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2010年11月28日 (日)

「ギルティ 悪魔と契約した女」 第7回 溝口アブナすぎ

 金井勇太ぁぁ~~っ!…いや違った、溝口ぃぃ~~っ! アッタマにくるんだよ~~っ!

 …失礼しました、思わず取り乱しました(笑)。 何でこんなアブナイのが街を徘徊しとるんでしょうか?
 逆に言えばここまでムカツク男を演じ切っている金井勇太クンが、すごいっちゃすごいんですが。 完全にイっちゃってますよね、この男。 すぐ拘束して手足縛りつけたほうがいーような気がいたします(笑)。

 そんな常時心神耗弱状態男に下らん指図をしているのが、真島(玉木宏サン)の上司で15年前の冤罪事件の鍵を握る男、宇喜田(吉田鋼太郎サン)。 自分の椅子に足を投げ出して座られ思いっきり挑発をしてきた真島を懲らしめようと(いや、殺そうと、かな)溝口を差し向ける。
 けれども真島の部屋にいたのは、打ち合わせに来てひとり残されていた万里(吉瀬美智子サン)。
 溝口は相手が誰だろーが構わず凶行に及ぶのです。
 この見境のなさ。

 それにしてもです。

 こういう鉄面皮の女性が襲われるのに一種独特のエロチシズムを感じてしまう、私もアブナイですかね?(汗)。
 溝口のアブナさ全開ぶりにはなんか、人間の負の部分をリミッター越えするほど増幅させてしまう側面を感じるのです。 吉瀬サンは刑事であるがゆえに相当な反撃を溝口に加えるのですが、溝口の身体能力はそれに比肩するほどすごい。 万里、病院行きです。

 さらに自分から宇喜田に会って芽衣子(菅野美穂チャン)の冤罪の罪滅ぼしをさせようとする三輪(モロ師岡サン)に対しても、溝口は容赦がない。 溝口をつけてきた真島の同僚の刑事も逆に拘束して、ふたりともども縛りつけて痛めつけ、駆け付けた真島にガソリンをかぶることを強要、「マッチに火を点けろ」 と脅しまくる。
 そこに芽衣子が居合わせて警察に電話していたみたいなので、ぎりぎりのところで真島は助かるだろーとタカをくくって見てたのですが、「どこまで悪どいんだこの男」 という憤りは、見ていて収まるもんじゃありません。 三輪に致命傷を負わせて溝口はその場からトンズラするわけですが、舌出しながらへらへら笑って人をいたぶった末に逃げおおせるとは。 どぉーにも許せん、つーか。 お前は一生ムショ暮らしして強制労働だ!と言いたくなります(不穏当な発言をしてしまい申し訳ございません)。

 芽衣子は三輪と宇喜田のやり取りを録画して宇喜田への脅迫材料を整えるわけですが、宇喜田は冤罪の奥に潜む大元を芽衣子に話すのでしょうか?

 それにしてもです。

 今回真島は芽衣子に、洗いざらい本当のことをしゃべるという方向転換を図りますが(万里にもそうしてましたね)このときの芽衣子の反応、見ものでした。
 真島は芽衣子が連続不審死事件の犯人であるという一定の結論のもとに、芽衣子にたいし自分は刑事で不審死を追っていて君が犯人ではないかと疑っている、とまで話す。
 芽衣子に対してウソはついてきたが、すべてウソではなかったと話す真島。
 芽衣子は抱きしめられたことを思わず思い出す。
 けれども芽衣子は、私は何も知らない、とシラを切りとおすことを選ぶのです。
 これ以上罪を重ねてほしくない、自分の思いが通じなかった真島の、落胆した表情。
 真島と別れて、いまはまだ話すわけにいかない、と苦渋で表情を歪ませる芽衣子。
 見ごたえがありました。

