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2010年11月19日 (金)

「龍馬伝」 第45回 安らげる場所

 またまた遅ればせの記事になってしまいます。 たぶんこの次の回(「土佐の大勝負」、今週放送分)がクライマックスの感があるのですが、まだ未見です。 ご諒承のほどを。

 ミニエー銃を手に木戸(谷原章介サン)らを説得するため長州入りした龍馬(福山雅治サン)。 けれどももはや龍馬のパワーバランス論とかいうレベルではお話にならん、というほど、情勢は緊迫化しきっている。 木戸もその場にいた薩摩の大久保(及川光博サン)も、木で鼻をくくったような返事しかしない。 「完膚なきまでに叩いておかないと、幕府はいつまでたっても新時代の火種になりうる」 という理論に、龍馬は太刀打ちが出来ない。

 「龍馬伝」 を見ていていつも思うのは、龍馬の理想や夢が、現実には実効性がないだとか甘っちょろいとか、そんなふうにしか思われないもどかしさです。 もうちょっとまっすぐな理想ばかりでなく、万人を納得させるような龍馬の理論が展開されないものか、というもどかしさ。
 そんな考えから、話を蒸し返すようですけど龍馬の行動を 「上っ面」 などと評価してしまうのですが、それは決して、龍馬に対する批判でそう表現したわけではないのです。

 つまりこのドラマは、龍馬の夢と現実世界との乖離にも、焦点を当てているようにも思えるからです。

 龍馬が求めた理想社会を、この世の中の大人たちは、批判的な冷笑で傍観してしまう。

 「そんな子供だましの話、誰が納得するか」、というように。

 でも、そんな子供のような情熱を、大人はどこで捨ててきたんでしょうか。

 そんな世情に対する、作り手の大きな皮肉がこのドラマには隠されている、そう私には思えるのです。

 だからこそこのドラマでの龍馬は、ただ純然たる理想のもとに、甘っちょろいだの現実を見ていないだのいう木戸や西郷や大久保などの批判に目もくれず、一直線に突き進んでいく。
 「坂本龍馬」 は、そういう人間だったのではないでしょうか。
 そんなわき目もふらず大人の論理にも与せず、自分の信じる世界のためにただ出しゃばりのごとくあっちこっちに首を突っ込んだ男。

 そんな龍馬。

 第4部に入ってから疾走し続けた感があるのですが、長州入りすることで、三吉(筧利夫サン)にかくまわれていたお龍(真木よう子サン)と再会する。
 龍馬を目にするなり、いきなり駆けよって抱きつくお龍。
 当時の恋愛感情表現からすれば、大きく逸脱していることは間違いない(笑)。
 「誰がおばちゃんや!」 というコワーイオネーサン(笑)がここまであけすけに抱きついてしまうことに、オッサンは胸キュンなのであります(笑)。 相変わらず、「史上最大のツンデレ」 の名をほしいままにしております、お龍。

 明日土佐に旅立ってしまうと言う龍馬、そんなお龍としっぽり行くかと思いきや、奇兵隊の人々の来訪によりそれがオジャン。
 熱~いお風呂を沸かして待っているお龍が戯れに床に散りばめたモミジの葉が、一面に広がっていく様は、さながら一幅の名画のようでした…が(笑)、エレー長いシーンでした~(笑)。

 そしてそのあまりの長さと正比例しながら、朝帰りした龍馬を待ち受けていたものは、お龍のピストルによる威嚇(笑)。 お龍の怒り爆発!であります。
 じょーだんに思えないから(笑)、龍馬も顔が引きつること引きつること(笑)。

 ここらへんの緊張感が、お龍には常について回っている。

 お龍の人物像についてはよく知りませんけど、お龍をそんな抜き差しならない切羽詰まったキャラクターにすることで、このドラマはなぜ龍馬がお龍と結婚したのか、という説得力を醸成している気がするのです。 私は支持派です(笑)。

 そんなお龍を、三吉はいみじくも、「坂本さんが帰る場所は、お龍どのですから」 と指摘する。
 同時に三吉は、龍馬のことは好きだが、自分はその前に長州の人間である、ということも吐露する。
 ここにも冒頭で私が書かせていただいた 「理想と現実の差」 というものを感じてしまう。

 船の出航が一日遅れ、龍馬はあらためてお龍と一日過ごすことになります。
 この 「もう一日」、なんてことないシーンの連続でしたが、「帰る場所」 で安らぐ龍馬、そしてお龍の与える安心感、じゅうぶん堪能させてもらった気がするのです。

 けれどもここでの一日が、龍馬とお龍の最後の一日になってしまう。

 龍馬とお龍の別れのシーン、そりゃふたりにとってはこれが今生の別れになるとは全く考えもしていないことです。
 だからこそ余計に、泣ける。
 「また戻ってくるき」 と言いながら、スローモーションでお龍のもとを去っていく、龍馬。

 ふたりの過ごした時間のあまりの短さを思うと、いたわしい限りであります。
 と同時に、いったいお龍にとって龍馬はどれほどの重要さを人生において持っていたのかな、なんてふと現実に戻って考えたりもします。
 今回本編後の龍馬伝紀行で、お龍は龍馬の死後坂本家に身を寄せたが半年でそこを出、再婚したそうですが、なかなかいろんなことを考えさせてくれる 「その後」 の消息です。

 まあドラマ上の設定ですが、龍馬はお龍の気の強さに、乙女姉やん(寺島しのぶサン)との共通項を見出していたみたいで、そこに惹かれたと思うんですよ。 似た者どうしうまくいきそうな気もしますが、気が強い者どうしだったから結構衝突したのかなあ(笑)。

