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2011年1月31日 (月)

「冬のサクラ」 第3回 折れた翼で飛び続けること

 一身上の都合で告知もせずだいぶお休みしてしまいました。 申し訳ありません。 ブログ再開いたします。

 祐(草彅剛クン)が抱える、萌奈美(今井美樹サン)への、どうしようもない思い。
 それは祐が小学校のころからすでに確立していた、「自分以上に人のことが心配になってしまう」、という持って生まれた性格も手伝っていたようです。

 祐と幼馴染みの駐在さん(山崎樹範サン)によると、クラスで飼っていたウサギの花子が病気になってしまって、それを祐がメシ食うのも忘れて看病していたら、自分のほうがぶっ倒れてしまった、らしい。
 「オレ子供ごころに、『こいつバカだなぁ~っ』 って思ってさあ(笑)」
 「うるせえよ(笑)」
 「…でもスゲエとも思った。 オレにゃ出来ねえって」

 そんな祐の性格を熟知していながら、駐在さんはやはり、「あの人のことは忘れろ」、としか言えない。

 弟の肇(佐藤健クン)の恋人、加藤ローサチャンからあの日萌奈美が、長距離バスターミナルまで行ったことを知らされた祐。 心がグラグラ揺れ動きます。
 ローサチャンからそのことを聞いた肇は、酔ったフリをして、自分も知ったばかりの 「世の中狭い」(同時にいかにもドラマらしい…笑)事実を兄に打ち明ける。 萌奈美のダンナ(高嶋政伸サン)は自分の勤める病院の院長で、兄ちゃんなんか太刀打ちの出来ない完璧なダンナだ、ということを。
 ローサチャンはローサチャンで、萌奈美がどことなく無理をして突っ張っている、ということを察知して、祐に肇から口止めされていたバスの話を打ち明けてしまっていたのですが、肇はそんなことはどうでもいい、というスタンス。 兄の傷つくのを見たくない、という気持ちから、夫も子供もいる女性に兄が思いを募らせていくのに反対する立場をとるのです。 駐在さんと同じです。
 それでも肇は、「彼女の検査結果を調べてくれ」 という兄の頼みを、釈然としないながらも調べてしまう。
 ローサチャンの気持ちも肇の気持ちも、きちんと描写されているから、このふたりの行動にも共感が出来るのです。

 そしてぼんやりモードの祐が落としてしまった、翼を広げたガラスの鳥の、オブジェ。
 翼の部分が割れてしまいます。

 折れてしまった翼を象徴するように、そのときの萌奈美は結局別の病院で診断された、自分の病状に、打ちのめされています。
 萌奈美の脳腫瘍は、手術をするのが大変危険なところで、成功率も低いこと。
 そしてよしんば手術が成功したとしても、記憶をつかさどる部分に損傷があれば、過去の記憶をなくしていってしまう、ということ。
 なにもしなければ、もって数カ月だ、ということ。

 診断を聞かされた萌奈美は、「どうして私なの?」 とやり場のない怒りにも似た悲しみにさいなまれます。
 道行く親子の幸せな様子。
 記憶がある、ということの有り難さ。
 明日が当たり前に来ることの有り難さ。
 そして、この世の美しさ。
 自分が死に至る病に直面しなければ、そんな感情にとらわれたりしない。

 だのに、夫航一にも、娘(森迫永衣チャン)にも友人理恵(白羽ゆりサン)にも、彼女のまわりにはこのつらさを打ち明ける相手が、誰ひとりとしていない。
 だいたいダンナが、彼女を完全拒絶している(笑)。 前回も書きましたが、萌奈美に対する独占欲が異常に強いくせに、この構造は分かりません。 しかも自分は愛人(理恵)がいるクセに。

 この航一、山形に萌奈美が行っていたことまでは把握していたみたいですが、祐と一緒だったというのは、今回の調査で知ったようです。 やっぱり自分の妻の病状には、嫉妬心のあまり気付いていないのかな?
 調査書の祐の写真の目の部分を、メスで突き刺す航一。
 いちいちコワイ(笑)。
 「セカンドバージン」 の鈴木京香サンも写真の目の部分を深キョンにグリグリやられていましたけど、人間って、恨みを持った人の目の部分を傷つけたがる衝動、ってもんがあるんでしょうか。 理解不能ですけど。

 肇から、肇の病院では検査を受けていない、ということを知らされた祐は、軽トラに乗って山形から東京まで夜通し爆走(笑)。 軽トラでこの距離は、かなりキツイと思われます(笑)。
 そして祐が着いたのは、多摩川の丸子橋近辺。 ちょうど、数年前アザラシのタマちゃんが出没した場所であります。 そこから玉堤通りを西へと向かえば、途中私の住んでいる場所を通り抜けて(笑)成城へと至るのであります。 同じ世田谷でも、私とはあまり縁のないところでして、成城は(笑)。

 その丸子橋近辺から萌奈美に電話をかける祐。
 夫が帰ってこずソファで朝を迎えてしまっていた萌奈美は、たまらず祐に逢いに行くのです。 彼女の孤独が極限状態になっていることをきちんと描写しているために、この萌奈美の衝動は共感できる。

