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2010年3月 5日 (金)

「不毛地帯」 19回で終わりなの? どうしてですかね…

 当初、全20回予定だと、どこかで読んだ気がするんですけどね、「不毛地帯」。 それが、次回(19回)予告で来週最終回、と知って、ちょっと今はしごを外されたような肩透かし感を味わっております。
 どうもその最終回も時間拡大がないみたいだし、視聴率は1ケタ台の時もあったというし、これって打ち切りっぽい、というか。 良質のドラマが受け入れられないというのは、実に嘆かわしいと思えてなりませんが、それは今に始まった傾向ではないですしね。

 でもどうして、同じ唐沢寿明サンの 「白い巨塔」 の時は視聴率がよかったのかなー。 おんなじ傾向のドラマだと思うんですけどね。
 当時は医療ミス事故とかクローズアップされてたから、それが視聴率を押し上げていたのかもしれないです。
 あと、唐沢サンのライバルに、江口洋介サンがいたとか。 江口サンの 「救命病棟24時」 はいまだに視聴率がいいし、その要因も考えられますね。

 「不毛地帯」 の弱いと思われる点は、題材に新鮮味がないこと、がまず第一なのではないでしょうか。 「白い巨塔」 のような、現代につながる同時性がなかった。 でも、去年(2009年)のドラマ 「官僚たちの夏」 では、この 「不毛地帯」 と同カテゴリーのドラマでありながら、自動車とかコンピュータとか、現代に通じるような視点があったんですけど、やはり視聴率は悪かった。
 要するに、難しい話が、敬遠されてるってことだけなのかな?
 でも、戦闘機の話とか、自動車提携の話とか、石油開発の話とか、ピンとこない向きが多かったことは、言えると思います。

 個人的には、セリフ全体がいかにも硬過ぎて、逆にその文学的口調を狙っているんだろうとは思いましたが、そうすることで、登場人物への感情移入ができにくくなったきらいがあった気がします。 しかも、それがまた、ガチガチの説明ゼリフのオンパレード。 里井副社長(岸部一徳サン)なども、すっごく冷静な理詰めのセリフで激昂しまくっている、という面白さも、あることはあったんですけど(笑)。 それが受け入れられなかったんでしょうね。

 それから、主人公壹岐正のカタブツぶりばかりが強調されて、彼が本当はいったい何がしたいのか、なかなか見えてこなかった点。
 戦時中の彼の生き方を見ていると、戦後は川又(柳葉敏郎サン)と同じように、自衛隊に入るのが当然の成り行きのように思えたんですが。 それがどうして商売人になったのか。 その説明は所々でなされてはいましたが、ガチガチのカタブツがどうして商社マンになるのかの説得力がなかった。

 それから、女性の視聴者が好きそうな(失礼)恋愛サイドの話も、あまりにもじらし過ぎでつまらない。 壹岐と千里(小雪サン)がマンションにふたりきりになるときまって誰か来るし(笑)。 壹岐は忙しすぎるし(笑)。

 こうしてみると、本格派好みの視聴者しか食いついてこない原因満載ではないですか(笑)。
 や、自分が本格派好みだと自慢してるわけじゃないですけど(笑)。

 そのストーリーの面白さと同時に、鮫島(遠藤憲一サン)や里井副社長などの 「笑わせ怪人キャラ」 の面白さで見せていた気も、するんですけどね。 だけど毎回それじゃ、原作者の山崎豊子サンに怒られそうだし(笑)。

 そうこうして、唐沢寿明サンがこのドラマ開始当初いみじくもこうなりたくはない、みたいに話していた、「視聴率は悪いけど良質」 というドラマに、結果的になってしまった…、ということなんでしょうか。 とても残念です。

 ただし、やはり話的にはとても面白かったですよ。 第18回の感想文は、また次の記事で書こうと思います。

当ブログ 「不毛地帯」 に関する記事
(番外) http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2009/10/post-6a81.html
第1回 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2009/10/1-05a5.html
第2回 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2009/10/2-w-070f.html
第3回 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2009/10/3-4bae.html
第4回 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2009/11/4-9755.html
第5回 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2009/11/5-abb7.html
第6回 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2009/11/6-d4bd.html
第7回 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2009/11/7-8677.html
第8回 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2009/12/8-4f4a.html
第9回 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2009/12/9-cdc5.html
第10回 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2009/12/10-183b.html
第11回 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/01/11-0587.html
第12回 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/01/12-68a7.html
第13回 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/01/13-2599.html
第14回 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/02/14-4fa8.html
第15回 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/02/15-d4df.html
第16回 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/02/16-3ac8.html
第17回 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/02/17-2-6e30.html
(番外) (当記事)
第18回 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/03/18-5177.html
第19回(最終回) http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/03/19-7b99.html

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コメント

医療問題とシベリア・商社の物語では、医療問題のほうがはるかに身近な問題ですからね。
19話になるのは予算が削られたからでしょう。後半は原作のダイジェストみたいになってますし、サルべスタンも予算がないからほとんど映らないですからね。

まさ様
コメント、ありがとうございます。

そう言えば、後半の話の展開の仕方は、少し目まぐるしかった気がしますね! それが原作ファンに、どう映ったんでしょうか。 私は話がスピーディーでよかった気はするのですが。

予算がなかった、というのも、なるほどですね。 前半はCGの見事さなどに感心していた気がしますが、後半はあまりお金かかってるなーこのシーン、と思うことがありませんでした。 慣れちゃったせいかな、って思ってました(笑)。

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    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
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    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

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    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

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    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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