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2010年10月22日 (金)

「セカンドバージン」 第2回 冒険してもいい頃?

 怒涛の新作ドラマラッシュにもみ消され気味で見るのが遅れていた 「セカンドバージン」 第2回。 「龍馬伝」 は、大好物を最後まで残していく性癖がたたったのか(笑)いまだに先送りであります(笑)。

 いや、大好物は、やっぱり先に食べるタイプですか。 子供のときは 「あとで」 タイプでしたけど。

 大人になってアグレッシヴでいなければならない、という意識が成長したんですかネ。
 「セカンドバージン」 の鈴木京香サンは、そんな自分のなかのアグレッシヴな気持ちと、恋愛に対して臆病になっている部分とが、ドロドロにせめぎ合っている状態なのです。

 そして女性としての生理状態に、どうしても抗えない様子も、すごくよく伝わってくる。
 このところ民放ドラマの、感情出しまくりのドラマを見続けていた私には、そこらへんの 「潜伏する気持ち」 の表現の仕方が、とても奥ゆかしく、かえってそっちのほうがよほど官能的に思えてくるのです。

 最初の鈴木行(長谷川博己サン)とのキスの後、ふたりとも性的な感情が高まっていくのを、強く自覚している。
 朝の通勤時、それぞれ別の電車に乗っていくふたり、電車のつり革で互いの手を絡め合う妄想がインサートされる。 それはどちらの妄想なのか、判然としないのですが、混雑した電車の中でそんなエロティックな想像が頭をよぎる、ということ自体に、ものすごく見ている側もドキッとするのです。

 しかも、その官能表現には、いかにもバカっぽい深田恭子チャンの、ダンナへの 「逆立ち」 攻撃がベースに横たわっている。

 「逆立ち」、とはよーするに、××のことであります(笑)。

 深キョンはダンナの長谷川博己サンに対してこの 「逆立ち攻撃」 をしつこく繰り返すのですが、ダンナは超インテリ。 バカっぽい深キョンに食指が動くとは、ちょっと考えられない、とゆーか(笑)。
 そしてインテリは、インテリに魅入られやすいのであります。
 「会いたかった」 と仕事の打ち合わせで率直な気持ちをぶつけ、あとはメール攻撃。

 そのモーレツなアタックを拒絶し続けてきた京香サン、とうとう折れて夜遅くに長谷川サンを呼びだし、会うなりいきなり抱擁、「キスして」 とせがんでNHKにあるまじきディープキス(あ、舌は入れとりません…笑)(下品でドーモスミマセン)。

 見ているこっちはNHK頭になっとるせーか(笑)、「うわぁ…やっちゃったよ」 の連続で(笑)。

 けれども京香サンの出した結論は、「これが最後のキス」。

 「人生は多くを望んではならないの。

 いまあなたを手に入れたら、…私の仕事はうまくいかなくなる」

 女であることを捨てたからこそ、自分は仕事で成功した、という自負を持っているから、彼女は恋愛にビビっておるのです。
 長谷川サンの熱烈なアタックをはっきりと断ったあと、自宅のドレッサーの前で自らの、もう若くはない体をまじまじと見つめ、目を伏せる京香サン。 そこに彼女の諦念が強く表現されていたと感じるのですが、そこには 「本当に肉体関係にまで至る恋愛をするのは、この年代が最後なのではなかろうか」、という感情も、少しばかり描写されていたのではないか。 深読みすると、そんなことも感じられるのです。

 恋愛をあきらめたことで、いままで以上に仕事に対してアグレッシヴになっていく京香サン。
 その自分の態度が恋愛に対する臆病とますます齟齬を起こしていることを感じさせます。
 そんな矢先、社長の段田安則サンが盲腸で入院。
 社長直々にインタビューする予定だった中国人監督へのインタビューをシンガポールで行なうことになり、お見舞いとその打ち合わせも兼ねて病室へやってきた京香サンは、ふたりが行きつけのレストランのシェフをやっていた男(小木茂光サン)が、社長の髪をなぜているところを目撃します。
 はぁぁ~。 ゲイだったんですネ。 社長。
 奥さんの石井めぐみサン(うわぁぁ~、お久しぶりです)の健気さが、哀れであります。

