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2010年10月17日 (日)

「てっぱん」 第3週 物語が、駆け出した

 筋書きのゴーインさによって、「あり得へん話」 に無理やり見る側を巻き込もうとしていた第2週までの 「てっぱん」 でしたが、第3週になって脚本家のかたが変わったせいか、ギャグのテンポとキレが良くなり、物語に集中しやすくなったような気がします。 赤井英和サンの滑りまくりのオヤジギャグを見ても分かるように、ギャグの質が良くなったとは申しませんが(笑)、テンポがいいので許せてしまう。

 もちろん話のメインはギャグではありません。
 今週作り手がいちばん描写に時間を割いていたのが、あかり(瀧本美織チャン)と 「べっちゃあ」 初音(富司純子サン)の 「不器用な心どうしのキャッチボール」 でした。

 しかし話の流れは、相変わらずのゴーインさの上に、さらにベタな展開。

 今週冒頭から、ほとんど 「お約束」 のごとく(笑)就職先の会社が初出社のその日に倒産してしまうあかり。 何べんこのパターンって、見たでしょうか…(笑)。 そして家族からの期待をまたそのタイミングで一身に浴びてしまい、本当のことを言い出せずに終わってしまうあかり。 あ…デジャ・ヴだ…(笑)。

 そして何の因果か…ってそーなるのもお約束ですけど(笑)、結局初音の下宿屋に間借りすることになるあかり。 あまりにもオーソドックスすぎて、「あーもうどうぞどうぞ」 という気にさえなってくる(笑)。

 ここで不可解だったのが、大阪到着早々に初音を訪ねて散々タンカを切っておいて、いざ住むところも困る身となったら、一転して初音の下宿に泊ろうとするあかりの姿でした。
 それについてのあかりの説明は、こうです。

 「逃げたく、なかったんです…千春さん、ここに住んどったんじゃね」

 短いセリフですが、あかりが自分の抱えているモヤモヤをそのままにせず、対決していこうという意志の強い女の子であることを、ここでは表している気がするのです。 自分の母親のことを気にしながらも、あくまで 「千春さん」 と押し通すところにも、それが見てとれる。

 けれども同時に、とてもそれは、子供っぽい意地のような面の表れでもあるのです。

 見ていてホントに感じるのですが、このコの表情は、実にクルクルよく変わる。
 とても元気だし、心配事があると思い切りそのことばかりを考え込んでしまう。
 その 「子供っぽさ」 は、赤井サンから初音が病院に運ばれたと聞いて、仕事中にもかかわらず病院に直行してしまうところにも、顕著です。

 直情径行型で、何をするにも一直線、これがあかりの大きな魅力のひとつであり、歴代朝ドラヒロインの、ひとつのステレオタイプとも呼べるのですが、「いいものはいい」、という結論に、落ち着いてしまうんですなあ(笑)。 私は瀧本美織チャンのこの元気さに、ちょっとハマりつつあります。
 このコはギャグの演技の勘がいい。
 二流アスリートのオニーサン(長田成哉サン)の布団にどつかれてコケるシーンをはじめとして、ひとりボケ突っ込みをするところなど、初めの2週間くらいの硬さがとれて、悠々と泳ぎ出した印象を、強く受けます。

 しかし先に指摘したように、そこには 「子供っぽさ」 がついて回っている。
 仕事をほっぽり出して初音のところへ向かう、というのは、あかりが初音に対して 「自分のおばあちゃん」 としての認識がもう堰き止められないレベルにまで達しているひとつの証なのですが、同時に仕事のなんたるかを自覚するまでに至っていない子供さの表れなのです。

 だから、今週後半で遠藤憲一サン演じるお父さんに 「尾道に帰るんだ」 と強く命令されれば、すごすごとそれに従ってしまう。

 直情径行型のあかりがお父さんの言うことに従ってしまう、という不可解さは、実はこの 子供っぽさ」 に原因がある、そう私は考えるのです。

 いっぽうの初音の側としては、昔娘の名前を冠したお好み焼き屋をやっていて、娘が家を出て行ったのを機に閉店、いまはお好み焼きが大嫌いで店舗は開かずの間となっている…という事情も、そんなにひねりが加えられているわけではありません。 まあ、ベタです(話はそれますが、この開かずの間、「バイオハザード1」 の毒グモの部屋を連想しました…笑)。

 そんな初音が、相変わらず憎まれ口を叩きながらあかりのその天真爛漫さにちょっとずっ、ホントにほんのちょっとずつ癒され始めている描写が、これが心憎いのです。 あかりのキャラクターと合わせて、初音のこのかたくなさが解きほぐれていく様子が、このドラマのいちばんの魅力だと感じます。

 すごすごと父親に連れられて尾道へ帰ろうとするあかりに、初音は21年前、娘(木南晴夏サン)が家を出ていく自らの記憶をダブらせる。 21年前にあえて知らんぷりを決め込んだ千春を追いかけるための道を、いまは追いかけている――そんな中村玉緒サンのナレーションが、作り手の本当に伝えたい部分だということがよく分かる。 泣けます。

 なぜ初音が、千春を追いかけないで、あかりを追いかけたのか。

 それは、意地っ張りだった自分への後悔の念なのです。

 そしてもう、追いかけようとしても追いかけることすらできない、死んでしまった自分の娘への強い思いなのです。

 1週間分をまとめて見ていて、そんな初音の思いが、さりげなくもドラマの随所に、ちりばめられていました。 だからこそこのナレーションは、人を泣かせる力を持っているのです。

 息も絶え絶えに(あまり無理せんといてください…笑)あかりたちに追いついた初音は、あかりに向かってこう言います。

 「忘れもんや…!

