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2010年10月19日 (火)

「坂崎幸之助・吉田拓郎のANNG」 中島みゆきサン登場

 番組の宣伝をした関係上、その結果は書かねばなりません(笑)。 「龍馬伝」 のレビューが、先送り先送りとなっております(笑)。

 10月18日のラジオニッポン放送 「坂崎幸之助と吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」 に、先週も予告しました通り、中島みゆきサンがゲスト出演いたしました。
 このお3方のファンである私には、卒倒しそうな顔ぶれでありました。 こんなことって、あるんだなぁ(笑)。 生きてりゃいいことも(笑)。

 初めの5分くらい、拓郎サンは銭形平次か森の石松かみたいなテンションで 「べらんめえ、目の前にいるけど30分くらいしゃべらせないぞ」 ともったいつけてなかなかみゆきサンにしゃべらせない(笑)。

 もともと拓郎サンの前ではかなり委縮する傾向にあるみゆきサン、ゲストに出ていらっしゃる間、ほとんど拓郎サンの独壇場でしゃべらせてもらえなかったとゆーか(笑)。
 「もっとみゆきにしゃべらせろ!」「拓郎黙ってろ!」 というみゆきファンの悲鳴が聞こえてきそーな感じ(笑)。

 拓郎サンは先週まで、「中島みゆきはどうして中島みゆきなのか?という質問をしてやる」 とか話していたのですが(笑)、この日の最初の質問はやはりそのことで、要するにデビューのときに芸名とかを考えなかったのか?ということでした。 みゆきサンは、自分の名前を漢字で書くと 「美雪」 なんだけど、横の棒がかなり多くてつぶれっちゃうのね、面倒だから平仮名に変えました、というお答え。

 同時にこの日のゲストだったのが、瀬尾一三サン。 拓郎サンともみゆきサンとも、縁の深いアレンジャーであります。 みゆきサンによれば、瀬尾サンが出るからこの番組に出ることを承諾したとのこと。 「オレは瀬尾を呼んだ覚えはない」 と拓郎サン(笑)。
 この瀬尾サン、かなり番組ではオモチャにされてまして(笑)、みゆきサンの曲 「悪女」 を歌わされて、ちゃんと知らなかったことが判明(笑)。

 特に 「隠しておいた言葉がポロリこぼれてしまう 『行かないで』」 の部分が、拓郎サンも坂崎サンもよく呑み込めてないらしく(笑)、そのまま同じ音符の長さで歌ってしまうから最後に早めに終わってしまう(笑)。 ここでみゆきサンに 「どうやって歌うんだ?」 と強制(笑)、「隠してエ置いたア言葉がポロリい」 と、わりかしきちんと歌わせて、「隠して、エ!か!置いた、ア!か!」 としごく納得のご様子(笑)。

 この場面、長年みゆきサンを知っている人からすれば、実に歴史的な(笑)場面でした。

 つまりこの番組予告の当ブログ記事でも書かせてもらったんですが、中島みゆきという人は、自分を安売りするようなことを決してしない人なのです。 「アイラブユー新潟」 とかを自分の 「オールナイトニッポン」 のなかで半分おちゃらけて歌うようなことがあっても、こうして自分の持ち歌を、きちんと歌うようなことなど、絶対にしない人なんですよ。 歌本片手にこの日も拓郎サンは昔の歌を歌いまくっておったのですが(笑)、絶対乗ってきませんでしたしネ(全編聴いていたわけではないのでもしかするとあったかもしれないですけど)。

 そんなみゆきサンがデビュー前に傾倒していたのは、URC系(アングラレコードクラブ、要するにインディーズの元祖ですな)の音楽で、五つの赤い風船など、呼び子をやっていたとかいうお話。 坂崎サンもそれに乗ってきて、「遠い世界に」 とか歌い出すんですが、「オマエは何でもかんでも精通しすぎなんだよ」 と拓郎サンに突っ込まれる。 大笑いしました。

 そんな拓郎サンがみゆきサンを初めて見たのが札幌で、アマチュアコンテストだかの番組だったらしく、デビュー前のみゆきサンが白いミニスカートをはいてギターを弾いていたのがとても印象的だった、「かわいい女の子だな、と思った」 というのです。 これは貴重なお話。 あの中島みゆきが、ミニスカートかよ!みたいな(笑)。 こりゃ見てみたかった…。 みゆきサン、テレまくっておいででした。 いや、拓郎サンとみゆきサンがデビュー前に遭遇していたとは、意外でした。

 レコーディング方法も一発撮りが基本らしくて、ほかにも4パターンくらいテイクを作ってそのなかからいちばん今の気分にあっているテイクをバックにして歌う、というみゆきサン。 「だってカラオケに合わせてあとからひとりで歌うのって、さびしいでしょ」 と言われ大きく同意した拓郎サン、瀬尾サンがその方法を教えてくれなかったことに激怒(笑)、「だって恐れ多くて教えられないですよ」 と瀬尾サン。 「今度からその方法でレコーディングするぞ、いいこと教えてもらった」 と言っていたので、拓郎サンのレコーディング方法が劇的に変わる瞬間に立ち会ったかもしれないですね、我々は(笑)。

 曲が出来るのがあまりにも遅くて、ずーっとストックしておいて、アルバムを作るぞ、というときはそれを引っ張り出してくるタイプ、というみゆきサンに、曲が出来たら早いとこ録音して、それ以上スタッフにも誰とも会いたくないという拓郎サン(笑)。 なかなか面白い対比でした。

 みゆきサンはこの番組以外にもラジオ番組にゲストで出ているらしくて、それは3年ぶりのニューアルバム 「真夜中の動物園」 のプロモーションも兼ねたものだったようですが、こうして私の青春時代を彩ったおふたりが一緒にしゃべっているところを聞きますと、プロモも結構、聴取率調査も大歓迎、という気持ちになってくるのです。

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BOOKS

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 上

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 上
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ記事より抜粋)。 この上巻ではビートルズの祖先から遡ってリバプールで人気に火が付き始めたところまでが書いてあります。

  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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