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2010年1月14日 (木)

「曲げられない女」 第1回 あり得ないけど、結構笑えます

 この直前の記事で、「見たいドラマありません」 などと書いてしまった矢先から、こんなことを書くのはひっじょーに無責任なのですが(笑)、その記事を書いてすぐに見た日テレ 「曲げられない女」、なんか、面白かったです。 期待してなかったんですけど。

 主演の菅野美穂チャン、法律事務所に勤めながら司法試験に9年連続で落ちている、という役なんですが、その性格が同時間帯にやっていた前番組 「ギネ」 の藤原紀香サンに引き続いて、能面キャラ(笑)。
 その役柄が結構笑えるんです。 何事にも正確を期すのが信条で、自分の名前 「荻原」 を 「ハギワラ」 と呼ばれることをまず嫌っている(笑)。 住んでいる場所も 「たまプラザ」 ではなく 「たまプラーザ」(笑)。 ちょっとでも間違っていると、訂正せずにはおれない性格で(笑)。
 それから、ゴミ箱にモノを投げ入れるコントロールが、やたらと正確(笑)。 買い物をするのにも、奥様方が棚の奥のほうから商品を取っているのに、わざわざいちばん賞味期限に近い手前の商品から取っていくっていうのも、「売れ残って捨てられるのはもったいない」 という、至極ごもっともな理屈のうえでの行動(笑)。 いや、私もそういう理屈で、棚の前のほうにある商品から取っていきますので、このシーンを見た時には、大笑いしました。

 それが、恋愛問題で揺れる心を、ゴミ箱のコントロールが悪くなることで表現したり、結構ドラマとしての細かいキモみたいなものは、抑えているんですが。

 なにしろ、展開があり得ない。

 その買い物をしているシーンで出会う、永作博美チャン。
 15年ぶりだかに会う、ふるさと新潟の同級生らしいのですが、その彼女が、いきなり馴れ馴れしい。 しかも昔から、美穂チャンを嫌いだったとか言うくせして、その後やたらと美穂チャンにくっつきまわって、美穂チャンの勤めている法律事務所の同僚、塚本高史クンと結婚させようとする。
 第1回終盤では、その原因が彼女の嫁いだ家に問題があったことを明かしてはいるんですが、それだけでは不十分だと感じます。 なにしろ15年ぶりに会う、いやなヤツとの再会ですよ? そこまでつきまといますかね?

 そしてもうひとり、谷原章介サン演じる、警察キャリア官僚? よく分かりません、それがどんなものなのか。
 彼がまた、ヤタラメッタラ美穂チャンたちに、首を突っ込みたがる。 結婚式場で初めて会ったばかりだというのに。 永作チャン以上に、あり得ません。
 彼が今後も、このドラマの中心的役割を果たしていくみたいなんですよ。 私耳が悪いもので、字幕付きでドラマを見ることが多いんですが、主要人物には色付きの字幕が出るんで、そういうことが分かっちゃうんです。
 こう、なんて言うか、さっき会ったばかりみたいな人たちにずかずかと自分の人生に入りこまれることなんか、まずないと言っていいでしょう。

 けれどもこのドラマでは、この 「ありえないふたり」 をやたらと軽~いノリで物語に食い込ませようとする。 笑っているあいだに、こちらがごまかされてしまう、という技法(笑)を使っています。 さすがに、遊川和彦サンの脚本だ。

 そのあり得ない展開に耐えられるかどうかが、このドラマを見続けられるかどうかの判断基準になりそうですが、私個人としては、菅野美穂チャンの行く末が気になる、という視点で、来週も見てしまうのではないか、という気になっています。

 なぜなら、結構頑ななキャラクターのクセして、かわいいんですよ、この主人公の女の子。
 塚本クンを拒絶していながら、どうしても言いたいことがあるとおもむろにカレの片腕をぎゅぅぅーっとつかんで、「ありがとう」 だし(笑)。 結構反則気味のツンデレかなぁ?(笑)
 まあ、プロポーズを断られた塚本クンは、そりゃネーダロというほどの反応でしたけどね。
 その、プロポーズを断ったことにやいのやいの言う永作チャンと谷原サンにブチ切れしたり、なんか、菅野美穂チャン、見ていて応援したくなってくるんですよ。

 今のところ、最後まで見るかどうかは決めかねておりますが、とりあえず今クールで面白そうなドラマは、ちょっと発掘できたかな、という気はしています。

当ブログ 「曲げられない女」 に関する記事
第1回 (当記事)
第2回 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/01/2-5eb9.html
第3回 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/01/3-a3aa.html
第4回 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/02/4-1d07.html
第5回 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/02/5-d241.html
第6回 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/02/6-88ef.html
第7回 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/02/7-3fa8.html
第8回 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/03/8-05a5.html
第9回 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/03/9-5d02.html
第10回(最終回) http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/03/10-2386.html

