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2010年8月20日 (金)

「ゲゲゲの女房」 クランクアップのニュース、ああもう終わりなの…

 「ゲゲゲの女房」 の撮影が18日、クランクアップを迎えたようです。
 (クランクアップ会見の模様はこちらhttp://www.nhk.or.jp/pr-movie/index.html?id=0383)
 最終回が9月25日放送、ということは、もうひと月を残すのみとなってしまったんですなあ。 どうにもさびしくてなりません。
 当ブログ、普段こういうことは記事にすらしないのですが、このところ記事を書こうと思うようなドラマが全くなく、あまりに手持ちブタサなので(ブサタだろ…笑)、ちょっこし 「ゲゲゲの女房」 とは何なのか、過去記事と重複するところもありますが、書いてみようかな、と思います。

 このドラマの最大の特徴は、主人公の布美枝(松下奈緒サン…ワタクシ事ですが、なんかワードがスンナリ変換できないなあ…こないだのココログの障害となんか関係あるのかな…)が、朝ドラヒロインが常時装備している 「自分が目指すものへの飽くなき上昇志向」 を全く持ち合わせていない、ということ。

 彼女の生き方はただ夫を支え、子供たちを育て、陰の主役に徹することなのです。
 考えてみれば世の中の 「女房」 たちは、大部分がそんな範疇に入っている気がします。 たまたま夫が超有名になってしまっただけのことで、布美枝の生き方は、その市井の人々と、全く違わない生き方をしているといえます。 確かに自分のやりたいことをやっている主婦もいらっしゃいますけどね。

 このドラマが居心地のいい理由は、実はそこにある。
 女性たちは布美枝を見て自分もこんな生き方をしなければ、と強迫観念を抱くこともなく、男性たちはあまりしゃしゃり出てこないこんな女房に安らぎを感じる。
 特に男性側の視点で言わせていただくと、女房が趣味に夢中になっていたりやたらと交友関係が広いというのにも、嫉妬を抱いたりするものなのです(笑)。

 そしてもうひとつ。
 布美枝の夫で超有名マンガ家水木しげるを演じる向井理クンが、実年齢とは大きくかけ離れているも関わらず、かえってそれが毎日見るのにはよかった、ということが挙げられます。

 こないだNHKBSハイビジョンだったか、「鬼太郎の見た玉砕」 をやっていたのですが、そこでの水木サンを演じたのは、あの 「岩崎弥太郎」、香川照之サン。 実年齢的には、向井クンよりもずっと近くて適役のような気がする。
 でももし香川サンが 「ゲゲゲの女房」 で水木しげる役をやっていたとすると、毎日こんな濃い水木サンは、見たくない気がするんですよ(笑)。
 向井クンのしげる役は、あくまでサワヤカ。
 そんな彼が亭主関白ぶりを発揮するのにも、ある種の面白さが醸し出される気がするのです。
 しかもこの茂、完全に家庭ほっぽりタイプの人間なのに、毎週おいしいところをかっさらっていく(笑)。 ガチガチの仕事人間に描いていないのが、また憎らしいじゃないですか(笑)。

 そのほかにも、わき役にも手抜きがない、様々な伏線が張り巡らされている、小道具にも神経が行き届いている、等々の要因が、それこそ数え切れないほどあるのは、このドラマに関しては 「当然レベル」。
 しかもそれが、大上段に構えたすごさじゃなくて、当たり前の仕事を当たり前にやっている。
 もしこれが変に身構えた大作ドラマだったら、ちょっと物足りなく思うかもしれない。 朝ドラだからしっくりいっている気がする。 要するに、良くも悪くも、脚本が素晴らしく 「朝ドラ向け」 なのです。

 次回作はどんなドラマであれ、これ以上のものを見せてくれないと、視聴者はそっぽを向く気がしてなりません。 しかし、「ゲゲゲ」 の持っているハードルは、あくまで高い。
 「ゲゲゲの女房」 というドラマは、昔はごく普通にあったホームドラマを現代によみがえらせた、そんな意外性も当たった大きな要因のような気がするんですよ。
 ここ数年の朝ドラは、ヒロインの持つ職種や環境で変化を持たせようとしてきた。
 けれどもその内容は、どんなに状況が変わっても似たり寄ったり。 ヒロインに新人を起用することの弊害が、ここにも表れている気はするんですけどね。 だから 「芋たこなんきん」 のようなドラマが、妙に面白かったりする。 「ゲゲゲ」 も、ピッチャーがしばらく投げたことのなかったコースにストライクを決めた、という爽快感がある。

 あーあ、「ゲゲゲの女房」 が終わったら書こうかな、なんて思ったことを、書いてしまいました(笑)。
 それというのも、見たいドラマに飢えているせいであります(笑)。 「ジョーカー」 とか、評判が良くなってきたので見たいと思っても、最初から見ないとついていけませんし。 「うぬぼれ刑事」 は正直なんだかな~という感じになってきましたし。 あとはNHK土曜ドラマで今度始まる、藤原紀香サンのドラマに期待しているんですが、競馬のドラマなのかな?なんだかよくわかりません(笑)。

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コメント

暮れまでやってほしいですねえ
毎日の習慣になってるのに。
かつて、こんなに全世代&全職種のひとたちに肯定されるドラマがあったのでしょうか。

芸能サイトでクランクアップの様子をみましたが、
松下さんは仕事絡みで泣いたりしたことなかったんですって。
良かったですね、泣けるほどいい作品になって。

「ジョーカー」みてますw
現代版必殺仕事人とも割り切れないし、ただの刑事モノでもないし
さじ加減が難しいドラマですね。成功してるのかどうかは微妙。
1話完結で事件を解決しつつ、主人公を取り巻くいろんなことが絡まりながら展開し始めました。

ホント、今クールは淋しいですねえ。

マイティ様
コメント、ありがとうございます。
ホントに批判の(ほぼ)ないドラマですよね。 クランクアップ会見で向井クンが 「水木しげるを演じることはもうないので、もう少しいろいろやりたかった」 と話していましたが、そんならやって下さい、スピンオフでもなんでも!って感じです(笑)。

今クールのドラマ、題名からして見たいと思わせるものがなくて…。 「ジョーカー」「GOLD」「夏色の恋は何とかかんとか…?(笑)」。 フジテレビは前クールが全滅だったので、題名を見てああ今クールも全滅だって…(笑)。 いったん悪いイメージがついてしまうと、なかなか取れない模様です(笑)。

10月開始のドラマも、改変特番で恐らく10月半ばごろまで放送されないでしょうし、2か月もドラマに飢えた状態でいるというのは、耐えられないとゆーか…(笑)。 禁断症状でも出てしまいそうです(笑)。

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  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
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  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

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    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

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    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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