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2010年11月16日 (火)

「流れ星」 第5回 生きていてほしいから

 おことわり この記事、エライ長いです。 スミマセン。

 兄健吾(竹野内豊サン)の契約結婚、自分の病状、…本当のことを知ってしまったマリア(北乃きいチャン)は、病院から姿を消します。 今回の 「流れ星」 は、そのなかで明らかになっていくマリアの出生の秘密に物語のメインが据えられていました。 そこから、竹野内サンや母親役の原田美枝子サンが持っていた一種独特のダウナーな雰囲気の正体が、明らかになった気がしました。

 ところで前回の記事で誤認があったことをまずご報告いたします(笑)。 マリアはリサ(上戸彩チャン)がつけてくれたネイルを剥がしてしまった、などと書いたのですが、剥がしてませんでしたね(汗)。 どうやら一晩中悩んでカリカリしていたあいだに、星型のチップだけ取れてしまっていたようです。

 でもそこから分かるのは、マリアがリサを心から拒絶しているわけではない、ということですよね。 今回の話を見終わって予告まで見ての感想なのですが、そこにひとつの望みが託されているような気がします。
 そしてリサがつけてくれたマニキュアのオレンジ色。
 これが今回の話のカギを握っていました。

 実は出生の秘密、というものに、私自身はあまり興味がないタイプなのですが、このドラマの作り手は、それをただの打ち明け話として処理することを許さなかった。 すごいなあと思います。 この話はのちほどあらためてすることにいたしまして。

 まずどうでもいいことなんですけど。
 このドラマ、タイトルバックが番組冒頭に来たり、ラストに来たりしますよね。
 これって、すごい緊張感を誘う演出のような気がするんですよ。
 今回は番組冒頭。
 ラストにとんでもないことが待ち受けている、ということを、ここで否応なく予感させるのです。
 この手法、あまり使うと視聴者が慣れてしまうような気もするんですけど、いまのところはドラマを見る側がそのことで物語にのめりこむ加速がつく効果を生んでいる気がします。

 いなくなったマリアのことを母親には黙っていて、とリサに伝える健吾。
 そして警察へ捜索願を出してから、前の婚約者美奈子(板谷由夏サン)にケータイで、それとなくマリアのことを尋ねるのですが、ここから美奈子が今回の契約結婚のことについて知ってしまうくだりは、美奈子の心理状態が微細に描かれていて、すごく自然な流れでした。

 マリアが大好物を食べなかったことを病院に行って訊こうとしている原田サンにリサが戸惑っているところに、美奈子がやってくる。 リサの姿を見て、何者なのこの人?という表情の美奈子。 その気持ちをわきに追いやりながら、原田サンに 「マリアチャンどうかしたんですか?」 と尋ねる。 健吾が肝心なことを話さなくても分かってしまう、美奈子の元婚約者としての強みが悪い具合に作用してしまっています。
 結局原田サンはマリアが失踪したことを知ってしまい、美奈子は自分が移植を断ったせいだ、と済まない気持ちを募らせるのです。 「あんたのせいじゃないよ…私の肝臓がいやだったんだ」 と話してしまうリサ。
 そこに健吾が戻ってくる。 気まずい雰囲気をなんとかしようと、リサは 「手術が終わったら離婚するからさ」 ととりなそうとするのですが、それが逆効果。

 意を決して、本当のことを打ち明ける健吾。
 そのことにショックを受けながらも、それでも別れ際に、美奈子はマリアのことを案じるのです。 元婚約者のそんな一面を見ながら、自分の心の一部が引っかかれたように感じているかのような、リサ。

 どうってことないシーンなのですが、「流れ星」 というドラマの良さが凝縮されているシーンのような気がするんですよ。

 「どうして話してくれなかったの?」「母さんに心配させたくなかったから」「私はマリアのことを心配しちゃいけないの?」「そうじゃなくて…」
 美奈子が帰ったあと、原田サンは健吾を責めるのですが、このやり取りも互いの優しさが感じられるシーンでした。

 ここで展開されるこれらの話は、登場人物がみんな、優しい気持ちをそのまま行動に出している。
 けれどもそれが結果的に、知られたくないことを相手にさらけ出してしまい、相手を傷つけてしまう。
 そんな、「善意によるナイフ」。
 人を傷つけたことで自分も傷ついた経験がある人ならば、誰しも強いシンクロ感を抱くのではないでしょうか。
 ここが 「流れ星」 というドラマの、最大の魅力なような気がします。

