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2010年1月 1日 (金)

「年の初めはさだまさし」 両国国技館から、前代未聞の放送

 まずは、明けましておめでとうございます。 今年も御贔屓のほど、宜しくお願い申し上げます。

 初場所直前の両国国技館、土俵上にセットを作り1万人の観客の前で行なわれた、NHK 「年の初めはさだまさし」。
 いきなりお相撲さんの便器の大きさを測るという意表を突くオープニング。 白い紋付を着たさだサン、「便器ですかーっ!」 という、猪木サンのパロディで笑わせます。
 そして照明の落ちた会場に、まるでプロレスの選手のように入場。
 土俵の上のセットのため、四方八方にお客サンがいるのですが、そのうちの一面は完全なるウラっ側(笑)。 懸賞幕を後ろに並べているため、まったく頭の後ろさえ見えない状態であります。 まあ、巨大モニターが出ていたので、たぶんご不便はなかったのでしょうが、「大丈夫です30分ごとにこのセットは回転いたします」(笑)、というさだサンのご説明。
 でもホワイトボードのウラっ側に後ろ姿のイラストが描いてあったりと、ちょっとしゃれたことをやっていましたけど。

 また、またまた意表を突かれたのは、いきなり冒頭から歌の披露(笑)。
 この番組、通常だいたい1時間半の放送中、ほとんど2曲程度しか歌は歌われず、また最初から歌われることなど、私の見た限りでは全くありません。
 しかもその歌が、「新年にふさわしい曲」 と言いながら、「関白失脚」。 くっらー(笑)。 私ゃフリーフライトの第1弾シングルで1月1日に発売された、「天までとどけ」 かと思いましたが(笑)。
 けれどもその曲、いきなり観客の皆サンが手拍子(笑)。
 「手拍子はやめろ!」 というさだサンの再三の要請にもかかわらず(笑)、手拍子は鳴りやまず、途中からさだサン、あきらめて(笑)。
 でも、最後の 「がんばれ、がんばれ」 のところはお客サンとの掛け合いになって、結構新年早々、ウルウル来てしまいました。

 そしてレギュラーメンバーに加えて、ゲスト解説者が、元大乃国関、芝田山親方(笑)。 スイーツ親方にホテルオークラのいかにも高そうなケーキが用意されまして、親方、「新年早々ケーキがいい」 とか(笑)、寒ーいオヤジギャグ。 でも新年なので、あんまり気になりませんです(笑)。 途中で客席のほうに中座しましたが、事あるごとにさだサンから話を振られて、いじられまくっていました(笑)。 でも受け答えはホントに誠実で、いい人なんだなーというのが、よく分かる。

 そして30分後、約束どおりにセットの回転(笑)。 さだサンもお色直し(笑)。 その間、戸張捷サンと小野文惠アナが登場。 井上サンという、NHKのエライ人も出ていらっしゃって、1月3日から始まる 「龍馬伝」 と 12月に放送される 「坂の上の雲」 の番宣をやっとりました。 それで知ったのですが、やはり今年も大河ドラマ、11月で終わりらしいです。 じゃ来年も、そうなんでしょうかね。 どうもそれを聞いて、また出がらしみたいな大河を見せられるのではないかと、ちょっとばかり戦々恐々としてしまいました。

 そして、多滝鱒造の格好で出てきたさだサン、ドライバーとドライバ、アイアンとアイロン、とか相変わらずつまらんギャグで笑わせます(笑)。

 今回また特殊だったのが、ハガキが読まれた人が結構、会場に来ていたこと。 こういうことは、あまり見ることができません。

 また、ラジオ好きの私には、ちょっとしたサプライズがありました。
 文化放送の寺島尚正アナウンサーが、途中ちょっとだけ番組に加わってくれたことです。 どうも文化放送と東海ラジオで、同時放送しているらしくて。
 いやーしかし寺島サン、お顔は文化放送HPで拝見したことがありましたが、実際に動いてしゃべっているところを拝見したのは、ホントに初めて。 スッゴイ違和感(笑)。 ヘンな感覚でございますね。

 そこでさだサンがしゃべっていた、銀行の自分の口座に金を入れたりするのに手数料が取られる、ということに(厳密にはちょっと複雑な話なんですが)(笑) 「世間が許しても、ワシが許さん!」 というのには、大賛成!
 そりゃそうせざるを得ない事情があるのは理解しておりますが、いかにも杓子定規で冷たい印象があるのを、言いたいわけですよ。

 今回いつもより長めの2時間5分という放送時間のあいだ、都合3回セットの回転がありまして(笑)、東西南北すべての客席に向かって放送できてました。 あっぱれあっぱれ。
 しかしやはり、1万人のお客サン、というのは、いつもの放送とは決定的に、違う反応が見られて、ちょっと興味深かったです。
 いつもの人数なら、ちょっとおっかなびっくりな反応なところを、1万人もいるとなるとどことなく、オーバーな反応になってくる。 みんながいるから怖くない、という感じになるのかな。 群衆の中に自分が隠れやすくなると、ファナティックになりやすくなる、そんなことをふと、考えたりしました。

 そしてラスト(2曲目、いつもの番組と同じ曲数でした…)(笑)、「飛梅」。 なつかしかったです。 その後も国技館で朝までやったか、どうかはわかりませんが(笑)、番組終了後も引き続きいろいろやったみたいです。 いや、NHKももったいぶらずに、全部放送すりゃいいのに(笑)。

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BOOKS

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    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ記事より抜粋)。 この上巻ではビートルズの祖先から遡ってリバプールで人気に火が付き始めたところまでが書いてあります。

  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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