 溝口に刺された三輪は、絶命してしまいます。

 「溝口ぃぃーーーっ!」

 絶叫する真島。

 次回、ボッコボコにされる溝口に、期待です(かさねがさね不穏当でスミマセン)。

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コメント

リウ様

怒濤のレビューUP,お体気をつけてください。
友人からインフル感染したと、そろそろそんな季節ですね。

今週はどのドラマも「転」の回が多く、
先週先に「転」してしまったギルティの印象が少し薄かったのです。
しかし、溝口のような殺人犯を見るたびに
「心神耗弱」という理由はナシだよねと思います。
だって、自分で移動して、収入の手段を考えることが出来て生活してるじゃん。そのどこが心神耗弱?と。

ま、今回、宇喜田と溝口が会っている写真をみた捜査一課の門倉さんたちがまともだったことはほっとしました。

そして、リウ様も指摘されているとおり
いままで嘘をつかれていた芽衣子が今回真島に対して
「正直に」なれなかったことで、微妙に立場が変ってますよね。(通報したのも少し影響してる?)
芽衣子の「人」部分がどう描かれていくのか(どう潰れていくのか)というところを期待します。

しかし、「えん罪」が表面化しやすい時代は悪いことでないけれど、そもそも「罪をでっちあげる」ことが出来ることが恐ろしい。
芽衣子の義理の兄と甥の殺されるに至る背景がこのドラマでは詳しく説明されていないのでそこに大物が関わる必然性があるのかないのか解らないですけれど
そこのところもちゃんと描いてもらえるとうれしいかな。

みり様
コメント、ありがとうございます。
私の体調についてお気遣いいただき、重ねてお礼申し上げます。 実はちょっとしんどいなーと思っていたものですから。 そのせいかこのところ自分で書いてて文章が分かりにくいような気がしてならないのです。
ただなんか、このような場所を与えてもらって自分の書いたものが大勢の方に読まれるということが、とてもうれしいんですよ。 まあ、中毒状態になってしまっている、のかもしれないのですが。

心神耗弱といえば、そんな私も心神耗弱かもしれません(笑)。 そんなことを言い出したら人間、みんな異常なところがあって当然のような気がいたしますが…(笑)。

捜査一課のいけすかない面々も、これで目が覚めてくれるのかな。 「こーゆー職場は、ヤダ!」 の典型みたいな感じですけどね(笑)。

このドラマの場合の冤罪はかなり意図的ですが、「脅せば落ちる」、みたいな尋問の仕方をしていれば、必然的に起こりうるんですよね、冤罪って。

みり様のおっしゃる通り、ホントにどうして義兄と甥が殺されなければならなかったのか、そこのところの手がかりが、ドラマを見ている限り全く出てこないですね。 不気味です。

いやいやホント、今の風邪は症状をぶり返すので気をつけてくださいね。
私も悪寒からお腹急降下まで、もう三週間以上もイマイチ調子悪いままです。


金井勇太クンは朴訥な青年とか、行き詰まったフリーターとか、今回のような犯罪者とか
ストーリーのキーマンになるような役どころが多いですね。(パーフェクトリポートにも出てました)
いろんな意味でイマドキの若者をできる俳優さんです。

>どうして義兄と甥が殺されなければならなかったのか
本当に。
お兄さん、普通の庶民のはずですよね?
毒を入れたのは誰かのイタズラだったとして、そこにウキタなどが絡んで来るのがよくわかりません。

マイティ様
コメント、ありがとうございます。

3週間以上もですか? 悪寒はインフルの典型的症状ですから、くれぐれもお気を付け下さい。 (関節炎だったっけな?)

金井勇太クン、「パーフェクト・リポート」 にも出てたんですか…。 「パーフェクト…」 のほうは1回予約を取り損ねてから、ちょっともう見てないです…。 しかし彼、舌をベエ~~ッとやるのがキョーレツすぎて(笑)、しばらくほかのドラマに出てきたらムカツキそうです(笑)。

実は義兄さんが悪の枢軸とか…(そりゃないかcoldsweats01)、でも毒入りケーキって、家族全員を殺せるくらいランダムな手段ですよね。 芽衣子が何か知ってはならない秘密を知ってしまって、犯人は彼女を長年刑務所暮らしにしなければならなかった、とか…。

ああ~いったい、15年前の事件の真相って何なんだぁ~~っ!shock

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BOOKS

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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