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2010年3月 3日 (水)

リーマンショック以降に見た 「ハゲタカ」

 かねてから 「すごいドラマ」 という評判を伝え聞いて、いつか見てみたいと思っていた 「ハゲタカ」 でしたが、今年(2010年)の1月9日に集中再放送していたものを、ようやく見ました(遅すぎ…笑)。

 古本屋でも、経済書というのはゴミ同然に扱われることからも分かるように、経済というものは日々変化していくものなので、たかだか2、3年前のこのドラマも、すでに時代遅れになっている部分が多くて。
 なにしろ、このドラマで最も中心的役割を演じ、いちばんの暴君として存在しているアメリカのヘッジファンド会社が、2008年のリーマンショック以降、まったく意気消沈している、という現在の経済状況。
 そしてこのドラマでほとんどモデル的に取り扱われていた、時代の寵児とももてはやされた村上某と堀江某が、たった2、3年のあいだですっかり過去の人になってしまっている、この現実。
 ここから見えてくるのは、この 「ハゲタカ」 というドラマで製作者たちが訴えたかった 「心の問題」 というものが、いかに現実には力を持ち得ないのか、という無力感でもあります。

 現実には、どんな大問題がわが身に降りかかろうが、結局は自分や自分の家族がちゃんと生活していられればいい、という価値観だけが、最後には残ってしまう。
 仕事に対する誇りだの、カッコいいことを言っていても、食えなければどうしようもない。

 リーマンショック以降、「アメリカのくしゃみに感染した日本」 の現実は、2、3年前よりも深刻になっている気がしてなりません。
 要するに、不景気、加速してます。
 その中でますます、社会全体の人間的な温かみが廃れてきたような気がしてならないのです。 ますます、社員のためにある会社ではなく、会社のために社員があるような、人間が部品以下に貶められている状況になっている気がしてならないのです。

 そんな状況下で初めて見た 「ハゲタカ」 でしたが、主人公の鷲津(大森南朋サン)が冷酷に企業買収をしていくさまを見ていて、彼がそんなに悪い人間に、初めから見えなかった。
 かえって、彼が買収を進める企業の経営陣の無能さが見えて仕方なかった。
 これは単に、ヘッジファンド暗躍の時代以降の、リーマンショック以降の現在からふり返るからそう見えたのでしょうか。
 経営破綻してしまった西野旅館の宇崎竜童サンも、変な方面に手を出したからこそ失敗したのであり、おもちゃ会社の冨士真奈美サンも、会社を私物化していたからこそ経営が傾いていた。 大空電機の大杉漣サンも、ポッと出のIT企業の若造(松田龍平クン)なんかに安易に頼ったばかりにひどい目に遭ってましたよね。

 そこで経営者として最後の光を細々と放っているのが、大空電機会長だった、菅原文太サン。
 彼が何より大事にしていたのが、レンズ磨きの技術屋としての第一人者であった、田中泯サンでした。

 要するに、我々は、目の前にある仕事を、精一杯こなすことなのだ。
 誰にも負けない技術を、精一杯磨くしかないのだ。
 それだけが、この社会を最後まで生き抜いていくうえで大事なことなのだ。
 結局時代が変わろうが、世界がどう変わろうが、どんなに貧しくなろうが、目の前のことに全力でぶつかっていけば、道はひらけていくものだ。
 仕事に対する誇りというのも、実はその血のにじむような努力の積み重ねによってしか成しえない、一見するとカッコ悪い勲章でしかない。
 そう思えてなりませんでした。

 蛇足ですが、このドラマに出てきたファンド会社などの建物は、とても冷たい感じがして、建物になんだか人間性が拒絶されているような印象を、再三感じました。
 これって自分が、末端の会社を経営しているから、そう思えるんですかね?
 人の血が通っていないように見える建物で仕事をしている人は、なんだか気の毒なようにも見えました。 それがステータス、ってものなんでしょうかね。

 いずれにせよ、経済状況がいくら変わっても、噂にたがわぬすごいドラマであったことだけは確かです。 結構難解ですけどね。 あんまりすごいすごい言うと、頭のいい人だけの自己満足とも受け取られかねません。 ドラマですから、ドラマチックになるのは必然として(笑)、頭のいい人ほど、このドラマにハマってしまうことだけは言えるんじゃないか、そう思います。

