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2010年3月 6日 (土)

「金スマ」 近藤真彦 前編 アタマから水がピューの真相

 当ブログ 「金スマ」 マッチ 後編の記事は、こちらです↓
http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/03/post-2b97.html

 私の高校時代の友達の、その友達だった、近藤真彦サン。
 そのせいもあって、なんとなく同級生感覚で彼のことは見守ってきたんですが。
 当時から既にビートルズどっぷりだった私には、マッチのうたう歌というのは全く管轄外で(笑)。 私の妹たちは、まさにマッチファンの世代でした。 そのせいで、マッチのシングル盤を私も何枚か、誕生日プレゼントで買った記憶があります。 恥ずかしかった~(笑)。

 かく言う私も、妹たちと一緒に、「ザ・ベストテン」 を見ていたクチでして。
 まあもともとは、私がスタート当初から見ていたのを、妹たちも一緒になって見出した、という、…何を張り合ってるんでしょーかね(笑)。 どっちが先でも、別によろしいんですが(笑)。 でも、当時は家族そろって、テレビは見ていたものですね。

 ともかく今回、「金スマ」 でたっぷり流された近藤真彦サンの 「ザ・ベストテン」 映像は、1983年あたりまで、ことごとく見てた記憶があって、我ながら驚きました。 1983年って言ったら、私大学生ですよ(笑)。 さすがにその時には、毎週欠かさず見ていたなんてヘビーローテーションじゃなかったと思います。

 デビュー曲 「スニーカーぶる~す」 で初登場の時も見ていたし、女の子の波の中にダイブっていうのも見てました。 腕を骨折してホータイ巻いてたのも覚えてるし、ボートから夜の海へ飛び込むのも見てましたし、表参道でオープンカーに乗りながら歌ったのも覚えています。 「ハイティーン・ブギ」 のボツになったセリフ、「好きだよ、好きだよ~っ!」 って叫んでいたのも、見てました。 ビル清掃のゴンドラに乗って歌っていたのも。 よーするに、当時は毎週欠かさずに、見てたんですよ(笑)。

 で、番組内でいかにも大事件みたいに語られていた 「マッチの頭から水がピュー」 事件ですが、この1983年の年末に放送されたベストテンの特番で、迷・名場面集、というのがあって、その時にも採り上げられたシーンだったんですよ。 当時はどこが面白いのかちっとも分からなかったんですけどね。

 「頭から水がピュー」 事件、というのは、「金スマ」 をご覧になっていなかった方のためにご説明申し上げますと、当時さまざまに奇抜な演出をしていたベストテンの演出家が、火に包まれた少女をマッチが救出する、というストーリーを考えまして、その際に頭に穴のあいたチューブを巻きつけ、そこから水を流すことによってマッチの額から汗が流れる、という演出を狙ったのですが、それが見事に失敗。 「頭から水がピュー」 というほどひどくはなかったんですが、まるで頭から水がわき出てくるようなマヌケな感じになってしまった。

 これだけでは、ああ失敗失敗、って、ちっとも事件っぽくないんですが。

 これに腹を立てたマッチが、歌い終わった直後スタジオを出て帰ろうとしてしまったのを、なんとかなだめすかして、スタジオに戻らせた、ということだったらしいのです。
 そういう舞台裏があったとは、初めて知りました。 まあ、言うほど大したことでもないような気もいたしますが(笑)。

 それでも、「ベストテン」 の一連の映像を見ていて、今から考えれば当時は、とても考えられないようなハチャメチャを、テレビってやっていたんだなあって、あらためて感じました。 当時はそれが当たり前だと、気にも留めなかったんですけどね。 始末書が飛び交っていた、という 「ベストテン」 の裏側には、当時のテレビマンたちの熱いゴーインさが伝わってくるのです。

 それにしても、当時から私、マッチのうたう歌には、とても不満があって。

 というより、どうしてこういう下らん歌ばかり歌わせるのだろう、という、スタッフの側に対する不満ですね。
 同時期に活躍した田原俊彦サン(トシちゃん) より確実に歌がうまいのに、どうしてトシちゃんと同じようなレベルの歌を歌わせるのか。 やんちゃ坊主レベルの歌ばかり歌わせるのか。 そういつも思っていました。
 いや、けっしてトシちゃんの歌をけなしているわけではありませんよ。
 彼の歌唱力のまずさにぴったりの歌を歌っている、という点で、それには感心していたし、曲は結構好きでしたし。 「ニンジン娘」 とか。 アレは当時、気がつくとくちづさんでいたもんです…(笑)。
 だいたい浅田美代子サンの時代から、歌のまずいのにはならされていた、っていうか。
 …イカン、言い訳するたびドツボにはまっていく気がする(笑)。

 ともかくそのうちに 「ザ・ベストテン」 の 「今週のスポット・ライト」 に、横浜銀蠅が出てきて。

 番組中でその直後に出てきたのが、マッチでした。

 横浜銀蠅の、当時としてはものすごいハイテンションな歌のあとに歌われたマッチの歌は、ハチャメチャに迫力がなくて、その時もテレビを一緒に見ていた妹たちも、聞き慣れていた曲だったにもかかわらず、「なんかしょぼい」 と、ショックを受けていた模様でした。 私も、ビートルズの歌と 「ザ・ベストテン」 の歌は全く別カテゴリーだと割り切って見ておりましたから、ほとんどビートルズに肉薄する横浜銀蠅のインパクトの前に、あらためて日本の歌謡界の、あまりのヌルさを思い知ったのです。 妹同様、ショックでした。 黒船来航、っていうか(笑)。

 その後の横浜銀蠅の活躍は、ご存じのとおり…と言っても、若い人は知らんだろうなあ。
 銀蠅ファミリーのひとりが、「龍馬伝」 で福山クンのお兄さんをやってる人で、もうひとりが 「ウェルかめ」 でヴァン(分からんか…武田航平クンです)の父親役をやってる人であります。 杉本哲太サンと、嶋大輔サン。 銀蠅本体のほうは、あまりお見かけいたしませんね。

 話はそれましたが、マッチがようやく等身大の歌をもらったな、と思ったのが、「愚か者」 でした。 この路線でどんどん大人の歌を歌ってもらいたかったのですが、どーもスタッフに恵まれない感が、未だにつきまとっている気がするのです、失礼ながら。

 今回の番組で歌われた新曲、「恋 ざんばら」 も、題名だけ聞くと、頼むよなあ、と言いたくなるのですが、曲を聴いたら、結構よかったな。 なんかこの曲、数パターンあるみたいですね。

 マッチの人生は、「ザ・ベストテン」 中心に考えると、かなり栄光に包まれているような気もするのですが、次回(3月26日放送)の3時間SP後編では、結構シビアな話もするみたいです。 見たいような気もしますが、見たくないような気も…。 でも、その話っていったい、話せる話なのか、だいぶ気になったりしてます。
 なにしろ彼女のほうは、未だにその傷がいやせていない気がするものですから。

 蛇足ですが、マッチの 「ザ・ベストテン」 出演シーンだけをまとめたDVDボックスセットとか、百恵チャンみたいに出してみたら面白いような気がするんですけど。

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BOOKS

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
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  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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