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2010年11月21日 (日)

「セカンドバージン」 第6回 わわっ…知~らないっと!

 相変わらずのっけからネタバレですが、ついに、深キョンがるい(鈴木京香サン)と行(長谷川博己サン)の仲を、知ってしまいましたねー。
 …と、このことはのちほど述べることといたしまして。

 秋夫・ウィリアム・ターナー(布施明サン)の誘いに乗って、函館への夜行列車に乗ったるい。 鈴木行を忘れようとする旅だったのですが、思い出すのは行のことばかり。

 分かるなあ、この感じ。

 特に男ってのはあきらめの悪い人種ですから(笑)、失恋した後もだいぶそれを引きずってしまうものです。 どこに行っても何をしても、ああ彼女とここに来た、これと同じことをした、などといちいち考えてしまう。 それがまた、悲しみを増幅させるのです。

 ともかくそんなるいに秋夫は、「無理せずに生きたらいいよ…そう!その曖昧な顔を、人にも見せたらいい」 と、実に的確とも思えるカウンセリングをするのですが、るいはこれほどまでに出来過ぎた男にも、なんとなく食指が動いてこない。 まんぷく海鮮丼も、効果なし(笑)。

 ところで前回、秀月センセイ(草笛光子サン)がいきなりるいの会社(新海社)と絶縁宣言、敵対関係勃発となったことですが。

 これを機に秀月センセイなしで一から再スタートしよう、という段田安則社長のセリフを聞いていて、もしかすると自分におんぶにだっこの状態から脱却しなさい、という、ライオンの子供を谷底に的な秀月センセイの親心なのかなーとも思ったんですけどねー。

 どうも秋夫の話によると(又聞きなので確証なしですけど)、秋夫とるいの関係に横やりを入れたようなんですよ。 なんかちょっといい年して大人げない、と申しましょうか、まあステーキばっかり食べているから、いい年してもギラギラなんでしょうなあ、というか(笑)。
 でもこんな説明で終わってしまって、秀月センセイがこれ以上ドラマに絡んでこないというのは、ちょっともったいない気もします。 もっと裏があれば面白いんですが。

 さて自らの申し入れで、専務から総務へ鞍替えしたるいですが、部署の人たち、やりにくそ~…って当たり前か(笑)。
 そんなるいを訪ねてきたのは、るいの息子、亮(綾野剛サン)の恋人、愛子(YOUサン)。
 いきなり霊能者のごとく、男と別れたでしょーと鋭く指摘(笑)、亮とケンカしたからるいの家に置いてくれ、と頼み込みます。
 このYOUサンの存在が今回、大いにるいの慰めになるのですが、こちらもずいぶん癒されました~、このギスギスしたドラマの中で。

 「あ~んなバカ女に気後れしてどーすんのよ!」(笑)

 しゃべっちゃったんですね、るいはYOUサンに洗いざらい。 分かります、こんなフランクな同性になら。

 「カンケーない」「カンケーない」「カンケーないね!」

 るいのネガティヴな気持ちにこれでもか、というほど強く自己肯定を強いてくるYOUサン。

 「あっちが妊娠してるなら、こっちも妊娠しちゃいな」「奪い取りな…絶対、奪い取りな!」

 その論調があまりにも過激であるがゆえに、るいの常識的な意識はずいぶん引いてこのYOUサンの忠告を聞いたと思うのですが、どこか心の底で、るいは 「そんな自分勝手な積極性もアリか」 と思ったように感じるんですよ。 それが今回ラストの、タガが外れた行とのキスシーンにつながっている気がする。

 「鈴木…なめんなよっ!スズキーっ!」(笑)

 行の自宅に向かって声を殺して怒鳴るYOUサン。 笑いました(実は私も仕事でいやーな鈴木がおりまして…笑)(いい鈴木サンには、心よりお詫び申し上げます)。

 「まだバレてないからいいけどさ、あの手の女は第三者巻き込んでいくからね。
 会社にいられないようにするよ、きっと。
 被害者意識の強そうな女だからさ、自分がかわいそうだって世間に向かってわめき散らすよ絶対。
 あっちは無名だからいいけどさ、るいちゃんと鈴木行は社会的地位があるから、やられたら痛いよ」

 このYOUサンの深キョンに対する分析、この先の展開の水先案内ともいえる的確なもののような気がします。 ズバッ、グサッ…とゆー感じ(笑)。
 これって言わば近所の奥様連中の茶飲み話の延長上そのものなんですけど(笑)、だからこそ興味津々で聞けるし(笑)、この分析が今回ラストの衝撃性をより一層高めていますよね。

 そしてもうひとつ、今後が大変だぁ~と思わせるシーンが、母親(朝加真由美サン)から行と別れたらどうかと言われた時の深キョンの反応です。

 「もしかしてママ、行クンのことが好きなと?
 だって行クンと私を別れさせようなんておかしかもん。
 行クンは私の夫なと!
 お仕事よりも何よりも、私のことを愛さないといかんと!

