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2010年6月10日 (木)

「Mother」 第9回 母の手のぬくもりを

 冒頭から、いつもはエンディングに流れるクレジットが、淡々と映し出されていきます。
 そのことで、見ている側は今回、決定的なことが起ころうとしていることに、心がざわめき立つのです。 今回の 「Mother」 は、このところあまり記憶がないくらい、心が揺さぶられた仕上がりになっていたように感じます。 テレビで(タダで)ここまでのものを見せてくれると、テレビもまだまだ捨てたもんじゃない、テレビがつまらんとか言ってるヤツは全員これを見ろ!と声を大にして言いたくなります。 それほどの素晴らしいドラマでした。 来週が最終回ではないみたいなので、あと最低2回は残っていると思うのですが、これほど盛り上げてしまっていいのだろうか?(笑)と言えるほどの出来。

 そんな冒頭シーン。

 仁美(尾野真千子サン)が子供を取り戻すことを諦めて室蘭へ帰って行ったことで、奈緒(松雪泰子サン)と継美(芦田愛菜チャン)の関係は、未成年者誘拐、という足かせがなくなったせいか、急速に親密の度を増している様子です。 そんななか、継美チャンは歯が抜けてしまったことを気にかけています。 これは今回、クライマックスへの大きな伏線となるのですが。

 奈緒とうっかりさんこと葉菜(田中裕子サン)はいよいよ戸籍の不法買取を実行に移そうと、仲介者?の口座にお金を入れ、その足で戸籍を確認するために、明後日に伊豆に行く段取りを整えるのです。
 その額、580万円。
 こういうことが実際に行われているかどうかは知りませんが、実に高い。
 葉菜はこの金を工面するために、多田という、理髪店にちょくちょく顔を見せていたご老人から、理髪店の権利書を手にしている。 どうやらこのご老人の妻であった 「スミレ」 という人が持っていた店を、うっかりさんは譲り受けていて、今回その権利書まで多田の好意でいただいたらしい。 多田にタダでもらうなんて、シャレか?(笑)
 そしてつまり、そのお店を売っちゃって、お金に換える、ということでしょうか。
 うっかりさんはどこかのローン会社に掛け合っていたようですが、ちょっと気になるのは、580万円もの大金を、右から左へ送金できるのかなあ、ということ。 振り込め詐欺対策って、ありますよね? まあ話の本筋から言って、どうでもいい話なんですが。

 うっかりさんの留守中に、奈緒は彼女の主治医である柚川(市川実和子サン)から、うっかりさんの病気について話を聞くのです。
 彼女の病気は、急性骨髄性白血病。
 ガーン。
 大島幸子と、同じ病気だ…って(笑)、あの、つまり、「赤い疑惑」 で百恵チャンがかかった病気です(笑)。 35年前。 (ガーン…もうそんな昔…)

 もとい。

 母親の病状を知って、奈緒は驚くと同時に、いったんは自分を捨てた母親の、自己犠牲的な愛情をまざまざと思い知るのです。 これも、クライマックスへ向けて大きな伏線となっている。

 いっぽううっかりさんは、継美チャンと 「雨降り熊の子」 を歌いながら、家路についている。 この 「雨降り熊の子」 も、クライマックスにひと働きします。 伏線だらけだ(笑)。

 奈緒と葉菜、そして継美チャンの伊豆への旅では、3人の絆がとても深まっていく様子が描写されています。 3人で住む砂のお家を作ったり、3人で一緒に床屋さんをやろう、と継美チャンが提案したり。

 埠頭を歩いているとき、継美チャンは海鳥たちに向かって駆けて行き、「トリさーん、ここだよー! ここにいるよー、トリさーん!」 とうれしそうに叫ぶ。
 それは今までひたすらほんとうの自分を隠し通しながら生きてきた継美チャンの、人間宣言とでも呼べる叫びだった気がするのです。 それが、今にして思うと、とても切ない。

 ともあれそんなあたたかなシーンが連続するので、結構穏やかな気分になれるような話の流れなのですが、水面下では仁美の告発を受けて、奈緒たちに警察の手が迫っている。 藤吉(山本耕史サン)の動きも活発になってきて、鈴原家に行ったり仁美を説得しようとしたり、このドラマ中盤で見せた怪しいところが全くなくなりました。 彼の状況説明は実に理路整然としていて、ふむふむなるほどそーゆーことか、と見ている側に客観的な視点を思い起こさせる役割を担っています。 でもまあ、仁美の告訴をやめさせようとした思惑は、全く外れてしまいましたが。

 「嫌いだからですよ、あの女が」

 誘拐を公にすれば結局は怜南(=継美チャン)を虐待していた自分の首を絞めることにもなるというのに、仁美は藤吉に向かって、しれっとそう言い放ちます。
 それはたとえいっときだけでも奈緒を懲らしめてやりたい、自分のことをママじゃないと言った怜南を困らせてやりたい、という心情の発露のような気もしますが、実は仁美は、そうすることで自分も早く罰してもらいたがっているのかもしれない、ふとそう私は思いました。

 藤吉から、警察が動いているという知らせを受け取った奈緒は、同じ席にいた鈴原家の人々から、強い励ましを受けます。 特に奈緒の育ての母、高畑淳子サンから、「あなたを心から誇りに思う」 と言われ、奈緒の目にみるみる涙がたまっていくのです。 泣けましたが、…これはほんの序章に過ぎませんでした(笑)。

 寝静まった継美チャンを見ながら、奈緒は葉菜に病状を聞いたと打ち明け、「また私をだまそうとしている」 と静かに訴えます。
 「また」、というのは、おそらく自分を捨てた時のように、という意味でしょう。
 それに対して、葉菜は 「じゃあ、また、だまされて」 と微笑みながら言うのです。
 「どうしてこんなにしてくれるのですか?罪滅ぼしですか?」 と聞き返す奈緒に、葉菜はこう答えるのです。

 「今が幸せだからよ…幸せって、誰かを大切に思えることでしょう? 自分の命より、大切なものがほかにできる。 こんな幸せなことがある?」

 朝イチでお金をおろそうとした奈緒(おろそうとしたかどうかは分かりませんが)は、目当ての銀行のATMがシステムメンテナンスのため9時30分まで利用できないことを張り紙で知ります。
 なんというタイミングの悪さ?
 結局不正な送金をせずに済んだから、結果的にはよかったのかな?

