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2010年11月 3日 (水)

「フリーター、家を買う。」 第3回 家を買ってやろーじゃないの!

 前回はこのドラマの建設業の描き方に大いに文句を言った当ブログ、今週はそうした描写もなくなんとか無事に…と思ったのですが(笑)。

 まずカンケーないところから攻めてまいりますが(笑)このドラマ、オープニングタイトルで二宮クンと香里奈サンがペーパークラフト風な?ひとつの家の前で並んで立っています。
 つまりこのふたりはいずれ結婚する、ということなんでしょうかね?
 それってかなり、最初っからネタバレ全開、ということのように思えるんですが(考えすぎかな?…笑)。
 や、すでに題名からして、ネタバレの権化みたいですから!(笑)

 で、その香里奈サンなんですけど、二宮クンを飲みに誘ったり(仲間同伴ですけど)帰り道に長々としゃべったり、あげくの果てに夜に彼とニアミスして誰にも言ったことのない自分の夢を滔々と語るに至っては、どうしてここまでこんな口の悪いアンチャンと絡みたがるのだ?とすら考えてしまうのであります。

 そうなんですよ、このドラマでの二宮クン、香里奈サンが得意先の人間であるにもかかわらず、タメ口ききまくりで(笑)。 大友康平社長にも友達みたいな感覚だし、甥っ子にまでべらんめえ調で(笑)「オマエは口のきき方からなんとかしろ」 と言いたくなる、とゆーか(笑)。

 でも、文句を言うのはここまでです。

 第3回の焦点は、いかにしてニノが(なんで私がニノと言わねばならんのだ?…笑)「家を買う」 と宣言するに至るのか、ということに尽きます。
 坂口良子サンが浅野温子サンに10年以上いじめを繰り返していた、という事実を二宮クンが突き止めるまでの話には、正直引き込まれました。 と言うか、ジリジリ焦れました(笑)。 あれほどのタメ口全開男なら、その現場に直行してオバハン(坂口良子サンをオバハンと呼ぶことには、かなり抵抗がある…笑)を押さえつけ、「ナニやってんだこのババア!」 くらいの展開でもよかった気がするのですが(ババアはオバハンよりマズイか…笑)。

 そしてゴミ出しの嫌がらせに気付いた二宮クンが母親の浅野サンに 「どうしてか分かった!」 と報告しに行くと、母親はすでに、何もかも承知だったのです。

 鬱がひどくなる前兆の、体の大きな揺さぶりを始める、浅野サン。
 なんとかその震えを止めさせようと、母親の手をしっかり握る、二宮クン。

 この口の悪い息子が、母親の手を握る、ということに対して、私はとても心を動かされるのです。

 親に対して横柄な口のきき方をするのは、まず最初に、メンド臭い、というのがある。
 そして明るくふるまう、ということが本来の自分ではない、という意識が多分にしてあり、だからそのままの自分を親には分かってほしい、という、「歪んだ甘え」 の側面もあるのです。

 そんな不肖の息子が、すべての照れや取り繕いを排除して親の手を握る、ということには、相当な心の抵抗を乗り越える必要があるのです。 普通だったら気恥しさが先に立ってしまう。
 このときの二宮クンの張り裂けそうな気持ちを考えると、いたたまれない気持ちになります。 思い当たるところ、あるんだよなー(私も不肖の息子なんで…)。

 そしてその解決策として二宮クンは、引っ越そう、という話を父親の竹中直人サンにするのですが、そんな金なんかない!オレが稼いだ金は、全部オレのもんだ!と主張する竹中サンに、完全ブチ切れ。

 金なんか、あるはずがありません、竹中サン。
 だって若い女の子に、せっせと貢いでるんですから(笑)。

 でもこのオヤジ、今回のそこらへんの描写を見ていて、なんとなく浮気にまで至っていない、という気はしたんですが。
 だってなんかえらくモジモジ君だし(笑)、どうひいき目に見ても、「付き合ってもらってる」、という感じなんですよ。
 何か裏に事情でもない限り、何考えとんじゃこのバカ親父は?としか思えません。 製作者のかた、何か事情を作って下さいよ~っ(笑)。

 物語は、冒頭に述べたように、香里奈サンに自分の夢を二宮クンに向かって告白させることで、二宮クンに 「人生の目的とは何なのか?」 と考えさせる動機を作っていくのですが、二宮クンが 「家を買ってやる」 という気持ちを持つに至った最終的な動機として、やはり母親をなんとか救いたい、という、衝動的なまでに強い愛情に突き上げられたことを持って来るのです。

