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2010年7月31日 (土)

「ゲゲゲの女房」 第18週 「悪魔くん」 成功の裏で描かれるもの

 「墓場の鬼太郎」 映像化難航の思わぬ効果によって見事に復活となった 「悪魔くん」。

 今週の 「ゲゲゲの女房」 はこの 「悪魔くん」 をめぐるさまざまな人の思いを描いた、奥の深い話となった気がします。 ただ単に狂想曲として片付けていないところはさすがです。

 と同時に狂想曲としての演出も抜け目がない。
 当時の最先端メディアであったテレビ放送に乗れたことが、どれほどすごいことだったか。
 商店街の布美枝(松下奈緒サン)の友達、知り合いに至るまで 「悪魔くん」 のテレビ放映には大コーフン、茂の昔からの知り合い(富田社長のうじきつよしサン、中森役の中村靖日サン)もそれぞれの感慨を胸いっぱいにしながらの視聴。
 ただ残念だったのは、今回出演が叶わず電報のみの消息をよこしてくれた美智子(松坂慶子サン)。 佐々木すみ江サンのおばあちゃんも光石研サンも、喜ぶ顔が見たかったなあ。
 いずれにせよ、昭和史という観点からも、夏休みに入った子供たちが見ても面白い話になっている気がするのです。

 「悪魔くん」 成功の話にとって最も重要だと思われるのが、この物語をまず最初に世に送り出そうとした、戌井(梶原善サン)への配慮です。
 実際にビジネスライクな話をしてしまえば、これまでひとかたならぬ世話を受けてきた戌井に対して、茂(向井理サン)はたとえ採算を度外視しても戌井の雑誌に作品を提供するとか、なんらかのことをする必要があるようにも感じます。 ドラマのなかでも、結局言い出せなかったけれど、戌井もそうしてほしかったようですし。

 けれどもこのドラマでは、自分の雑誌に描いてほしい、と言い出せなかった戌井の、経営者としての優しさ、裏を返せば詰めの甘さのほうに重点を置いて描写がなされているような気がするのです。

 そしてもうひとつ、「悪魔くん」 を再び世に出そうとするには、戌井の了解なしには進めることができない、と考えた茂の義理立てにも、重点が置かれていた気がする。 「悪魔くん」 はあくまで(シャレではありません)自分と戌井との共同作業による産物だ、と茂が考えていなければ、茂はリメイクの話を戌井に相談することはなかったでしょう。

 「悪魔くん」 の最初のテレビ放映が終わってその祝賀会的な宴会が開かれていたなか、茂の姿が見えないのに布美枝は気付きます。
 茂を探して仕事場に来た布美枝は、茂が戌井と電話でしゃべているのを目撃する。

 「あんたの編集者としての目に、狂いはなかったですなあ…。
 『これはすごいマンガだ。 絶対に当たる』 と言ったあんたの言葉が、(茂、こみあげてきて)本当になりました…!」
 戌井も、電話を置きながら、こみあげてくるものを押さえられない。
 布美枝も陰で見ながら、涙があふれてくる。
 参りました。 

 涙に打ち震える茂の感無量ぶりは、これまでこのドラマで一度も見せたことのない、茂の感情の爆発だった気がします。 それだけに余計、茂の戌井に対する感謝の気持ちが、痛いほど伝わってくる。 泣けました。 「戌井にも仕事を回してやれ」 というビジネスライクなしみったれた話が、これで解消、するかどうかは見る人の判断なんですが。

 その前にも大いに泣けたのは、「悪魔くん」 のテレビを見ながら大いに喜ぶイトツ(風間杜夫サン)と、涙ぐむイカル(竹下景子サン)。 安来の大杉漣サンと古手川祐子サンの感無量ぶりと相まって、たたみかけるような 「これで泣いてください」 の演出(笑)。 大いに泣かせていただきました。

 特に茂の両親のほうは、放映当日に 「自宅のテレビが壊れた」 と言って東京の茂のところまでやってくるほど。 のちにイトツから、「テレビが壊れた」 というのは単なる口実で、ほんとうは茂たちと一緒にこの喜びを分かち合いたかった、というイカルの心情が打ち明けられるのですが、…なんか、親って、ありがたいですよね。 親の気持ちのありがたさが時間差攻撃でこちらの涙腺を直撃します(笑)。

 寝坊の茂を 「昔からそうだった」 と懐かしがる茂の両親。
 アシスタントたちに大きな声で(笑)、「茂の力になってやって下さい、お願いします!」 と頭を下げるイカル。
 どんなに茂が成功しても、親は親なのです。
 どこまでも子供のことを心配してくれる。