 そしてそんな微妙な演技を堪能させてくれる役者さんたち。 優れた心理劇を見るような感覚です。

 失踪したマリアは、行動を共にしているリョウタクン(桐山照史クン)に何の気なしにこう話します。

 「私さ、もうすぐ死んじゃうんだー」

 それに対するリョウタクンの反応が、またいい。

 「マジで? オレも一緒や。 奇遇やな~」

 マリアはそんなリョウタクンの懐の深さに、とても安心したような表情を浮かべます。
 マリアに誘われラブホに入っちゃうリョウタクン、男の生理としてはとーぜんなのですが(笑)、「どーせ死んじゃうんだから」 とキスをしようとするマリアを、リョウタクンは拒絶する。 リョウタクンを拒絶させるものは、マリアの投げやり感なのです。

 「やめろ、そんなふうになんの」

 若さゆえに、投げやりな部分が我慢できない、というリョウタクンの心理には共感します。

 そしてここで、いくらリョウタクンに心をサルベージされつつも、ややもすれば簡単にネガティヴな方向に気持ちが傾いていってしまう、マリアの危なげな心情もちゃんと描かれている。 これが次回以降にも、物語に微妙な影を投げかけそうなんですが。

 そしてここで、マリアの出生の秘密が明らかにされていくわけですが、興味がないながらも簡単に書きますと(笑)、マリアは健吾の父親の浮気相手との間に出来た子供で、山梨で赤ん坊のころ暮らしていたらしい。 それが火事で両親を失ってしまい、残されたマリアを原田サンが引き取って育てた。 健吾の父親が亡くなったのは、墓碑銘によると1995年、ということですから、2歳までマリアは父親と一緒だった、ということになりますかね。

 このことはマリアが高校を卒業するころに話そうと原田サンと健吾は決めていたらしいのですが、マリアはすでに、そのことを知っていた。
 リョウタクンにそのことを話しながら、家族に対して済まない思いを口にするマリアに、リョウタクンはこう返します。

 「迷惑か…。 そんな、オレもかけっぱなしやけどなぁ。
 移植必要になってからは、家族てんやわんやでな、ドナー頼んで回ってくれたせいで親せきとビミョ~な感じになってるみたいやし、ネーチャンなんかな、妊娠したこと謝ってきよった。 なんやねんソレ。 めでたいわフツーは。

 …だから、オレも一緒や」

 そういえば、原田サンと健吾が親せきを頼ってドナーを頼んだ時も、そんな感じでしたね。 リョウタクンのこの話には、話しっぷりが明るいだけに余計、泣けましたわ。

 マリアが山梨のことを話していた、というリサの記憶を頼りに、健吾とリサは山梨へと向かう。 ちゃうって! マリアとリョウタクンは、浅草やって!(笑)と言いたくなりましたが、いきなり居場所が分かってしまうより、こうした迂回路を見せることのほうが、よりリアリティが増す気がするんですよ。

 山梨へ向かう車のなかで出生の秘密も語られるわけですが、と同時に、上着をかけてくれたり、健吾の優しさにリサが思いを募らせていく経過も、きちんと描かれていました。
 「いいよかけてくれなくても」 と一度は拒絶していた上着。
 それがまたかけられていたのを朝、車のなかで目覚めたリサは気付きます。
 その健吾のジャケットを、リサはぎゅっと握りしめるのです。
 見る側の気持ちも、ぎゅっと握られるような感覚に陥りました(あ~もう、ドラマにハマっとんなぁ~…笑)。
 起きてきたリサに、健吾は温かい缶コーヒー?を差し出す。
 あまりにさりげなさ過ぎて、男としては嫉妬を覚えます、竹野内サンのこの優しさ(笑)。