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コメント

初めまして。
龍馬伝でサーフィンしてましたら、今日見た番組の感想があったので思わず投稿してしまいます。
私も途中「ありえない展開!」と呟き、チャンネルを変えそうになりましたが、何故か最後まで見てしまいました。そして来週も見ようかな、ととりあえず思ってしまってます。(笑)不思議な、そして変なドラマです。

投稿: 弥太郎 | 2010年1月14日 (木) 01時32分

弥太郎様
コメント、ありがとうございます。

「弥太郎」 サンって、「龍馬伝」 の弥太郎サンですか? 今のところ、主役を食ってる気がしますよね(笑)。

菅野美穂チャン、ドラマの中で10年日記に、毎年同じ内容が書いてあるっていうのも面白かったし、そこに 「不遜と言われた」 と書くのも大爆笑しました。 そんな主人公の行く末が気になってしまって、結局ドラマを見続けてしまうのかもしれません。

投稿: リウ | 2010年1月14日 (木) 08時47分

はい。龍馬伝の弥太郎です。(笑)4月から「龍馬伝」は「弥太郎伝」に変わるそうですね。(笑)

私は大の「幕末維新」好きなので、今回久々通年で大河ドラマを見ようと思っています。(しかしながら篤姫、新撰組は見ておりません。)
龍馬は当然のこと、実は岩崎弥太郎も大好きですから(ちょっとマニアックですが)、数ヶ月前、弥太郎を通しての龍馬伝という企画を知りまして、非常に待ち望んでいた者です。故に、龍馬を食っている弥太郎に個人的には万々歳であります。(笑)
ところで龍馬伝2話、確かに私も「天気雨」が気になりました。

「曲げられない女」は、「働きマン」「坂の上の雲」の菅野美穂ちゃん繋がりで、見ようと思いました。
期待を裏切られましたが、結局は、別に不満のない不思議な初回となりました。今後を期待しています。

投稿: 弥太郎 | 2010年1月14日 (木) 19時55分

弥太郎様
再コメント、ありがとうございます。

「龍馬伝」 の弥太郎サンのリアリティには、どんな役者サンもブッ飛んでいる気がします(笑)。 唯一対峙できているのが、弥太郎のオヤジサンの蟹江敬三サンかなー(笑)。 「わしゃー生きてても仕方ない!切腹する!」 とか喚き散らして意気込んで、それを止められたらあっさりやめて(笑)、おならプー(笑)、ですからね。
そのオヤジの姿に絶望して、「なんでワシばっかりこんな目に遭わにゃいかんのだ!」 と人生の不遇を大声で嘆く弥太郎サン、これだけで第2回は、ごちそうさま、という感じでした。

「坂の上の雲」 の菅野美穂チャンも、弥太郎、じゃなかった(笑)子規の看病をしながらモックンに淡い思いを寄せる、とても切ない役どころをしてましたね。 キャラクター的には、「曲げられない女」 のオギワラサンも、とても共感できる感じがします。

菅野サンはこのところ、私の中では、結構株が上昇しております。

投稿: リウ | 2010年1月14日 (木) 21時02分

こちらこそ、再コメント感謝であります。

確かに「岩崎父子」は最強ですね。(笑)
自分を見出して化けていく前の龍馬は、若干退屈かもしれません。その穴埋めとして弥太郎が猛烈に引っ張って行っているのでしょう。

>菅野サンはこのところ、私の中では、結構株が上昇しております。
私にとっても、今上昇している菅野美穂ちゃんです。

リウさんのサイトよく見たらビックリでした。実は私は、ビートルズ大好き少年だったのです。本件も、そのうちジックリ投稿させて戴きたいと思っているところです。

投稿: 弥太郎 | 2010年1月14日 (木) 22時22分

弥太郎様
再々コメント、ありがとうございます。

そうですか! ビートルズ、好きでいらっしゃいますか! 私は相当、へヴィーなファンなので、毎度書いているのですが、人生狂わされた口です(笑)。

どちらかというと私は、コレクターとしてのファンじゃなくて、精神性とか音楽性とか、そっちに興味が行っているファンです。 そんなわけで、私のブログのビートルズ関係の記事は、主に私の 「憶測によるビートルズ論」 みたいな文章が、多いです(笑)。 こういう風変わりな切り口のビートルズ論は、多少好みが分かれるかとは思いますが(笑)、ヒマつぶしに読んでいただければ、幸いです。

投稿: リウ | 2010年1月15日 (金) 00時35分

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