 で、社長から言い渡されていた、その中国人監督にタブーとされていた質問を、シンガポールのホテルであえて直接ぶつける京香サン。 アグレッシヴ全開だ(笑)。 気分を害してそのインタビューを一方的に打ち切るその中国人監督を見送りながら、京香サン、 「これで終わりなら、彼の負けよ」 と、全面戦争も辞さない構えです。 アグレッシヴ、ここに極まれり、とゆーか(笑)。

 そんな京香サンが泊まるホテルに、花束のプレゼントが届く。
 鈴木行の、あまり上手とは言えない(笑)文字のカード。
 そして間髪いれず、ドアのチャイムを鳴らす、鈴木行。

 仕事でワイルドな気分が高まっているところに現れた、気になる男性。 どうなってしまうんでしょうか。 待て次回!(笑)

 それにしても、この場所を移した舞台が、ドラマ冒頭で鈴木行が撃たれてしまう、シンガポール。 どうもキナ臭いにおいまで、漂ってきました。

「セカンドバージン」 に関する当ブログほかの記事

第1回 セレブの恋愛に、興味なし…ですけど
http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/10/1-5dd1.html

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コメント

どーして泊まってるホテルがわかっちゃったんでしょうね?
会社が教えたんでしょうが。

息子が職場に現れたときはドキドキしました。
あれはかなりのウィークポイントですな。
まんまと職場の部下たちのネタにされちゃってるし。

社長がシェフとデキてたのはウケました。
が、全10話も引っ張れるドラマなんでしょうか、これ?
深キョンの反撃などで稼げるか。
ネコが心配かも…。

余談です。そしてここに書くことじゃないとは思いますが
先日の『医龍3』のゲスト患者が松下奈緒さんでした。
結婚式直前に心臓発作で入院。
フィアンセに向かって「おとうちゃん」と言い出しそうでワクワクしましたが
もちろん全然別のキャラでした。smile

マイティ様
コメント、ありがとうございます。

確かに10回とゆーのは、少々キツイかも…(笑)。

私は、息子が職場に現れて狼狽する京香サンに 「誰にも言いません」 とか言ってた秘書がベラベラ喋りまくり(笑)、「言いふらすわよ」 とあっけらかんと言いきって、その実誰にもしゃべりそうもなかった草笛光子サンとの対比に、ちょっとシビレたりしました。

「医龍」、みてないんですよ。 ファースト・シーズンを見逃してそのままシリーズものとして続くドラマは、途中から縄跳びの輪の中に入れないがごとく、敷居が高くて…(笑)。 もうちょっと真面目にドラマをチェックしていかなければならないですねー。

松下奈緒サン、すでにかなり懐かしい、と言いますか…(笑)。 こないだ聖恵チャンのオールナイトニッポンで 「ありがとう」 をひっさしぶりに聴いて、またまた泣けてしまいました(笑)。 やはり心のどこかで、「ゲゲゲ」 をまだ、求めている…。

 今さらですが、3話の前に短いコメントを。

 私はカレーが好物です。一番好きなのはS&Bゴールデンカレーの辛口を使用した自作のカレーが好きです。小さい頃は、カレーの中に入ったお肉は一番最後に食べていました。やっぱり、おいしいものを後に残すのは、リーンもるいさんも同じですか!?彼女はキスをしたのに、これが最後といって別れようとする。もう惹かれているのですね。その、惹かれっぷりを楽しもうと思います。ストーリーは普通なので、突っつきすぎず見ようと思います。

リーン様
コメント、ありがとうございます。

私もカレーは大好物でありますhappy02。 S&Bゴールデンカレーと言うと、「ザ・ベストテン」 のコマーシャルで佐久間良子サンが作っていたのを思い出しますhappy01

私がこのドラマで楽しんでいるのは、ズバリ!エロいところでありますcoldsweats01。 NHKの冒険を、ドキドキしながら見守っておるのです。

なんかまあ、所詮金持ちのやることさ、ケッ!ケッ!というのは、どーしてもありますが…。

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BOOKS

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ記事より抜粋)。 この上巻ではビートルズの祖先から遡ってリバプールで人気に火が付き始めたところまでが書いてあります。

  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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