 そしてもうひとつ山梨で明らかになったのは、父親が残していった、健吾への思い。
 渡されることのなかった就職祝いのコンパスに刻まれた、「To Kengo」 の文字。
 教会に眠る父親の墓の前でそれを見ながら、父親のその思いが、胸の中へ徐々に入り込んでいくかのような、健吾の表情。
 ここでもじわじわ泣かせます。
 その場を偶然見てしまった、リサのばつの悪そうな、そしてなにものかを感じ取ったような表情。
 なんか微妙すぎて、物語にぐんぐん引き込まれるんですよ。
 その父親の思いがまるで通じたかのように、自分のネイルを見てふと、それまで思い出せなかったことを思い出したリサ。
 それは、マリアに塗ってあげたマニキュアの色から、オレンジの海のことをマリアが話していたこと。
 オレンジの海について何か知っていることはないか、と原田サンに尋ねた健吾は、海のない山梨にある、そのオレンジの海の見える場所へと急ぎます。

 果たしてその推測はぴたりと当たり、具合の悪くなったリョウタクンを病院に残して湖のほとりに座り込むマリアを、健吾とリサは発見するのです。

 マリアはやってきた健吾に対して、 「リサさんから何も貰いたくない」 とドナー拒否を決めたことを話します。
 そこにやってきた、原田サン。
 原田サンはマリアを引き取った時にどうしても納得が出来ず、この湖で死のうとしたことがあったと打ち明けるのです。
 でも、「オレンジ色の海だよ、お母さんきれいだね」 とはしゃぐマリアの顔を見て、自殺を思いとどまった、というのです。

 それを聞いて、湖に一直線に入って行こうとする、マリア。

 自分がどれだけ家族に迷惑をかけているか、分かりすぎるくらい分かっているために、そのお母さんの告白を聞いたマリアは、余計に絶望したのです。
 もちろんお母さんのほうは、そんなマリアと一緒に生きていこうと決めたことをいちばん訴えたかったのですが、いちばん訴えたいことが伝わらないことは、本当によくあることです(ブログやってても自分の表現力の拙さに時々打ちのめされます…笑)。
 それを必死で止めようとする健吾。

 「どうして話してくれなかったのよ! 移植するってことも、ドナーがいなかったってことも!」

 「それは…」

 「かわいそうで言えなかった?」

 同情されながら生きていることに我慢がならないマリアの心情も、この一言に凝縮されています。 そんなマリアに、健吾はこう訴えるのです。

 「…生きててほしいから…!」

 それでもその訴えはマリアに届くことがなく、マリアはさらに湖の深みに向かおうとする。

 それを見ていたリサは我慢できず、それを止めようと自分も湖に入っていく。

 でも、やはりマリアは、それも振り切る。

 そこに母親の原田サンが入って行って、マリアを抱きしめ、ようやくマリアを阻止することが出来るのです。

 ここでは出生の秘密がもたらした、家族の間に重たくわだかまっていたものが、湖の底の砂がかき乱されるように大きく舞い上がった瞬間のように思えました。

 そして重要に思えたのは、ここでは原田サンもリサもマリアも、自殺をしようとした点で共通する間柄になった、ということです。
 さらに、ここではリサは結局、マリアを止めることはできなかった。 このことがリサに与えたショックというものは、相当なもののように感じます。 結局家族にはなれない、そんなあきらめがリサを直撃しなければいいのですが。

 そのうえ、マリアは結局原田サンに止められたわけですが、次回予告を見る限り、完全にマリアのその心を完全に止められたわけでもないらしい。 互いに引きずっている傷が、そんなに簡単に修復の効かないものであることが、とてつもないリアリティを感じさせる。
 「生きていてほしいから」 という健吾の願いは、とてもストレートではあるけれども、なかなか届かない。 海に落ちた流れ星は、消えずに残っていくものなんでしょうか。

 出生の秘密を単なる打ち明け話として済ませなかった作り手の力量には、感服であります。

 そしてその感動的なシーンのすぐ後に、岡田家に不法侵入してまで、その秘密を写メに撮るゴローチャン。 マリアの病院の看護婦(あっ看護士、か)を籠絡した末のこの犯罪行為。

 エレー好感度ダウンの所業なんですけど(笑)。 なんか、すんごいやり過ぎ感が漂ってます(笑)。 なんなんだ、この男(笑)。 「ビンゴ!」 じゃねーよ!(笑)