 「私…行ってもいいですか?」

 「…

 …はい…」

 逢いに来た萌奈美は、満面の笑みで祐に近づいていきます。 そして祐の乗ってきた軽トラに、苦笑してしまう、萌奈美なのです。 それは氷のようにかたく凍っていた心が、溶けていく瞬間です。
 自分の離婚した両親のこと、教師をしながら女手ひとつで育ててくれた母親のこと、その母親が5年前に亡くなったこと、そんな母親とドライブに行きたくて果たせなかったこと、自分の娘は車酔いがひどくてドライブにいけないことなんかを、訊かれてもいないのにべらべらと話してしまう萌奈美。 祐がもたらす安心感が、萌奈美の口を軽くしてしまうのでしょう。
 そんな萌奈美に祐は、この軽トラでドライブに行こう、と誘うのです。

 夕陽の見える湾岸沿いの見晴らし台で、「気持ちいいー! こんな大声出したのいつ以来だろう」 と屈託なく笑う萌奈美。
 萌奈美は祐に、ほかの病院で受けた再検査の結果を報告します。

 彼女は、それをほほ笑みながら祐に報告するのです。
 まるでもう、悟りきったかのように。

 「…すごいですよね」

 萌奈美はついそう言ってしまうのですが、なにがすごいんでしょう?

 自分の病状がすごいことになってる、という意味でしょうか?

 こんな深刻なことを笑いながら話してしまうことにでしょうか?

 「今でも信じられないんです。
 自分がこの世からいなくなるなんて。
 明日が来るのが当たり前だと思っていたから…」

 萌奈美は我に返ったように、祐に謝ります。

 「…ごめんなさい、困りますよね急にこんなこと言われても」

 「いえ、聞かせてください…。 俺でよければ…」

 祐は精一杯、萌奈美の思いを受け止めようとするのですが、萌奈美は思いを振り切ったように、こう言うのです。

 「祐さん。

 私…あなたに聞いてもらってよかった。
 あの日山形で、夜通し手を握っててくれたことも、あなたが撮ってくれたこの写真も、今日逢いに来てくれたことも、本当に感謝しています。

 …だから、

 もう大丈夫です…。

 私は、

 …もう大丈夫ですから」

 自分が言い続けてきた、「大丈夫」 という言葉。 何かを言いかける祐なのですが、それを萌奈美は制します。

 「祐さんに…

 稲葉祐に会えて、本当によかったです…」

 深々とお辞儀をする萌奈美。

 「あの丘で見た夕日は、ホントにきれいでした。
 あの日のことも、今日のことも、
 私、…忘れません」

 言いかけた言葉の行方を見失ってしまう、祐。 これ以上の深入りは、祐には出来ないのです。

 別れ際、握手の手を差し出す萌奈美。
 その顔には、祐のことを振り切ってこれからのことに立ち向かっていこう、という覚悟が見え隠れします。
 たとえ異様な夫婦関係であっても、孤立無援であっても、夫や子供がいる身でほかの男性に思いを寄せることなど許されない。 たとえ傷ついても、折れた翼を抱えながら、人間は生きていかなければならないのだ。
 そんな覚悟です。

 「さようなら」

 人波のなかにまぎれ、足早に遠ざかっていく萌奈美。
 祐は、思わず叫んでしまいます。

 「萌奈美さん!」

 何度か叫んだその言葉は、人ごみの中へと消え去ってしまう。
 振り返らない、萌奈美。

 こぶしをかたく握りしめる、祐。
 雑踏の中を、泣きながら思いを断ち切ろうと歩いていく萌奈美。

 そんな萌奈美の前に、いきなり現れる、険しい表情の航一。
 わわっ!
 びっくりした(笑)。

 何かを言いかけようとする萌奈美を無視して、踵を返して行ってしまう、航一。
 家に帰ってくると、航一の母(江波杏子サン)がとっくに晩飯を用意して待っている。 またまた何もなかったかのように表面上の優しさをふりまく航一。 なんなんだよ、全く…(笑)。
 そんな萌奈美が折れた翼のままここで生きよう、と覚悟を決めた家庭の様子は、ハンディカメラでゆらゆら揺れながら、まるでめまいのように展開していくのです。
 自分の部屋に戻ろうとして、また頭痛に見舞われる、萌奈美。
 それを冷たい顔で、後ろから観察するかのような、航一。
 このダンナ、やっぱり病状知らないのかなあ? 次回予告で、脳のスキャン写真見ていて愕然としていたみたいだったし。
 脳外科医というのに、妻の頭痛に気付かないのは、やっぱり嫉妬のなせるわざなのかなあ?

「冬のサクラ」 に関する当ブログほかの記事

第1回 …大丈夫…
http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2011/01/1-1d6a.html
第2回 「逢いに行こう」、「なんのために?」 http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2011/01/2-96f6.html

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コメント

なんなの、このダンナ…と怒りながらも
萌奈美にも「アタシ、脳腫瘍なのよっ!」と叫んじゃえば話は早いのに、とイラついたりします。(お子さんの前ではまずいですが)

まー このもどかしいのが韓流w

萌奈美、どういう生き方を選ぶのでしょうね?

マイティ様
コメント、ありがとうございます。

萌奈美が何か言おうとすると、そそくさと逃げてしまいますからね、このダンナ(笑)。 言う機会を逸しまくってる、というのは、とても分かります(笑)。

次回はこのダンナ、祐を脅迫するようですが、ゆくゆくは萌奈美に最後の恋をさせてあげようと尽力してくれればいいのですが。

…それってやっぱり、萌奈美が死んでしまうしかない、ということでしょうか?coldsweats01

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    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
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    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
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  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

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    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

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