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コメント

とてもいい回でしたよね。
酔いつぶれて朝帰りでひっぱたかれる。

幕末の志士といっしょになったのだから、命が危険なことも、なかなか一緒にいられないことも承知の上でしょうが、可哀相ですなあ。
後に再婚されたようですが、結局晩年は龍馬のことばかり語っていたそうで
次のダンナさんも可哀相です。

> 龍馬が求めた理想社会を、この世の中の大人たちは、批判的な冷笑で傍観してしまう。

これ、前首相の言ってた「友愛」が失笑されるのと同じような空気感ですかね?
ポッポと龍馬が同レベルなんて、絶対に思いませんが。
(ポッポ弟は自分を「現代の龍馬」と口走ってした記憶が…最近お見かけしませんがw)

マイティ様
コメント連投、ありがとうございます。 先のマイティ様への返信から、時間差の返信になってしまいました。 燃え尽きて寝てしまったもんで

朝帰りでひっぱたかれる龍馬を見て、もっとぶってほしい~と 「ぶってぶって姫」 みたいになってしまいました。 じょーだんです(どちらかとゆーと私はSです…笑)。

あ、晩年そうだったって、龍馬伝紀行で言ってましたよネ。 その時まだ、次のダンナさんはご存命だったのでしょうかねー。 だとするとマイティサンのおっしゃるとーりで…

カンケーない話でナンですけど、ポッポチャンもカンチャンも、いやここ数代の我が国の総理どもは、総理やってるうちにみんななんか人相が変わってきますよネ

そりゃ逆風は強いんだろうけど、そんなの吹き飛ばすくらいのギラギラしたもんが見たいですよこっちは!

その点で異論もありましょうが小泉サンの自信満々ぶりが、ミョーに懐かしいリウなのです。

>小泉サンの自信満々ぶりが、ミョーに懐かしい

わかりますよ。あのブッシュにさえ「落ち着け」と言われちゃうようなハシャギっぷりだったコイズミさん…

私は戦前の日本(戦後レジームじゃないという意味で)も知ってる中曽根さんあたりが、最後に大きな置き土産をしてくれるのを望みます。

このあいだ、TVタックルに安倍元総理&アホー元総理が並んでご出演したときに
「あの頃はまだマトモだったんだ」と思わされました。
ま、私も民主に投票したんですが(爆)

マイティ様
再コメント、ありがとうございます。

風見鶏だなんだと、当時はさんざんに叩かれまくっていた中曽根サンですが、いまじゃ結構まともな気がしますです。 総理が人生にくたびれ果てたオッサンのよーな顔をしていると、日本全体の士気にかかわると思うんですよねー。 カンチャンは厚生大臣やってた頃のギラギラさが全くなくなって、しぼんだスポンジみたいになってますからねー(意見には個人差があります)。

アホーって…

この人、学習院のくせにすっごく頭悪かったですけど(爆)、やってることはマトモだった気がしますです。

いずれにしたって総理なんか空気みたいなものだと思う(またまた意見には個人差があります)ので、元気はつらつなところぐらいは見せてもらいたいもんです。

オバサンも、龍馬さんに思いっきり抱きつくお龍さんに胸キュンです。(笑)

所作については一応制限が入っているようですよ。
お龍さんを抱く時に髪の毛に手をやってはいけないとか、龍馬さんの背中に回す手の位置(?)とか。この事は、福山さんのラジオに真木さんがゲスト出演された時に話されていました。

(今年から、「龍馬伝」の裏話でも聞けないかな~という軽い気持ちで今まで聞いた事もなかった福山さんのラジオを聴き始め、今ではその楽しさにハマってすっかりリスナーに定着してしまっています。期待通り裏話も色々聴けました♪)

ですから再会のハグは例外なんでしょうね~。
あまりにも可愛いから許す!みたいな?!(笑)

のっぽの通行人様
コメント、ありがとうございます。

真木お龍、たびたび書いてますがツボです(笑)。 別の真木サンなどあり得ない(笑)。 あの格好そのままで、いろんな時代劇に出てほしいくらい。

福山サンのラジオって魂ラジかな? FMのほうはもうずいぶん昔はよく聞いていました。
イケメンのくせに男受けするキャラだと思うんですよ、福山サンって。 私は好きだな。

ちなみにこの回、「龍馬伝」 番組HPでは真木サンが 「誰がオバチャンや!」 と子供を激しくつねって怖がられたとか(笑)載っていたのですが、2度も撮り直しをしたらしいのに番組では使われておりませんでした…(笑)。

思い切りつねられた子、かわいそうだっただけ、みたいな…(笑)。

お墓のある、京急大津から二つ先は終点浦賀。
黒船来航と勝海舟が咸臨丸で、渡米した地です。
明治から海軍の要所となった横須賀基地は、京急では、汐入、横須賀中央となります。
浦賀水道を行く日本海軍の艦艇をおりょうは、
どんな思い出見ていたのでしょう。今は大部分を米海軍が使用しています。
小泉元総理もこの沿線に自宅があります。対米をはじめ外交と安全保障を常に意識する土地です。

昨日今日、京急大津から一地先の馬堀海岸が、最寄となる防衛大学園祭が行われ、ブルーインパルスも来ます。

かいとく様
コメント、ありがとうございます。

なるほど、横須賀と小泉サンつながりでコメントをやり取りしていたわけですね! 自分でやっててちょっと気付きませんでした

海軍、というくくりでお龍がこの土地に後年住んだ、というのは、なんという因縁なんでしょうね。 私の親せきも横須賀に住んでいるのでこの土地にはなじみがあるのですが、百恵チャンの 「横須賀ストーリー」 の歌詞のように、坂道の多い起伏の激しい土地ですよね。 私も大好きな場所です。

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     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

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    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
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    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
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  • The Beatles -

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    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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