当ブログ 「流れ星」 に関する他の記事
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第2回 なんか、あっという間でした~ http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/10/2-2223.html
第3回 一瞬で消えてゆく星、その星への祈りhttp://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/11/3-f0b3.html
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第5回 生きていてほしいからhttp://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/11/5-8444.html
第6回 託したい思いhttp://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/11/6-3966.html
第7回 分かってる、その気持ちはhttp://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/11/7-9175.html
第8回 思いがはじける瞬間http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/12/8-2edd.html
第9回 グラス・タワーの緊張感http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/12/9-ce60.html
第9回 健吾の決断について、補足ですhttp://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/12/9-cad6.html
第10回(最終回) やさしさが帰る場所http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/12/10-6223.html

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コメント

長い!(笑)
おかげでボクが言いたい事はもうない(笑)「あの人」だから不倫相手だったんですね〜。やっぱり隠し事しちゃあ家族じゃない・・・なんて事はなく、どこの家庭でもそんな事の1つや2つありますよね。とても辛い事があった家族だけど、それはそれで何もない家族より幸せかも。きいちゃんとモーテル入って自分を抑えられるか自信がない、アールでした(笑)

私も、長くしていいですか?

マリアが2歳まで両親といたことはちょっと予想外でした。
というのは、原田さんが産んだ子じゃないけど、授かった女の子という意味で「マリア」なのかと思っていたのです。
でもね、マリアのお父さんは、健吾からしたら許すことの出来ない酷い人だったわけだけれど、
マリアとマリアのお母さんと暮らした中でのお父さんは
死んでなお、気に掛けてくれる人たちの中で暮らすことが出来ていた訳で、それはすなわち善い人だったことですよね。
私は、現実の中でいやな人に会ったりしますけれど、
そんな人でも
私以外に見せている面の中に家族に優しかったりそういうところを誰もが持ち合わせている。
そういう、ひととおりでない人物の描き方がとても好きで、いいシーンだなと思いました。

そして、番組が終わってなお、
原田さんがどんな思いを乗り越えて
マリアを中心に笑って暮らせる家庭を築けていることに
ふと、涙がこぼれてなりませんでした。

そして、まあ、たいがいそこまで執念燃やせるなら
ほかのことして大成するよ、というほどのゴロにーちゃん。
300万円の通帳記帳のナゾはおいといても(現金の移動だった記憶)
お金への執着心?それとも他になにかもっとわけがあるの?

アールグレイ様
あそこで「抑えられる」そのまぶしいほどの若さ(ピュアとも言う)もうらやましいです。

アールグレイ様
コメント、ありがとうございます。
つくづく長い記事をお読みくださり、恐縮ですcoldsweats01

ちょっとこのドラマの魅力というものが何なのか、考察しているうちに長くなってしまいました。 地味目なドラマなのに、心理描写が細かくてしっかりしまくっているから時間を忘れるのだ、とたった数行で書けるところを…(笑)。

それと、やッたらとこのドラマの記事にアクセスがあるんですよ。 それにこたえようとリキを入れたら、こんなダラダラ長文の完成です(笑)。

きいチャンに誘われたら、私だってホイホイ乗ってしまいます(笑)。 若いと、相手がいい加減な気持ちであることに、エラク敏感で嫌悪感を持ちますからねえ。 オッサンになると、そんな純粋さなんて、どーでもよくなる、と申しますか(ああ…スケベ親父の典型だ…)。

みり様
コメント、ありがとうございます。

先週のコメント欄に、マリアは原田サンのネーミングセンスではない、ハーフなんじゃないか?などと書きましたが大外れで(笑)。 父親が教会の墓地に埋葬されているところを見ると、なんとなくどういうセンスで 「マリア」と命名したのかがおぼろげに見える気がしますよね。

「嫌な人でもいい面を持っている」 というみり様のお話は、実に耳が痛い話で(笑)、私なんぞはやなヤツに会ったりすると 「こいつはサイテーだ」 その度が過ぎると 「カワイソーなヤツ」 と心のなかでクサしまくってます(汗)。 「人にやさしく接することのできない人間は、いくら特定の人にやさしくしてもそれは身勝手に過ぎない」、と考えてしまうんでしょうね。 私もみり様を見習わなければ…。

通帳の300万円は、ちょっと引っかかりますよね。 見ているとき、私も 「ハテ?」 と思ったんですが、感動的なシーンをぶち壊すゴローチャンに 「ちょっとやりすぎだろアンタ」 と思っていたので(笑)、やり過ごしてしまいました(笑)。