 そしてそのきっかけとなったのが、自分の小学校低学年の頃の、作文。

 その作文のなかで二宮クンは、ほかならぬ自分自身が、将来父親のようになりたいと思っていたことを図らずも知り、同時に健康でいてくれればそれでいいと当時から言っていた母親の気持ちを再確認する。

 二宮クンが思い出していたのは、幼いころに病気になった自分の手を、しっかり握りしめていた、母親の手。

 今度は自分が、病気になった母親の手を、しっかりと握っていなくてはならない…そう、不肖の息子は、決心するのです。

 第1回目の雨のなか突っ伏して泣くシーンに通じるものがあるのですが、ここでもウルウルです。

 翌朝食事の席で、「引っ越そう」 と母親に切り出す、二宮クン。
 当然父親の竹中サンは反対。
 そんな竹中サンに向かって、二宮クンは自分が家を買う、と宣言するのです。

 これは要するに、昔自分のヒーローだった父親に対する幻滅を当の父親に当てつける側面も持ちながら、そんな父親を見返してやろう、乗り越えてやろう、という、不肖の息子の半ば破れかぶれな、闘いの宣言なのです。

 「ふざけんなよクソオヤジ、家を買ってやろーじゃないの! 母親は、オレが守ってやる!」、といったところでしょうか。

 まるでマンガ版の 「エヴァンゲリオン」 みたいです(マニアックな話を突然してしまい、恐縮です)。

 長いこと会っていなかった父親に突然呼び出され、いきなり 「地球の危機だ、エヴァに乗って地球を救え」 と言われた碇シンジクンは、アニメでは 「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ」 と自分を鼓舞しながらエヴァに乗るのですが、マンガ版では 「どーせ死ぬのなんか怖くないんだ、フンッ、乗ってやろーじゃないの」 という自暴自棄混じりの搭乗動機でして(笑)。

 それはともかくですねー(笑)、賽は投げられたのであります。

 やってやろーじゃないの、こっちも、自分の人生!(笑)

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コメント

エヴァはアニメ版しか知らず、「なんでボクが…」というシンジの気持ちに共感してたんですが、マンガではそうだったんですか。

父親の金銭への執着、ケチというだけではなく何かありそうですね。
あの若い女性は援交(デートどまり)なんでしょうかね?ま、隠し子などではなさそうですが。。それこそ世話になった人の娘とか、弱みを握られてるとか、何かありそうですけど。
家庭や仕事でストレス溜まるから若い女子とお茶することで解消してるだけなら軽蔑しますが。

私は、ニノが建てる家をカリナちゃんが設計するんだと思います。
…ということは…一戸建てか。スゲエな。

マイティ様
コメント、ありがとうございます。 返信、遅れまして申しわけありません。

個人的にはアニメのウジウジしたシンジクンより、どことなくハスッパ気味なマンガ版のシンジクンのほうが好みだったりしますhappy01。 アニメのキャラクターデザインを担当した貞本サンというかた(「サマー・ウォーズ」 なんかもこの人のキャラデザですね)が描いてるんですよ。 よかったらご一読を(無理にとは申しません…)。

香里奈サンがニノの家を設計するのかぁ! なるほど、さすがにドラマの達人、目からウロコの予想ですネ! 「結婚するの?ネタバレじゃん」 なんて書いてる自分のレベルが知れますcoldsweats01

 このドラマに関しては前回まで重いコメントをしてきました。そこを過ぎると、やっぱりまともなドラマとして視聴できます。家を買う理由も、母親を鬱から救うためのようで。私の今年の事件(ここの初回におけるコメントにあります)を経験したことを思い出すと納得できますね。やはりこのドラマを、ゆっくり見守る気持ちです。


 〔エヴァファンの皆様、申し訳ないです〕
 
 ここから書くことは本当のエヴァファンにはお叱りを受けることと思います。怖いのですがそれを承知で書きます。
 エヴァンゲリオンは『もののけ姫』がブームになった年に公開された映画を見たことがあります。わが唯一のエヴァ体験です。
 この頃はわが人生最悪の時期でした。生涯でもっとも孤独で、他人と接触を避けていた頃です。
 時間は余っていたので、話題の映画を見聞してやろう、そんな軽い気持ちで鑑賞しました。田舎の映画館に入ると、客席は私より若い客が入っていて九割方埋まっており、やっと最後尾に空席を見つけて上映を待ちました。隣と話をする客はおらず、映画館は沈黙が支配していました。自分と似た人間で客席が埋まっている。ってことは居心地がいい。しかし、今日は
 
