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2010年11月 7日 (日)

「てっぱん」 第6週 真夏にナベとか…(笑)でも、いいドラマです

 この状況に持って行くのに相当な無理を重ねた 「てっぱん」 ですが、話的に辻褄の合わない部分は散見されるものの、あかり(瀧本美織チャン)の笑顔に引っ張られながら見続けています。

 確かに今週の話でも、欽にいが勤め先の信金の課長とトラブルを起こしてしまったのが 「あかりがもらわれっこ」 だったと言われたことが原因だったり(どこでその課長サンはそのことを知ったんだ?という感じ)、盆休みからあかりが帰ってきた時点、ということは真夏のはずなのに、ストーブ出して濡れた体を温めたりナベをやったり(「真夏にナベかよ!」 みたいなツッコミは、ドラマ内でしてましたけど…笑)、なんか妙に抜けてるところはあるんですが、全体の話がいいから、まあ、しょうがないかな…と思ってしまうんですよ。

 このドラマには、「ゲゲゲ」 に至るまで途中リタイアだらけだった朝ドラとは一線を画す、「見続けたい何か」 がある…そんな気がいたします。

 その 「何か」…というのは、あかりの大家でおばあちゃんの初音(富司純子サン)の解凍ということなんですけど(スミマセン…ポール・マッカートニーの 「バンド・オン・ザ・ラン」 のデータ解凍に、いま興味の大部分が移っているためこんな表現をしてしまいました…笑)。

 あかりがお盆休みに勤め先のかつおぶし屋の電話番をしなけばならなくなり、それが社長のスケジュールの都合で撤回されたことによる、初音の反応の推移がまず面白い。
 お盆に自分の本当の孫と一緒にいることを、初音は心の底で楽しみにしていたんですが、その話の立ち消えと共に、自分には家族なんかいらない、という気持ちを、また立ち上げようとする。

 加奈(朝倉あきチャン)が、自分の音大受験をあきらめさせるために、親がまたもやお見合いを勧めとるという相談をあかりにしていたところに、「音楽のことは分からんでもなあ、自分の子に才能があるかどうかぐらいは分かるもんや」 と、結構図星のことをはっきり言ってしまう初音。 図星だからこそ、かなりのショックを受けてしまう加奈。

 「子供が憎うて立ちはだかる親はおらん…子供を傷つけるもんから守ろうとして立ちはだかるもんや」 と言いながら、「あんたは自分の家族を大事にせい…あんたの家族は、そっちや」 と、自分とあかりの関係を、フラットなものに戻そうとするのです。
 納得のいかない表情のあかり。

 そして里帰りしたあかりは、前述した欽にいのトラブルに、やはり首を突っ込もうとする。 欽にいに誘われてあかりのうちに泊らせてもらっていたアスリートクンに、「家族だからほっとけん」 と言い切ります。 「それでか…お前があの大家に要らんことするのは」 というアスリートクンに 「うちには、家族じゃけえね」 と、屈託なく話すのです。
 同じころ、あかりがいないことに、どこか穴がぽっかり空いた気持ちになっている初音。
 「そばらおったら煩わしい…離れてたら、なんや寂しい。 つくづく、面倒なもんですわ」 という中村玉緒サンのナレーションが、笑えます。
 なんかこれと同じ内容の文句を、どっこっかで聞いたような気がしてならなかったのですが、「あしたのジョー」 でしたわ!(笑) ジョーが刑期を終えて少年院を去ったあと、刑務官たちが同じようなことを言っとりました。

 加奈チャンのお見合い問題でも、父親の柳沢信吾サンは自分の会社が傾いているから政略結婚しようとさせたわけではなく、会社が厳しいからこそ、音大に行かせることに経済的な不安がある、それよりも音楽を続けさせてやるには、こうしたほうがいいのではないか、という親の情愛が絡んでおりました。
 だいたい加奈チャンが一浪したということは、天性的な才能がないこと、の裏付けなのかもしれません。 そりゃ続けることでその才能を開花させる人も、いくらでもいますけどね。
 そこのところまで考え抜いて、親というものは判断をしている。
 でも、娘の人生は、娘が決めるものなのです。 あかりの母親の安田成美サンは柳沢サンに向かって 「子供たちはみんな自分からしんどい道を選んでいるように見える」 と言うのですが、自分のことを考えてちょっとそーでもないけど…とは思いましたけど(よーするに生きいいほうを選んでるんですよ、私は…笑)見守らなきゃならない、という考えには納得します。

 加奈に向かって謝る、柳沢サン。 加奈がいたからこそ、自分は会社をがんばることが出来た、娘を泣かせて、会社を守れるわけなかろうが!と男泣きするのですが、父親の気持ちが痛いほど伝わってきて、こちらも泣かせていただきました。

 また同時に、欽にいが上司とのトラブルで会社を辞める、と言い出した時、父親の遠藤憲一サンはそのことについて何の口出しもしない。 息子の人生は、息子が決めるものなのだ、というスタンスです。 鉄平兄貴も、父親の鉄工所を継ぐことについて、自分なりに考えている。 結局欽にいも辞表を出すことを撤回するのですが、息子たちが自分の頭で考え、自分なりに何かを決断しながら生きていることに、遠藤サンは何の口出しもしないのです。 そして 「自分の鉄工所は、自分が好きでやっとる、お前らは自分の道を行け」、と言い切るのです。

 「ただし…道に迷うた時には、ひとりで悩むな。
 誰かひとりの問題は、家族みんなの問題じゃ。

 ひとりだけ、幸せにはなれん。

 ひとりだけ、不幸にもできん!