ホントになんか、ほとんどビョーキ(古いなあ、この表現…笑)とも思えるゴローチャンの行動。 おそらくゴローチャンとリサの秘密も、この先明らかにされていくものと期待しています。

うんうん、そうそう!
なんて相槌打ちながら読ませていただいてるので、ちぃ~っとも長くは感じませんでしたよ^^

第4話は感情移入し過ぎて、コメントが一大長編作になりそうなのでできませんでした(^-^;
語り出すと二晩あっても足りないです(笑)

さて、第5話ですが。
墓地前のシーン、胸がつまりました。
健吾が息子として、男として許せなかった父への想い。
しかし「To KENGO」に込められた父を想い、また決別したままを心のどこかで引っ掛かっていて、許すことをできなかった自分を悔やむような思い。
いろんな「想い」が溢れ出たシーンでした。

リウさんのおっしゃる微妙な心理劇を堪能できる作品ですよね。
余計な贅肉を削ぎ落とした行間を読ませる演出に見事に俳優さん達が応えてる上質のドラマだと思います。

そして湖での「・・・生きててほしいから・・・!」。
※以下、勝手解釈(笑)
この言葉の奥には、健吾が追い出し焼死という成れの果てとなった父へのしょく罪と、お父さんという存在を奪ってしまった(奪ったわけではないのに)マリアへのしょく罪が込められているのかなと・・・。
「いいお兄ちゃんなんかじゃないよ」
この言葉はそんな感情が根底にはあって、湖での言葉につながるんじゃないかと。
また、マリアの失踪を母に隠していたことを「心配かけたくなかった」というのは、マリアを引き取ると決めたのは健吾で、母には辛いであろう愛人の子との生活を強いてしまった遠慮から生じた感情のような気がするんです。
「善意によるナイフ」・・・グサグサです(ノ_-。)

健吾と梨沙は。
ジャケットをギュッ・・・梨沙が少しづつ健吾の優しさに傾いていく様子がよく表れています。
でも健吾はまだ人としての優しさ止まりかな。

涼太とマリアは。
その幼さ(若さ?)ゆえに、単刀直入で進展が早いっ!!
まぶしいっす!!
ちなみに涼太、そないに扇子ペンペンせんでもええんちゃうん?

「いちばん訴えたいことが伝わらないことは、本当によくあること」
大いに納得です。
ご都合よろしい(物理的な)「すれ違い」でもどかしさを表現するドラマが殆どですが、敢えて真正面からぶつかって、でも本心が「すれ違う」この作品にドップリ脳天まで浸かっております。

余談ですが、マリアと涼太が「休憩!」と入ったトコロ・・・録画を一緒に観ていた息子が
息子「これって、どこ?」(←ワクワク感いっぱい)
わたし「・・・ホテル」
息子「めっちゃええやん!!今度連れてって!!」
わたし「・・・。宿題やったん?」

超大阪人様
コメント、ありがとうございます。

墓地でのシーン、竹野内サンは最初、コンパスを眺めながらにこっと笑うんですよ。 「就職祝いにコンパスか…」 という気持ちの表れでしょうね。

普通だったら時計屋さんに頼むのなら時計だろうと思うんですよ。 それがコンパス、ということは、父親が家庭を捨てて山梨で暮らしていたときの経済状態まで推測することが出来るのです。
健吾はそのことに気付いたからこそ、父親の思いをじかに感じることが出来たのだと思うのです。

微笑んでいた健吾は、「To Kengo」 という刻まれた文字を目にして、見る間に厳しい表情になっていく。
竹野内サンは、終始無言なのですが、感情の推移がとても細やかに表現されている。
この記事本文ではあまりにくどくなってしまうと思い割愛しましたが、こんな短いシーンにこれほどさまざまな意味が見てとれるのは、ちょっとすごすぎ、という感じがします。

健吾の贖罪の気持ち…分かります分かりますconfident

やはりそんな罪悪感のなかで生きているから、リサに対しても本当の恋愛感情にまで至っていないように見えるんですよね。 確か湖ではリサを突き飛ばしていましたがcoldsweats01、「家族のことだ」 という言葉以上に、「リサを家族の愛憎のなかに引きずり込みたくない」 という優しい感情が感じられる。 善意に解釈しすぎでしょうか?
いずれにせよ、突き飛ばされたリサは、疎外感を持ってしまうだろう、という感じでしたweep