 ほかの銀行を当たろうと葉菜に連絡を入れた奈緒は、気が急くあまり継美チャンの話を聞かずに電話を切ってしまう。
 銀行を探す奈緒は、警察が自分たちのことを嗅ぎまわっているところを目撃し、継美チャンの待つ旅館に戻ろうとするのですが、そこに天気雨がにわかに降ってくるのです。

 この天気雨。

 継美チャンが外を見て、「お天気なのに雨が降っている」 とうっかりさんに話し、うっかりさんから 「これはキツネの嫁入りというんだよ」 と教えてもらいながら、また 「雨降り熊の子」 とふたりで歌う。

 「キツネの嫁入り」 を見ると不幸になる。

 そんな言い伝えがあるこの天気雨という 「普段には見られない現象」 が、奈緒が警察に拘束されるシーンに一種独特の 「非現実感」 を演出したことは間違いない、そう私は感じます。
 天気雨が降る中、大雨でできた小川を泳いでいる魚を捕まえられなかった熊の子の歌が、スローモーションで逃走する奈緒のバックに流れる。
 警察に行く手を阻まれ、逃走を断念した奈緒はその場に膝を落とし、継美チャンの名前を叫ぶのです。 抑揚のない演技に終始してきた松雪サンが、ここで自分の感情を、解き放っている。 見ている側の心を震撼させるような叫びでした。

 「お母さんの声が聞こえなかった?」
 そう継美チャンに訊かれた葉菜は、旅館の玄関先に出てみてがく然とする。
 そこには、警察に連行されようとしている奈緒の姿が。

 「奈緒!」

 確かこのドラマで、葉菜ははじめて自分の娘の名前を呼んだのではないでしょうか。
 この時点で、私もう、ちょっとグッと来てます(笑)。 矢も盾もたまらず、奈緒に駆け寄る葉菜。

 「お母さん…」

 やっぱり奈緒も、初めて葉菜のことを、こう呼んだと思うのです。
 初めてこの母子が、母子になった瞬間でした。

 葉菜にしっかり握られた手を見て、奈緒はこう呟きます。

 「こんなだったかな…」

 自分が幼いころに母に捨てられたときの、その手の感触を、奈緒はいまだに忘れていない、と前に話していましたよね。

 「少し、小さくなった…」

 「あなたが大きくなったのよ…」

 「お母さん…病院に行って…病院に行って、ちゃんと、検査…」

 「分かった、分かったから…分かったから…奈緒…!」

 引き離されようとするところへ、継美チャンがやってくる。

 「お母さん! …どこへ行くの?
 継美も行く…継美も行く…どこへ行くの?…継美も行くよ…お母さん!…なんで黙ってるの?」

 自分の名前を何度も言う継美チャンは、警察に向かって、私は道木怜南じゃないのだ、と訴えているようにも聞こえる。
 奈緒は継美チャンの手を取って、さっき電話で何を言いかけたのかを尋ねます。 継美チャンは、あふれる涙をこらえながら、こう言うのです。

 「あのね…歯が生えてきたよ…おとなの歯が生えてきたよ…」

 「そう…そう……よかったね」

 もう、ダメです(笑)。 涙腺ぶっ壊れたかと思いました(笑)。

 そして奈緒は、自分が母親に別れる前にされた同じことを、継美チャンにするのです。

 「継美…覚えてて…お母さんの手だよ…お母さんの手…
 ずっと握ってるからね…
 継美の手…
 ずっと握ってるからね…」

 警察に促された奈緒は、継美チャンを固く抱きしめます。 あーひとりで見ててよかった(笑)。 もう、ボロボロです(笑)。

 「車、動くよ…危ないから離れてなさい」

 激しくかぶりを振る継美チャン。

 葉菜に継美チャンを頼み、母子のしっかり握った手が離れていく瞬間は、胸が引き裂かれるような気持ちでした。

 「継美!」

 「おかあさーん!」

 走り去っていく車を追いかけ、何度も何度も叫ぶ、継美チャン。
 カンベンして(笑)。 あーオワリだ。 もうなんでもいいから、みんなにこのドラマを見てもらいたいという衝動が…(笑)。

 いや、ここまで来ると、私のヘタな感想文など余計なものでしかないですね。 キーボード打ちながらも泣いています(笑)。

 ふー。

 泣き疲れました(笑)。

当ブログ 「Mother」 に関するほかの記事
第1-2回 主人公が、暗いですね… http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/04/mother-1-2-447a.html
第3-4回 同じテーマのドラマ 「八日目の蝉」 との相違点http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/05/mother-3-4-34fe.html
第5回 母と娘の距離感http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/05/mother-5-bc26.html
第6回 行く先が、見えないhttp://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/05/mother-6-95e0.html

第7回 うっかりサンの裏の顔http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/05/mother-7-344a.html
第8回 泣いてもいいんだよhttp://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/06/mother-8-8615.html
第10回 優しさがつき動かすものhttp://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/06/mother-10-db64.html

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コメント

かんぺき!

つくサン?つぐサン?
どうもでっす!

一言コメント、ありがとうございます。 返信も簡単でいいな、コレ(笑)。

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BOOKS

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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