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2010年1月20日 (水)

「ある愛の詩」 エリック・シーガル氏死去

 古い映画の話をしますが、ちょこっと、ネタバレします(笑)。

 「ある愛の詩」(1970年映画) の原作者である、エリック・シーガル氏が、1月17日、ロンドンの自宅で心臓発作のため亡くなったそうです。 72歳。

 ワタシ的には、「ある愛の詩」 もそうなんですが、ビートルズの映画 「イエロー・サブマリン」(1968年) の脚本家のひとり、という感覚でした。 確かこのアニメ映画、2、3人の共同執筆だったと思うんですが、なんと言ってもこの仕事のあと 「ある愛の詩」 で大ブレークしたこともあって、結果的にこの人しか覚えとりません。

 まあ、年代的には逆なんですけどね、「ある愛の詩」 のほうが、私、先に知った口で。

 確か日テレだったか、この映画は山口百恵チャンと三浦友和サンの吹き替えで放送されたことがあって。 それが、見た最初かな。
 それ以前からこの映画のテーマ曲は、たぶんエラく流行ったんでしょう、うちにも数種類のレコードがありまして。 予備知識が豊富にあったから、ヒロインのアリ・マクグロウの容貌もよく知っていたんですが、なんと言っても、百恵チャンが吹き替えでしたからね。 オカンにもバアチャンにも、アリ・マクグロウサンの評判が、とても悪かった(笑)。 「百恵チャンが声やってた女優は、顔が悪い」 だの(笑)。

 だけどそのとき私は、まったく気にならなかった。 子供心に、「昔の人たちって、主役の人が美女美男子でないと許せないんだ」、そう強く感じた覚えがあります。

 それにしても、このゴールデンコンビによる吹き替えと、「赤い疑惑」 と、どっちが先だったかなー。
 主人公の女性が白血病で死んでしまうという設定が、一緒なんですよ。 あっ、ネタバレです(笑)。

 その吹き替え版を見てからほどなくして、「イエロー・サブマリン」 にシーガル氏が一枚絡んでいることを知りました。 通り一遍のアニメーションではなく、芸術の域まで達している、というのが、このアニメ映画の凄かったところで。
 特に 「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンズ」 の色彩ぶちまけ感覚には、中学のガキンチョは多大なるショックを受けました。 蛇足ですが、この曲のモデルだったルーシーサンも、亡くなったんですよね、何ヵ月か前。
 このアニメ映画も、「愛」 がテーマでした。

 その流れで、エリック・シーガルと言えばヒッピームーブメントに影響されたような、愛の礼讃みたいなテーマのものを書く人、というイメージは持っていました。
 このところこればっかりですが、謹んで、ご冥福をお祈りいたしたいと思います。

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