 またまた蛇足になりますが、すべての出演者の演技力が最高レベルだったことは確実ですが、なかでも私が感心したのは、ニュース番組にアンカーマンとして登場していた蟹瀬誠一サンの演技。
 まったく演技に見えませんでした(笑)。
 普通、どこかしらセリフをしゃべっているような、ぎこちなさが残るんですけどね。

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テレビ」カテゴリの記事

コメント

お久しぶりです。本当に毎日毎日酷暑続きで、夜になってやっと息を吹き返してます

ハゲタカ・お正月のは見逃したので、真夜中ですが今週、再再放送してくれてるので本当に嬉しいです

今日の「入札場面」では、小池哲平クンの「鉄の骨」を思い出しました。


初めて社会派ドラマ完走出来たと嬉しかったんだけど、リウさんの感想読んだら、私の感じた事ってまだまだ子供だなぁと、ガックリした事思い出しました

「鉄の骨」では何故か毎回涙してたんです

まだラストまで見てないので、リウさんの到達したような感想まで行けるのかわかりませんが、世間知らずの私なりに勉強のつもりで、ラストまで今回はハゲタカを完走したいです

鷲津さんの表情がこれまでと少し変わって来たような気もするので、内面的な変化が起こってるのかなぁとか、感じた所です。


(土)は、映画版「ハゲタカ」」まで放送してくれるなんて出血大サービスですね


武市さん去ってしまって、龍馬伝見てても凄く淋しいので、スーツ姿で外国人を従えビシビシ商売やってる大森武市さんを、「船乗りザムライ」←(亀山社中より私は、こちらのネーミングがお気に入り)の皆さんに見せてあげたい(笑)

登場人物の中に、吉田東洋さまと、ゲゲゲのお父様のお名前を拝見して、ビックリ


もうラストまで、絶対頑張りますわ(笑)


マヤ建設の長岡さんも見れて懐かしかったな

「……俺が……やろうか……」


↑↑↑
ここで、号泣した私でした。


しかしながら、本当に声が無駄に素敵過ぎだとドキドキな方です(笑)

葵様
暑中お見舞い、申し上げます!
暑いですよねぇ…。
「世界の天気予報」 なんかを見ていると、日本より暑いとこって、インドぐらいしかないんですよ。 それ以外は、異常気象で酷暑の続くモスクワとか。 ハワイとかシンガポールなんかより暑いって、日本はどーなっとるのだ?と言いたくなります。

おっと、「ハゲタカ」 ご覧になってますか。
大森南朋サンはこの時以来、個人的には 「青」 のイメージ(笑)。 「龍馬伝」 でもダブル武市の時なんか、画面がサッと青くなってましたよね(笑)。

私がこのドラマに対して最初に抱いたイメージは、「鷲の恩返し・チョー過激版」(笑)。

要するに自分の甘さが招いた不幸な出来事を深く悔いて、なんとか栗山千明サンら遺族に恩返ししようとする男の物語。
けれどもその方法はそーとーえげつない、過激な変身を必要とするものでしたよね。
これに翻弄され続けるかわいそうな男が、柴田恭兵サン(笑)。 大森南朋サンに心ない教育をしたおかげで、大森サンがホントの冷酷男になってしまった、みたいな(笑)。

競争入札の回は、いわば 「ハゲタカ」 前半のクライマックスでしたね。 この回の演出は、確か葵サンお気に入りの、堀切園健太郎サンだったと思います。

そうそう、葵サンのコメントで思い出しましたよ、「鉄の骨」 の長岡、志賀廣太郎サン、「ハゲタカ」 では大森サンの部下をやってましたよネ! 長岡もいい味出してましたが、なんか注目株ですね、渋くて私も好みだなあ。

田中泯サンも、個人的には吉田東洋の方がぴったりだなあ、と感じますです。 サムライ!という感じがするんですよね。 吉田様!どういてそんな帽子ばあかぶってレンズをみがいとるがじゃ!(私の土佐弁、ヘンですかね?…笑)と言いたくなるよーな。

しかし、「鉄の骨」 で泣いちゃったんですか。
長岡の自殺のところは、確かに悲しい場面でしたよね。 今の会社員などとゆーものは、自分が捕まっちゃうとなんでもホイホイしゃべっちゃう。 結局それって、自分がトカゲのしっぽ切りになることが分かっているからなんでもしゃべっちゃうわけですけど、いくら他人には言えなくても、自分の仕事に誇りを持っている人ならば、長岡のように一切しゃべらないものなんですよ。 それがいいか悪いかは別の問題、ってことで。 私は長岡、立派だったと感じます。