リョウタクンの明るさは、自らの絶望への対抗手段のような気がしてなりません。 リョウタクンの演技を見ていて自然と泣けてきてしまうのは、そのせいかなー。

「伝えたいことが伝わらないもどかしさ」…、そんな分かりにくいことに作り手が正面から向き合っているから、このドラマにハマってしまうんですよね。

あっ、超大阪人様、お子さんがいらっしゃるんですか!
私だったらラブホのシーンは、「風呂入ってこい!」 ですねsmile

リウ様

そんな出来た人間じゃないですよ。だから言葉になってしまう。>「嫌な人でもいい面を持っている」

>「人にやさしく接することのできない人間は、いくら特>定の人にやさしくしてもそれは身勝手に過ぎない」
その通りです。でも、身勝手でも優しさを向けられた方から見た顔はやっぱり「やさしい」という人の多面性を
考えないドラマが多いのが残念です。

超大阪人様
そのエピソード、息子さんが初めてその場に実際に
足を踏み入れたとき「あ、ここかぁ。」って
お母さんに間抜けなこと言ったよな〜みたいな
もう親には告白できない懐かしい思い出になるといいですよね。

再び書きます(笑)
仕事をしながら考えてたんだけど(笑)きいちゃんは原田さんと竹野内さんに迷惑をかけてると思い、いろんな事をガマンして生きてる。(だから大学受験も本気になってないかも)竹野内さんが板谷さんを愛していながら、自分のために彩ちゃんと結婚してしまった事にも責任を感じ、移植を拒否したんですよね〜。(板谷さんへの気遣いもある)だから決して彩ちゃんが嫌いって訳じゃない。(みなさんそんな事とっくに分かってるか)
嫌な人がいい面を持っていてもそれはやっぱり嫌なヤツっていうのがボクの考えです。ヤ◯ザが家族に優しいのと一緒かな(笑)

みりさん
あんな事書きましたが、本当はボクもちゃんときいちゃんを諭しますよ。リウさんとは違うんですから〜(裏切っちゃった 笑)

みり様
再コメント、ありがとうございます。

そうですね、みんながいくらその人を悪人だと言っても、その人にやさしくされた人にとっては、絶対悪人じゃない。

ただやはり、やさしくされた人にとっては、まわりのみんながその人を悪しざまに言うことが、とても辛いことだと思うんですよ。

結果的にそんなつらい思いをさせてしまうのは、結局身勝手の産物でしかないのかな、なんて考えたりもします。

まあ、他人に嫌われる人って、いろんなケースがありますからね。 あえて厳しくしている、とか。

「アイツやなヤツだなあ」 と感じる基準というものは人それぞれですし、場合によっては自分のほうが悪いこともあるんですから。 それぞれのパターンで違ってくるとは思いますです。

アールグレイ様
再コメント、ありがとうございます。

あっ、裏切られた!(笑)

私の場合はですねー、諭しませんですネ(笑)。

ただし 「どーせ死んじゃうんだから」 などと言われればテンションは下がりまくります(笑)。 諭してみたくもなるでしょう(笑)。

冗談はともかくとして、やはりリョウタクンが拒絶するのは、きいチャンを自分と同じ戦友だと認識しているからだと思うんですよ。 自分が死の恐怖に、その明るさで立ち向かっているというのに、お前はなんだ!投げやりになってどうするんだ!しっかりしろよ!…という感じでしょうか。

アールグレイ様のおっしゃるように、きいチャンもそうですけど、ホントに相手のことばかり考えている人たちばかりですよね。

「やさしさによって傷つく」「罪になってしまうやさしさ」…そんな印象を持ちながら、このドラマを見ているのです。

「やさしさによって傷つく」「罪になってしまうやさしさ」。。。切なすぎます(涙)

韓国ドラマのようなドロドロ感一杯でジェットコースターみたいなドラマになりそうな物語なのに、役者のみなさんのさりげなく心に響くような演技によってたんたんと切ない想いを紡いでいるのが本当に凄いと思います!!!

