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2010年8月 7日 (土)

「チューボーですよ!」 内田裕也サン、ロケンロールしてます

 ちょっと1週間前の古い話になってしまいますが、「チューボーですよ!」 7月31日分で内田裕也サンが出てましたね。 堺巨匠とは少なからず接点はあるのですが、裕也サンがこの手の番組に出るというのはとても意外でした。

 若い人にとってはなんやこのジーサン、という印象しかないのでしょうが、私なんかの年代でも、…そーです(笑)。
 それでも私なんかにとっては、やはりこのお方は、1966年のビートルズ来日の際、武道館公演で彼らの前座をやった、というだけで特別な存在なわけです。 まあ、単独の出演ではなくて、尾藤イサオサンなんかと 「ウエルカム・ビートルズ」(みたいなタイトルだったと思います)というしょぼい歌(失礼…笑)を歌ったとか、その程度ですけど、やはりビートルズの前座を務めた、というだけですごい。 ドリフもやってましたけど。

 堺サンからもその話題を振られて、その前座をやったというつてで、1972年にニューヨークのダコタ・ハウスでジョン・レノンとオノ・ヨーコサンと対談という運びになった、という、まあ私にとってはよく知っている話に話題が移ります。
 ただそれはちょっとだけで、堺サンがすぐ話をぶんどります(笑)。 「ジョンが亡くなったときダコタ・ハウスに行ってお悔やみをオノ・ヨーコサンに言いたいと守衛に言ったら、勘弁してくれ、オマエみたいのが日に4000人も来ている、と言われた」 と冗談ともつかない話で笑わせます。 ホントかな?(笑)

 レイ・チャールズをぶん殴ったという話は違うらしかったですが(笑)、そこでチャック・ベリーとトラブった、という話に(笑)。

 「チャック・ベリーってかたは変わったかたで、日本のバンドのオールスターでやりたいって言うんで、1ヶ月間ばっちり練習して、やってたわけですよ。 そうして来て、始めようとしたら 『ピアノは要らねえ』 って言い出したんで」

 「それぼく見てます。 日本人のピアニストを、途中で帰したの」

 「それでオレがキレてねえ、ダダーって追いかけていって、『閉めろ!』 って言ってバターンと閉めたんですよ。 (手に取っていた包丁を見て)あっ包丁ヤバいな…(笑)。
 『ミスター・チャック・ベリー、あなたを尊敬している。 だけど日本のロック・ミュージシャンが一生懸命あなたのためにやったんだろう、それをね、オーディエンスの前で帰れとは何だ』 で(チャック・ベリーが)ギターを持って逃げようとするから、『(安岡)力也とめろ!』 っつって(笑)」

 チャック・ベリーが逃げようとした、というところを想像するだけで相当笑えるのですが、力也サンがバンドのメンバーだったというのも、そりゃGS(グループサウンズ)には在籍してましたけど、なんか用心棒みたいで笑えます。

 矢沢永吉サンとハワイで対談したという話も、想像しただけですごい。
 ふたりして 「ヨロシク」 と言いあってたんでしょーか(笑)。
 そこに子供を連れた母親がやって来て、「写真を撮ってくれ」 と頼まれたんですが、プライベートだからと断って、そのかわり子供の手を握って…と言いつつ、枡田絵理奈アナの手をしっかり握りしめる裕也サン。
 アッいーいなっと(笑)。
 隅に置けませんなこの歳で(笑)。
 こういうことをされてもちっとも嫌がらず、「わっスゴーイ」 とひたすら感心する枡田アナの反応、まあ今に始まったことじゃないですけど、「何でも許してもらえそう」 な雰囲気が、オッサンにはたまらんです(久々に下世話な反応…笑)。

 それにしても、「テレビでは歌わない」 などと言っておきながら、裕也サン、その因縁のチャック・ベリーの(笑)「ジョニー・B・グッド」 を堺サンが歌い出そうとすると割って入ってくる(笑)。
 堺サン、お約束の職人芸的ズッコケですが(笑)、裕也サンが歌っているところ、ずいーぶん久しぶりに見た気がします。 いや、軽く流してはいるんですが、声はよく出ているし、スイング感もばっちりで、声がしゃがれている堺サンなんかより、よっぽど毎日声帯を鍛えいるな、という感覚がしました。 確かジョン・レノンより、裕也サンは年上。 70超えてここまで声が出るのはすごいです。 地下鉄をよく利用し、階段も2段飛び、などと言っていましたが、ロケンローラーとしてのプロ意識がなくては、ここまでのパフォーマンスはできないな、と実感しました。

 かまやつひろしサンの紹介で夫婦になり、今は別居状態(でしたよね?)の樹木希林サンとの関係も、距離を置くのがいいみたいで。

 「裕也サンと家庭っていうのは、やっぱりぼくは、そんなに密着しないほうが、寂しいだろうけど、いいと思いますよ。 そのほうが、自分の世界で歩いていけて、いいんですよね、きっとね」 と語る堺サンに裕也サン、
 「ありがとうございます。 あちら(希林サン)にも、テレビを通じてメッセージを送りたいと思います」 と言ってカラカラ笑う。

 こういう関係っていうのも、ひとつの生き方としていいもんだな、なんて感じます。 フツー歳をとるとお互いに寂しくなっちゃうもんですけどね。 ロケンローラーは、これでいーんです(笑)。

 事業仕訳を見物しに来たりとか、はたから見ているといまだにアブナイ過激なジーサン、という印象ばかりが先行してしまうのですが、こうしてバラエティでの言動を見ているととてもまともなように思えた、内田裕也サンなのでした。

 でも、「ヨロシク!」 なんていうジーサンも、身内にいたら結構ウザったかったりして(笑)。

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