないよ
 みんな空の下

 「いつかは分からないけれども、…戻ってきますよ、間違いなく」 と語る彼女。
 まだ22歳、ゆっくり生きることも、必要だと思います。 歩みを止めると、見えてくるものも、きっとあるのだと思います。 それがすべて、また生きていく糧になっていく。

 その歌に込めた思いが、あまりにも強烈過ぎて、その勢いで病気まで連れてきてしまったように見えた絢香サンでしたが、きっとこの高い壁も、乗り越えていくんだと感じた、今回の番組でした。
 ああ~どうも、ヘタクソな感想しか、書けないなー(笑)。 なお、私の住んでいる東京では、来週1月11日の午後1時5分から、再放送するみたいです。

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BOOKS

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     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ記事より抜粋)。 この上巻ではビートルズの祖先から遡ってリバプールで人気に火が付き始めたところまでが書いてあります。

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    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
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  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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