あ、なんか難しい話になってきましたね(笑)。

土曜日の 「ハゲタカ」 映画版には、私も期待しております。 早く見たいなあ。

ハゲタカファンです。
再放送、何回見たことでしょう。
初回放送当時、TOBなどで大企業が脅かされることがまだ少なかったですから
見る側としても戦々恐々でした。
(企業に勤めているわけではなく、最末端の自営業なんで直接関係ないんですがw)

映画は劇場で観たんですが、また観たいので本日録画準備スタンバイ。
この映画では鷲津さんは暖かい人に見えます。
玉鉄の悲しい銭ゲバぶりを堪能してください。

マイティ様
コメント連投、ありがとうございます。

「ハゲタカ」 ファンでしたか! 私もリアルタイムでこのドラマを見ながら、記事を書きたかったものです!

記事中に書いたように、経済の話はすぐに賞味期限が切れてしまうので、集中再放送を見た時はなかなか没頭できずに参りました。 ただやはり、第1回の宇崎竜童サンには戦慄したクチです。 そして松田龍平クンには、心底ムカつきました(笑)。 それどころか、登場人物すべてが、ものすごい演技をしていますよね。

映画版のほうはしっかり予約録画いたしました! 鷲津サンはテレビドラマのほうでも、最終的に 「イイヤツ」になりましたからねー。 味方につくとこれほど頼もしい男もいないような気がします。 早いとこ見なくっちゃ!

フジテレビの「剣岳点の記」を観つつ、
「ハゲタカ」録画。見終わりました。
二本続けてはなかなかキツイです。
ええっと、ハゲタカは特別編集版とのことですが
エンディング近くに高良クン(派遣のコ)がかっこいい車に乗って通り過ぎるシーン、無かったですよね?
劇場版にはあったんですが、たぶん玉鉄にもらったお金で買った、もしくはそのお金で株買って儲けたか、どちらかだと思うんです。
アカマ自動車の車なんだろうなあ。。。

劇場で観たときは玉鉄の「ご飯は残さない&お金は拾う」というクセの強さに面食らったもんですが
今回はわりとサラっと観てしまいました。

鷲津が中国の貧しい村まで行き、壁に描かれた車の絵を確認するところが「優しいなあ」と思うのです。
彼なりの弔いと決着なんでしょうけど。

マイティ様
コメント、ありがとうございます。

録画していたものをようやく見ました。 あの派遣の男の子、AGT(?)を乗り回していたんですか! やっぱり玉山サンにもらった400万円で、買ったんですかね?(笑)

うーん、カットされていた、と言われると、その方が良いような気もしますネ。 なぜなら派遣労働者なんて、そんなに裕福なわけでもないでしょうから。 そのお金で400万円の車を買った、というのは、前世紀的な価値観、という気もします。 もっと大事に大事に、老後の蓄えじゃないですけど、そんなケチケチした使いっぷりをするほうが、今の時代は現実的なのかも知れないですね。

それにしてもその400万円を叩きつけるシーン、実際のお金なのかなあ?なんてことを気にしながら見てました(笑)。
もしホントのお金だったら、こーゆー粗末な扱いをすると、自分にお金のバチが返ってくるぞー、なんて(笑)。

>もっと大事に大事に、ケチケチした使いっぷりをするほうが、今の時代は現実的なのかも知れないですね。

おお〜リアル〜
今のコって本当にそんなかんじらしいですね
むしろ親の世代のほうが「若いうちはもっと楽しみなさいよ」と言う。

守山クンはけっこう江戸っ子気質で
(玉鉄に対してキレてたし)
「ええい!こんな金、こうしてくれるわ」と
車買っちゃったのかもしれません。

マイティ様
コメント連投、ありがとうございます。

バブル崩壊時から、ずーっと不景気ですからねぇ(笑)。 そろそろ20年になるのではないでしょうか、バブル崩壊してから。 今のハタチの若者は、景気のいい時代を知らない、というのも、考えてみればすごい話な気がします。

そんな節約志向の価値観で、車を持つこともカネがかかるからしない、というのも、なんとなーくさびしいような…。

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  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
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  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

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    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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