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2010年1月28日 (木)

「とめはねっ!鈴里高校書道部」 第4回 若いっていいっスね

 もともと柔道部のエース格だった望月結希(朝倉あきチャン)、インターハイと国体のために柔道部の活動に専念せざるを得ない状況なんですが、彼女の書道にかける意気込みは、これまた柔道と同じくらいにすごくて。

 鈴里高校の書道部員、特にブチョーとダルタニアン、じゃなかった(笑)、池松壮亮クンは、なんとか彼女を柔道に専念させようとするのですが、本当は断腸の思いであきチャンを柔道部に送りだしている。 あきチャンはあきチャンでそのみんなの気持ちを知りながらも、それでもなお、柔道と書道を両立させようと決意する。
 ここらへんの若い気持ちのぶつかり合いが、今回の 「とめはねっ!」 のメインテーマ。

 フツーに考えれば、国体やオリンピックなどというレベルで推移している望月のやるべきことは、柔道しかあり得ない気がします。
 だけどそれは、大人の損得勘定、という理論なんですよ、結局。
 得意分野のほうに打ち込まなければ、もったいないとか、後悔するとか。

 例えばその時期や年齢にしか最高の力を出せないスポーツならば、それもむべなるかな、と思えたりもします。
 だけども、望月にとっては、自分が好きなこと、打ち込めることを、わざわざ回避する、という気持ち自体がそもそもない。

 若いからこそ、自分の気持ちに素直でいいんじゃないか。
 欲得抜きで、今回ドラマでダルタニアン(違うって)も言ってましたけど、「まっすぐな気持ちで輝ける」 ことに、いちばんの価値を求めて、いいんじゃないか。

 このドラマが江ノ島とかを舞台にしているせいか、個人的には、昔よく見ていた青春ドラマのことを、懐かしく思い出したりします。
 今回の、鈴里高校の部員たちひとりひとりの気持ちのぶつかり合いは、まさしくその、昔の青春ドラマのノリ。
 池松クンが 「彼女がいたからここまでやってこれたんです。 できることなら望月サンと一緒に書道甲子園のパフォーマンス部門に出場したい」 という、あきチャンへの思いをぶちまけるシーンには、図らずもその若い気持ちに、オッサンもウルウルしてしまいました。 書道部員の赤井英和サンの娘も、泣いてました(笑)。 彼女の泣きかた、シロートっぽくてよかったな~(笑)。 ホントに泣いてるみたいでしたよ。

 どおーもしかし、池松壮亮クンを見ていると、ダルタニアンの顔がちらついて仕方ないんですけど(笑)。 よーく似てますよね、池松クンとダルタニアンの顔(笑)。

 その彼が、イケメンの勅使河原クンに 「望月サンが好きになっちゃった。 コクっていい?」 などとサワヤカーに(笑)言われちゃって、「ぼ、僕と彼女は何でもありませんから」 と言ってしまうのも、これこそが青春ドラマの王道(笑)とも言うべきありがちな展開。 だったですけど、これでいいんですよ。 青春とは(笑)。

 それにしても、主要人物がそれほどの美男美女でもないのに(失礼)、回を追うごとにどんどん彼らの顔が、キラキラと輝いてくるような印象がある。
 それは、顔の良し悪しにこだわっていてはけっして表現することのできない、若いその瞬間を一生懸命生きている彼らの姿勢が、そうさせているのだと思うんです。

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