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2010年6月13日 (日)

「土曜スタジオパーク」 6月12日 松下奈緒サン、意外な素顔

 NHK 「土曜スタジオパーク」 6月2日は、「ゲゲゲの女房」 で主役の村井布美枝を演じている、松下奈緒サンがゲスト。

 司会のビビる大木クンと比べてもあまり背が変わらず、「やっぱり背が高いんだな」 という第一印象。 こうした素顔を拝見するのは初めてなので、私も興味津々でした。

 ところが…(また野際陽子サン風…しつこい…笑)。

 いざ、話し始めると、…布美枝と違う!(笑)
 なんか、声が全然違うんですよ。 びっくりするくらい。 比較的トーンの低めの声で、実に早口(緊張のせいかもしれませんが)。 布美枝の声って、完全によそ行きの声、という感じですね、このしゃべりかたを聞いていると。

 しかもイメージ的には、「ちりとてちん」 のピアノ演奏をしていたという覚えがあったので、おしとやかなのかな、と思ったら、小さい頃から外で遊ぶのが大好きな、ブラックバス釣りとかもする快活な女性。 イメージ的に、アサヒビールだったかのCMに出ているときの彼女のほうが、素に近い、という感じかな。

 視聴者が選んだ 「もう一度見たいシーン」 では、まずお見合いのシーン。

 「そうですねー、なんかもう今結婚して1年くらいたっちゃってるのですごい懐かしいシーンですねー。 こっからスタートしてたんだなと思ってちょっと。 いやあのシーンすごく、あのいちばんあのメンバーのなかでたぶん、布美枝自身が緊張していたと思うんですよね。 で私もやっぱあのシーンってすごく、ド緊張の日でー、シーン的にはずっと同じお部屋の中で一日中撮ってたんですけど時間的には3日4日ずっとあのシーンを撮ってたので、すごく大変な着物のシーンでしたけど」

 いや、しかし早口だ(笑)。 しかも、しゃべるしゃべる(笑)。 兵庫県のお生まれらしいのですが、や、関西女、という感じですねえ。 のんびりとした安来の方言を使っている布美枝は、いったいどこに…?(笑)

 そして茂から自転車をもらって涙ぐむシーン。

 「ホンットにー、私もすごい不思議な気持ちなんですけどー、なんかこう徐々に撮影が進んでくると私自身が布美枝になりたい、と言うか、やっぱり、なりきっているもんだと、こうなんか自分のなかでもそういうのかあるので、なんかこのシーンも、すごくスンナリ、こう、自転車を見て、まあたぶん普通だったら、自転車もらったくらいで泣くなよ、って茂さんみたいに言われるかもしれないですけど私のなかではもう自転車…すべてがやっぱうれしいんですよね、いろんなとこがもう、そういうとこがなんかこう役と重なり合うところが非常に多かったので、なんかこのシーンでもすごく印象に残ってますねえ…(役に)入ってましたねやっぱり、もうあのなんか、(茂が)自転車持って現れた瞬間にもう泣きそうになってましたよね(笑)やっぱり。 なんでここでこんなものをくれるんだって言うかなんか、今までのことがあったのでその分やっぱつらいものたくさんしてきた中での、唯一うれしい幸せな時間というのが、最初に、このシーンがたぶん、いちばーんこうふたりが寄り添った時間でもあったのでー、そういう意味ではすごく」

 それにしてもよくしゃべるね(笑)。

 ほかにも、源兵衛役の大杉漣サンの 「アドリブ攻撃」 がすごい、とか(笑)。
 東京にやってきた源兵衛が中森サンをとっ捕まえ、その時に手に取ったひしゃくをずーっと持ったまま振り回して、布美枝たちを怒るシーン、あのひしゃくは予定外のことだったらしい(笑)。
 そして、「見送ってもくれんのか?」 と玄関先で怒鳴るのも、アドリブ(笑)。
 布美枝と姉の暁子(飯沼千恵子サン)があわてて飛び上ってしまうのは、笑えました。

 そして、現場以外では茂役の向井理クンとは滅多にしゃべらない、という話に。

 「ここ一週間しゃべってないです(笑)。 冗談、冗談です。 これはですねー、あのやっぱり、のちのちちゃんと聞くと、これは向井サンもそうだとおっしゃってくれたのでほっとしたんですけど、やっぱ最初に出会って5日で、2回しか会わないのに新婚生活を始めるっていう距離感をやっぱり保ちたいなーということが最初あったので、あんまりこう知りすぎちゃうとそれが、ヘンに絵に出ちゃうのが怖いというのもあったので(以下略…笑)」

 まあ、今は夫婦生活も長くなってきたのでそんなこともないらしいですが。
 これに対してビデオ出演の向井クンは。

 「ぼくもしゃべらないようにしてました。 まあとても長いですからね。 そんなにあわてて、夫婦だからと言って意識する必要もないなと思っていましたし、夫婦の成長物語でもあると思うので、そういう意味で、距離感は、ちゃんととるところはとっていかなければいけないなとは思ってましたね」

 向井クンのしゃべりっぷりが、とても落ち着いて聞こえる(笑)。
 その向井クンのお気に入りシーンは、布美枝が少女漫画の原稿料をいただきに木下ほうかサンのところに行って屈辱を受けたあと、コーヒーを買って帰ってふたりで一緒に飲むシーン。 よかったですよね、あそこ。

 「いつも(松下サンの)元気な感じにみんな救われているところがあると思うので、まあ、先はもう、始まったころからするとすごい短いですけど、これからも、みんなの、理想となるような夫婦像に、なっていければいいなーと思いますので、これからも、よろしくお願いします」

 向井クンは料理が得意らしくて、あれを作ったとかよく松下サンに自慢しているらしいです(笑)。

 そして 「もう一度見たいシーン」 の第1位は、「うちの人は、本物のマンガ家ですけん!」 と源兵衛に宣言するシーン。 私はなんと言っても、おばば(野際陽子サン)が亡くなる前の、最後のシーンですけどねー。

 「初めて父親に対して自分の気持ちをぶちまける、と言うか、やっぱり布美枝ってどこか、キャラクターとしておっとりしてて、何でも受け入れられるすごく心の広い人だっていう印象があったんですけど、このシーンってやっぱり、自分の守るべき人をきちんと守れるのは私だけだというそういう気持ちをいちばんに伝えたかったので、そういう意味ではなんかこう、なにも考えずに、ストンとその現場に入って、お父さんの顔を見てしまうともう、そういう気持ちに自然となれたと言うか(時々略…笑)」

 布美枝を演じることで、それまでは漠然としか結婚生活というものを考えられなかったけれど、パートナーの夢を支えるとかいっしょに実現していくとか、誰かのために行動する人生というものを実感する機会になった、という松下サン(発言を、だいぶ要約しました…笑)。

 写真の趣味も公開。
 やたらと接写するのがお好きらしくて、大好物のカルビも超接写したものを、パソコンのデスクトップにしているとか(ワケ分からん…笑)。

 布美枝との違いに戸惑いながらも(笑)、「ゲゲゲ」 以降のほかのドラマに対して演技の幅を期待させる、松下サンのキャラクターだった気がいたしました。

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BOOKS

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 上

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     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ記事より抜粋)。 この上巻ではビートルズの祖先から遡ってリバプールで人気に火が付き始めたところまでが書いてあります。

  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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