 ここは自分がいるところではない気がする。

 映画の中は、登場人物は自分の殻に閉じこもってうじうじしている世界でした(私の実感です。ファンとっては違うと思います)。観客は感動するというより、映画の中の住人のようだ。まるで私の声も届かないような世界が、隣に周りに広がっている。

 ここはわたしがいるところではない。

 ここから早く出たい。映画が終わるといたたまれずに外に飛び出しました。どうしてもそこにいるのが嫌だった。
 後になって考えると、そのとき、自分の一番見たくない部分を感じてしまったようです。つまり、

 他者を受け入れず、他人と協調できず、そして自己を批判する意見は聞きたくない。

 図らずも映画と、映画をともに見ていた観客に見出しまったようでした。わが人生における90年代を象徴するシーンです。
 いつまでもうじうじと独りよがりではいけない。人生はもちろんだけれど、趣味でも今までの閉塞感を打ち破るような何かが欲しい。で、思い切って行ってみたのが山下達郎さんのコンサートでした。彼の音楽は、解放感に満ちていました。

 次回コンサートに来るときは、もう少しまっとうな男になる。

 コンサートを見るときは、いつもそれを心のなかで唱えます。大げさな奴ですね。今年も、その呪文は唱えています。


 フリーターが持つ性格、自堕落で他人のいうことをまったく聞こうとしないところ、私も持っています。武誠治の気持ち、自分を見ている気になるんですよね。

 余談がすぎました。橋田さんの2回目のドラマ、どうでした?昨日は私も拝見しましたが……。

 

リーン様
コメント、ありがとうございます。

私はエヴァファンなので、リーン様のコメントに対して結構まともな返信を出来るかと自負しております(笑)。

劇場版のエヴァをご覧になったのが初めてですか…。 それはご愁傷様です(笑)。 そして年代的に、それは旧劇場版、ということになりますね。 もし第1弾のデス&リバースならば、テレビ版の再編集された話のダイジェストには、全くついていけなかったことでしょう。 第2弾の完結編であれば、その完全な自己完結ぶりに、怒りさえ覚えたに違いありません。

しかも劇場に足を運んでいる人たちは、かなりのコアなエヴァファンばかりだったと推察できます。 リーン様がまるで新興宗教の集会に間違って入ってしまったと錯覚するような気味の悪い違和感が充満していたことでしょう。 お察し申し上げます(笑)。

私はコアなファンではありますが、さすがに劇場まで足を運ぶ気にはなれませんでした。 当時確かもう30くらいだったと思うのですが、気恥しさのほうがかなり優先してしまいました。 まるで、「私はオタクだ!」 と宣言しながら映画館に入るみたいで…(笑)。

で、その劇場版、両方ワウワウの放送したやつを見たのですが、話はよく分かったけど、それで?という感じでした。 シュールな結末でしたけど、結末をシュールにすることでしか、決着がつけられなかった。

要するに監督の自己満足、「逃げ」 なんじゃないか、という結論です。

テレビシリーズでさんざんテンションを上げまくって、結局お前らのせい、かよ!もしくは私のせいです、ごめんなさい、かよ!みたいな。

つまり、庵野監督自身が、これだけの巨大なブームになってしまったとに対して、耐性能力がなかった、というように感じたんですよ。

これは結末について、あまりにも先回りして予測されすぎたことへの弊害でもあるんですけどね。

そんな庵野監督の内面的な葛藤の結露である旧劇場版と、それに必死になってついていっているエヴァファンとのせめぎ合いの場にリーン様が迷い込んでしまわれたことは、まことに不幸だった、と結論付けるしかないのです。 自分と同じような人々だったかもしれませんが、そこは 「赤の他人」 という孤独感を助長させる場だったと推測されるのです(映画館にも行ってないのに、エラそうにすみません)。 友人と一緒に行って、「なにこの映画、ワケ分かんねえ」 などと騒いだほうが、よほど正しい見方だったと言えるでしょう。

ですので、交通事故に遭ってしまったものだと割り切って、きれいさっぱり忘れたほうがいいと思います(笑)。

自己完結だらけの世界なんですから。

二宮クンの人生に対する姿勢には、私も共感できるところがあります。 何しろまともな会社に入ってまともに働いてまともに給料をいただいて、なんてことをせず、経営者などとエラソーなことを言っていても、結局はフリーターと似たような部分が大きいのですから。

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  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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