 それが家族じゃと、お父ちゃんは思う」

 この物語が、穴があきながらもきちんとしているように感じるのは、このメッセージ性がストレートであることが原因のようです。

 大阪に帰ってきたあかりを待ち受けていたのは、台風と、伝さん(竜雷太サン)の初音へのプロポーズシーン。
 「家族みたいなややこしいもん、もうこりごりじゃ」 と伝さんの気持ちをシャット・アウトした初音に、あかりは早速首突っ込むのです。

 「『ほっとけ』 いわれても、ほっとけんのが家族じゃ。
 おばあちゃんがさみしいと、…うちもさみしい!
 おんなじ1日じゃったら、いっぱい笑えたほうがええじゃん…!
 …いままで笑えんかった分も、笑えばええじゃん!」

 その気持ちに動かされながらも、初音は 「ほんま、おめでたい子ぉや」 と憎まれ口をたたく。

 この初音の心の動かされ方、初音の心を揺り動かすあかりのキャラの前向きさが、私がこのドラマを見る大きな動機となっているのです。
 ただ、それだけではないんでけど。
 それはのちに書くこととしまして。

 さてその台風ですが、その強風がお好み焼き屋の開かずの扉を、強引にこじ開けてしまうのです。
 なんで長年びくともしなかった開かずの扉が今年になって壊れたんだろう?と伝さんはいぶかっていましたが、とーぜんですよ、ジェシカちゃん(ともさかりえサン)が半分こじ開けてしまってましたから(笑)。
 その扉を、半狂乱になって元に戻そうとする、初音。
 けれども結局は初音の下宿人たちが総出で、初音に代わって扉を修理するのです。
 かつてはみんなバラバラだった下宿人たち。
 それが初音の、家族のような存在になってきている。

 「あかりちゃん、ようけ家族連れてきてくれたがな…」

 伝さんの言葉に、表情がやらかくなっていく、初音。

 以前にこのドラマに関する当ブログの記事でも書いたのですが、このドラマは、天国にいるあかりの実の母親、千春サンが仕組んでいる話のように思えて、仕方がない。 オカルトチックで申し訳ないですけど。
 ただそれこそが、このドラマを貫く大きな柱となっていると同時に、最大の魅力になっていると私は考えるのです。

 夏にナベを食べながら(笑)民男クンの初音のモノマネに笑ったりしている下宿人たち。 そんななかで、笑いながらも、涙がぽろぽろとこぼれていく、あかりなのです。

 「『ちはる』、いうんです、お店の名前。

 うちを生んだ人の名前。

 千春さんが家を飛び出して、おばあちゃん、店を閉めたんです。

 ほいじゃけえうち、あの開かずの間は、おばあちゃんの傷みたいなもんじゃ思ってました。

 人に触れられとうない辛い思い出がいっぱい詰まっているけえ、鍵、掛けとるんじゃって。

 今日…さっき、分かったんです。

 フタするために鍵かけとったんと違う。

 大切に、守るためじゃったって…。

 必死で戸を抑えつけとるおばあちゃんを見て、思ったんです。

 きっと、あんな風に、なりふり構わんと、千春さんのこと守っとったんじゃろうなって。

 毎日毎日、油まみれになって、お好み焼きやいて。

 あの部屋には、…あの部屋には、おばあちゃんが、お母さんじゃった時間が閉じ込められとったんです」

 「それを、開けにきたんやな、おのみっちゃんは」

 ジェシカはん、ええこと言わはる(どーしていきなり京都弁?…笑)。

 この、家族同然という下宿の構造は、「ちゅらさん」 を想起させるような部分もありますが、どうしてこの設定でなければならなかったのか、ということが、今週の話で明確に分かったような気がするのです。

 ええ話ですよ~、みなさん。 話がありえないとか、見ないのはもったいない気がいたします。

「てっぱん」 に関する当ブログのほかの記事
第1回 名作の後番組は、ハードルきついですよね
http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/09/1-8eb5.html
第1週 どこまで、ついていけますかね?http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/10/1-c996.html
第2週 相変わらず、ゴーインな脚本ですがhttp://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/10/2-69b4.html
第3週 物語が、駆け出したhttp://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/10/3-ed2e.html
第4週 ちょっとキツイかもhttp://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/10/4-0d8a.html
第5週 居心地が、作られつつあるhttp://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/10/5-a598.html

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BOOKS

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 上

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     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ記事より抜粋)。 この上巻ではビートルズの祖先から遡ってリバプールで人気に火が付き始めたところまでが書いてあります。

  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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