 親の心情、という観点から、もうひとつ今週は、茂と布美枝の子供(たち)に対する愛情も同時に描かれていた気がします。

 こないだ見た 「しげると布枝」 のインタビューで原作者の武良布枝サンが藍子チャン(役名ですが)のことを 「本当に手のかからない子どもだった」 としゃべっていた通り、藍子チャンのことを布美枝がちゃんと気に掛けている描写が、このドラマではあまりないような気がいたします。
 つまり結構、このドラマでの布美枝って、藍子チャンをほっぽっているようなところがある。
 その結果こみち書房の土間に転落したり、実家でビー玉をのみ込んでしまったり、今週もストーブでやけどを負ったり、ずいぶんとほっておかれたのが原因の事故が多い気がするんですよ。
 けれどもそれに目くじらを立てるのって、結構舅姑根性、というか(笑)。
 子供から片時も目を離さないことなんかできないし、四六時中監視していなければ気が済まない現代の子育ての風潮のほうが、私は変な気がします。 そりゃ取り返しのつかないことになったら大変ですけどね。

 布美枝以上に藍子チャンに気を回していない気のする茂でしたが、布美枝のお産の最中にストーブでやけどを負った藍子チャンを、ものすごい勢いで病院まで走って連れていく。
 お産の手伝いに来ていたいずみ(朝倉えりかチャン)はそれを見て、茂にもちゃんとした親の情というものがあることを実感するのですが、先の 「しげると布枝」 のなかでのインタビューでは、「子供のことなんか考えている暇などなかった」 みたいなことを言っていましたけどね、水木サン(笑)。

 それにしても今週の藍子チャン(篠川桃音チャン)は、結構これまでになくセリフが多かったような気が(笑)。

 水木サン命名 「点々」(点々ばかり描いているので…笑)ことスガチャン(柄本佑サン、なんか似てるなあ…と感じていたのですが、やっぱり柄本明サンの息子さんでした)がいずみチャンに持ってきたクリスマスプレゼントを自分へのものと勘違いしてしまったり、浦木(杉浦太陽クン)に向かって 「おじいちゃん」(実は風間杜夫サンを指差していたんですが)と言ったり、茂に描いてもらった 「悪魔くん」 のステッカーに喜んで 「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム」 と飛び跳ねたり(このシーン、最高にカワイかったです…)。

 この篠川桃音チャンという子役のいいところは、いかにも昔よくいた子役、のような匂いがぷんぷんすること。
 「八日目の蝉」 や 「Mother」 の子役の女の子達は、シャーリー・テンプルも真っ青(たとえが古い、古過ぎる…)のスッゴイ演技力で 「子役もここまで来たか…」 の感を禁じ得ないほどだったのですが、桃音チャンはとっても素朴な演技。 逆に見ていてとても癒されるのです。

 いずれにせよ、家族がひとり加わった村井家、来週の話にも、相変わらず期待、です。

当ブログ 「ゲゲゲの女房」 に関するほかの記事
第1回 NHKのやる気を感じさせます
http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/03/1-nhk-c7ac.html
第2週まで見てhttp://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/04/2-5cbd.html
第4週まで見てhttp://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/04/4-a685.html
第5週 ほんとうのスタートは、ここからhttp://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/05/5-9d37.html
第6週 人事を尽くして天命を待つhttp://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/05/6-3192.html
第7週 時代に流されていく人たちhttp://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/05/7-6a9d.html
第8週 笑って生きよう、たとえ貧しくともhttp://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/05/8-82ce.html
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第14週 自分の名前と自分の存在http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/07/14-30e2.html
第15週 夢をあきらめないで… http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/07/15-19ee.html
第16週 性急に見える成功、ですが… http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/07/16-7865.html
第17週 村井家ビフォー・アフター?http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/07/17-d98c.html

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コメント

私も今クールはゲゲゲ、うぬぼれ、鉄の骨 などを見ています。
朝の連続ドラマは全く見てなかったのですが
ゲゲゲはいいですよね。
戌井さんも編集者として恵まれる日が来ますように。

たしかに、motherのツグミちゃんのような子役と藍子ちゃんはタイプが違いますね。
また、初代藍子の赤ちゃんの子役チャンが
ちゃんとじっと座っているのに感心しました。

マイティ様
コメント連投、ありがとうございます。

私も 「ゲゲゲ」 は 「ちりとてちん」 以来ハマっております。 「うぬぼれ刑事」 は頭をスッカラカンにして見るタイプ、「鉄の骨」 は考えまくりながら見るタイプ、それぞれに特徴があって面白いです(「鉄の骨」 は終わってしまいましたが…)。

もし継美チャンが藍子チャン役で出てきたら、きっとウザったくて見てられない、というか、視聴者の興味がみんなそっちに行ってしまう、というか…(笑)。 でもこの女の子、「八日目の蝉」 にも出てたらしいんですよ、ちょっとびっくり。 薫チャンのお友達だったのかな?

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    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
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  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

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