 うちの忘れもんや。

 ひとこと言わせてんか。

 あんたうちに言いましたな。
 『尾道でしか生きられん子違う』
 『大阪で立派にやっていけるとこ、見ててほしい』
 …あれはハッタリか!」

 あかりは当然反駁します。

 「そやったら、なあんで逃げて帰るんや?」

 あかりは、自分が大阪にいると、初音の心をかき乱す、それが心苦しいから帰るのだと言う。

 「尾道に帰ったら、あんたのしょってるもんが消えるんか?

 あんたは、うちのせいで、しょいたくないもんも、しょわされた。

 知ってしもうたことは、知らんかったことにできへん。

 あんたも…、

 うちもや…。

 あんたの人生は、あんたのもんやろ!」

 あかりにもういくぞと促すお父さんに、あかりはこう言うのです。

 「待って。

 お父ちゃん。

 うちも忘れもんじゃ」

 あかりは、どこへ行っても自分の本当の母親と祖母がいるということから逃げられない、だったらここでその思いと対決しよう、と決めたのです。

 その決断は、あと先のことも考えない、やっぱり子供っぽい一面も、確かにあります。
 それでも、若い時はあっちにぶつかり、こっちにぶつかりしながら、人間は成長していくものなのです。 若い時から何の失敗もなく完璧な人間など、大した人物に成長しないでしょう。 「忘れ物」 というキーワードを初音とあかりの両方に言わせることで、「忘れ物をそのままにすることであとあとまで後悔したくない」 というふたりの気持ちを結び付けている、という構図もうなります。

 さらにあかりは心配顔の父親に、自分はどこへ行っても村上鉄工所の娘(要するにお父ちゃんとお母ちゃんの子供)だから、大丈夫、と言い切ります。 あかりが自分たちの本当の子供ではないことに、心配のいちばん深い根っこがあったお父ちゃんは、そのあかりの言葉を聞いて、みるみる目が赤くなっていくのです。 「あかりを頼みます」 と初音に頭を下げる、遠藤憲一サン。 この父親の思いも、泣けたなあ。

 あかりと初音が一緒に生活をし出すという、物語のとっかかりの部分を、話の無理やりさに苦慮しながら、ここまで仕上げた作り手には、一定の評価をしてもいい、と私は思います。

 問題は、物語が拡張を始める次週以降。 作り手はこうして仕上げたシチュエーションから、どんな物語を紡いでいくのでしょうか。

「てっぱん」 に関する当ブログのほかの記事
第1回 名作の後番組は、ハードルきついですよね
http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/09/1-8eb5.html
第1週 どこまで、ついていけますかね?http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/10/1-c996.html
第2週 相変わらず、ゴーインな脚本ですがhttp://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/10/2-69b4.html

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コメント

はじめまして。
どうなることやらと思いながら、はや4週目「てっぱん」を見ています。
色んな事(人)に頭を突っ込むところは、今時の子供とは思えません。
時代は現代ですよね。平成生まれの子供達は、他人の事にあまり感心が無く、余計なお世話はしないように思います。と言うより、あまり人のことに立ち入らない様に育っています。
だからあかりチャンを見てると、昭和のニオイのどこの田舎の子?と思ってしまいます。
しかし、なんで脚本家さんが変わったんでしょうね??
NHKって、そんなに簡単に書き手を変えるところだった??すごく疑問です。
ゲゲゲは毎朝欠かさず見ていたウチの主人は、すでにてっぱんからは興味が無くなったようで、気をつけていないと見逃しそうになります。
でも7時半から、3回NHKのどこかでやってるので、慌ててズームインからチャンネルを変えています。
今後に期待して見続けようと思います。

chie様
こちらこそはじめまして。 コメント、ありがとうございます。

「子供っぽさ」 と書いたのは、ちょっと語弊があったでしょうか。 そうですよねー、今どきの子供って、面倒なことに首を突っ込みたがらないですからねー。 私の言いたかったことは、あかりチャンの 「幼さ」、という言葉に置き換えてもいいような気がします。 それをいちばん感じたのが、あかりチャンが父親の命令にしぶしぶ従って尾道に帰ろうとしてしまうところでした。 「あそこまで決心しといてすぐあきらめちゃうのかよ!」 と思ったので、それまであかりチャンが 「会社をほっぽり出して初音の急に駆けつけた」 ことも兼ね合わせて、その行動力と表裏一体の子供っぽさに着目した、というわけでした。

NHKは共同脚本、という方法を、たまに採ったりしますネ。 私は脚本家サンが変わることで変わるテイストを、逆に楽しんだりします(笑)。

朝ドラって、この週休二日の時代に(笑)日曜日以外は毎日やってますからねー。 「ゲゲゲ」 級に傑作でもない限り、見落としてしまうのは仕方ないし、物語に魅力がないとなかなかマメについて行くのは、至難の業だと思うのです。

「ゲゲゲ」 程ではないにせよ、私もまだ途中でリタイアする気にまでは、至っておりませんです(笑)。

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  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

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    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

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    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
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    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

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    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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