出生の秘密や肝臓移植の為に家族の犠牲に苦しむマリア中心で進んでいった今回でしたが、健吾、美奈子さん、涼太くんの色々な想いも交差してよかったです。
オレンジの海でマリアとお母さんが胸の内を吐露するシーン。。家族には入れず一人離れる梨沙。。切なかったです。

今回、健吾が今まで婚約者にさえ明かさなかったであろう胸にしまっていた痛みを梨沙にみせたこと。。ぶっきらぼうな言葉で返しながらもそれを感じ取れる梨沙の優しさ。。
竹野内くんと彩ちゃんの演技良かったです~♡

健吾が美奈子さんを「もう彼女じゃないよ」と言った真意が感じ取れて美奈子への気持ちがふっきれてる気がしたし、梨沙が人間としての健吾の魅力に惹かれていく様子が感じ取れたような気がしました。

そしてそれが、恋心でもあると来週修一の言葉(次週予告)から気付かされるのか。。愛する健吾の為にマリアへ肝移植するのに美奈子さんのもとにまで行って奔走する梨沙のけなげで切ない恋の物語が始まるのでしょうか?


マリアにつきあって無理した涼太くんの病状が悪化して取り返しがつかなくなるのではと心配でたまりません。。


再コメです(o^-^o)

アールグレイさんのおっしゃる「嫌な人がいい面を持っていてもそれはやっぱり嫌なヤツ」同感です。
自分の場合正確には“嫌な”ではなく“嫌いな”なんですが・・・(笑)
たしかにいい面は認めるけど、自分にとって刃を向いてくるのは好きにはなれないなあ。(ちっちゃいデス)

みりさん、息子にとってちょいハズカシイいい思い出になってくれたら幸いですが・・・。
彼は今思い出が欲しいのか、今日も「こないだのホテル連れてってーやー!」とねだられました(;´д`)トホホ…

リウさん、アールグレイさん、とりあえず初回は諭しましょう。
それが大人のモテ方ですぞ( ̄ー ̄)ニヤリ

ペコ様
コメント、ありがとうございます。

加速していく切なさのなかで、リサがすれた感情を保ちながら健吾への思いを深めていく描写がまた微妙すぎて、ハマりまくってます。 リサをなんとかしてあげたいなあ。 竹野内サン、なんとか契約結婚という意識を捨てて、リサとの恋愛モード全開にならないかなあ。

マリアがあそこで湖に入って行こうとしたのは、絶望と迷惑かけたくないという気持ちによるものだったと思うのですが、結構 「甘え」 の部分も含まれている気がするんですよ。 冷たい言い方で恐縮ですが。

ひとりだったら、入水したんでしょうか。

そしてお母さんから、「マリアを連れて死のうとした」 なんて聞かされなかったら。

マリアは止めてほしくて、湖に入って行ったんじゃないかな、なんて思うのです。 「家族に甘えたくて、家族ということを確認したくて」、湖に入っていったのではないか、と。

それは迷惑をかけ通しだったという認識の上からの行動だと思うので、余計に切なさが倍加している。

ああーどうして、こう深読みが可能なドラマなんでしょうか。 叩けば叩くほどホコリが出てくる、って言い方は悪いかcoldsweats01、噛めば噛むほど味が出てくるスルメのような(この言い方もしっくりこないなー…笑)。
これだけ長い記事を書いたというのに、まだ次から次から書きたいことがあふれてくる。 すごすぎ。

リョウタクン、ホントに心配ですね。 これでもしも、ってことになってしまったら、マリアはものすごく後悔してしまうと思うんですが、リョウタクンなら、「わが人生に悔いなしや」、なんて笑って言うだろうと思うんですよ。 そうならないことを願ってます…。

超大阪人様
再コメント、ありがとうございます。

なかなか嫌な奴、嫌いな奴に対して、寛大にはなれんものです、人間は(ハァ~…)。

どうしてこんな言い方しかできんのかな、とか、同じ付き合うなら、仏頂面してないで明るくしてたほうがええやん、などと考えてしまうんですよね。

まあ、いくら相手が苦虫潰してても、こっちは明るく接してしてやりますよ(個人的感情でものを言っております。 やなヤツいるんだよなー、若造のくせして…笑)。

はっ、了解です! 諭します!(笑)

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     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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