 行クンはもっともっと、私のことを愛さないといかんと!

 もっともっと、…もっともっと!」

 自分のことを思って忠告をしてくれている母親にさえ疑惑の目を向け、子供が駄々をこねるように夫を占有したいと思いつめてしまう…。 そして、ブチ切れる。
 こりゃバレたらそれこそとんでもないことになる…と思っておったのですが。

 あまりにも辛すぎる空白期間が続いた後、ある夜、自宅玄関前で鍵を落として 「よっこらしょ」(違うか…笑)と言ってしまって苦笑いし、かがんだままのるいの前に、行が偶然通りかかる。

 「るいさん…」

 るいは感情を無理やり押し殺して自分の家に急いで入ってしまうのですが、早技のように行はるいのあとを追って玄関に入り込む。

 「嫌…行サンでないと…」

 立ちすくんだままじっとしていたるいは、そう言うが早いが行に向かってキス。

 「どうして私を迎えに来ないの?

 イギリスに行っちゃうから…。

 行っちゃうから、行っちゃうから!」

 あ、るいは秋夫から、イギリスの実家に行こうと誘われているのです。

 玄関先で激しく抱き合うふたり。

 キスもしまくり。

 このところ抑圧されていただけあって、この性的表現はR-15指定さながらの激しさです。

 同時刻、ケータイのGPS機能で行が自宅に来ていることを確認した深キョンは、なかなか帰宅しない行を迎えに出ようと、自宅から出る。

 深キョンはふと見たるい宅の玄関奥で、激しく抱き合っているふたつの影を確認。 そこに近付いていく。

 ヤバイヤバイ、やばいよォォーっ!(笑) こんなにドラマを見ながらドキドキしたのは、久しぶりです(笑)。

 玄関付近では、飼い猫のレタ君に見守られてくんずほぐれつしているふたり。 ヤバすぎる!(笑)

 そしてついに、玄関の扉を開けてしまう、深キョン(!)。
 あーあ、ついに見ちゃった!(知ーらないよ知らないよーっ)(半分ふざけてスミマセン)

 それにしても。

 深キョンのその時の目はまるで、レタ君の目のような、まさしく 「目がテン」 状態。

 この表現には、シビレまくりました。

 レタ君と深キョンを、こんな形でシンクロさせるとは。

 次回このレタ君と深キョンは、…どうもなんかやーな予感。

 まあ、こけおどしであることを願います…(笑)。

 なお、一部下品な表現があったことを、心よりお詫び申し上げます…。

「セカンドバージン」 に関する当ブログほかの記事

第1回 セレブの恋愛に、興味なし…ですけど
http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/10/1-5dd1.html
第2回 冒険してもいい頃? http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/10/2-ded4.html
第3回 あーあ、やっちゃったよhttp://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/10/3-68b7.html
第4回 ああーっ、修羅場だぁ~っ!(笑) http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/11/4-ba7f.html
第5回 秀月センセイの真意って… http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2010/11/5-208c.html

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コメント

深キョン、かなりホラーの域に入ってまいりました!
ダンナのあんなに情熱的な姿を初めて見たでしょうし、ショックだわなあ。
社会的地位のあるふたりを、どこまで陥れるでしょう。

秀月先生の不機嫌な理由については、秋夫先生との仲に横やりなんて、おかしい気がします。
自分で紹介しておいて。

秋夫先生、いい人なんだけどなー。
リッチでスマートで、オトナの遊び方を知ってて。
それでもやっぱりダメなんだよなあ。


YOUちゃんのけしかけ方も、ちょっと怖い気がしました。
彼氏のママなんだもの、面白半分で裏切ったりしないよね…? ね?

マイティ様
コメント、ありがとうございます。 このような下品な記事にお付き合いいただき、恐縮です…(性的欲求がドラマのテーマの一部なので、どうしてもゲスな文章になってしまって楽しんで…いや、困っております…笑)。

「私バカだもん」 攻撃から(笑)、深キョンの不気味さは増していくばかりですよネ(笑)。 母親に対する態度で、今後の行動のプロトタイプが提示されているため、恐怖も倍増です(笑)。 冬彦さん並みになれば面白いんですが…。

るいは恋愛に安定を望んでいないんでしょうね。 私も布施サンのほうが、適度な距離感があって添い遂げるには楽そうに見えるんですけどね。

YOUサンが亮に連れられて帰っていくのを見て、「あんなバカ息子でも迎えに来てくれるのに…」 と思ってしまう場面でも、爆笑でした。

なんか結構、笑えるんですよねー、このドラマ。

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BOOKS

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ記事より抜粋)。 この上巻ではビートルズの祖先から遡ってリバプールで人気に火が付き始めたところまでが書いてあります。

  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
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  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

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    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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