« 途中まで見て、「フェイク」 放っぽってます | トップページ | 「江~姫たちの戦国」 第1回 繰り返される物語の中で »

2011年1月 8日 (土)

「LADY~最後の犯罪プロファイル~」 第1回 親が子に背負わす十字架

 警視庁捜査一課に新設された、犯罪行動分析室(CPS)が舞台である、というドラマ、「LADY」。
 それが実在するセクションなのかどうかは知らないのですが、ドラマにおけるその説得力は非常に希薄(いきなり厳しいことを申し上げます)。
 パソコンによるデータのグラフィック化やイケメン美女揃いのチーム、という、ビジュアル的なかっこよさに重点が置かれ、現実から乖離している匂いが強くします。
 何よりそのチームの性格が、変わり者ばかりで統制が取れてなくて、…こういうのはよくあるパターンだよなあ、という感じ。
 「24」 チックな分割画面も 「ちょっとやってみました」 みたいでいかにもという感じだし、してみるとパソコンに向き合ってばかりの須藤理彩サンは、クロエだよなあ、つーか(笑)。
 また、過去に世界中で起きた事件をいちいち引き合いに出してくるのも、なんとなく鼻につく感じがする。 事件は外国で起きてるんじゃない、日本の現場で起きてるんだ!つーか(あ、パクリました)。

 つまりCPSという器が、新鮮味のない手垢のついた素材である、という印象がついて回る。 このチームの中のやり取りは、はっきり申し上げますが、既視感の連続でした。

 でも、2時間15分という長尺の第1回目を、最後まで見続けてしまったんですよ。 途中、さすがに長くてダレましたけどね。

 最初のうちは、北川景子、という女優がどれほどのものか、という興味でした。

 先だっても書いたのですが、私はこの人、「セーラームーン」 の実写版でセーラーマースを演じていたころに見たっきりで(重ねてイイワケいたしますが、甥と一緒に見ていたんですっ…笑)。
 このセーラーマース、結構ブアイソなキャラでして。
 そのブアイソキャラが、今回の彼女の役にも貫かれていました。
 演技的な部分で申し上げますと、成長の途上にいるかな、という感じです。
 正直なところ、フェチ的なファンの支持でもってるかな、という気がいたしました(失礼)。
 そうした人気があるからこそ、テレビ局が彼女をドラマの主役に抜擢したいスケベ心が発生するのではないでしょうか。 今回のドラマを見ていて、主役を張るには、ちょっとまだ力不足かな、という気がしました。
 でも逆に、彼女には可能性がある気がいっぽうでします。 顔に飽きられた時が勝負、なのかな~。 彼女にこの仕事を続ける気があるなら、今後は楽しみであります。

 そして次に私の興味が移ったのは、CPSというヌエ的なセクションをめぐる捜査一課内の動向。

 小澤征悦サン演じる捜査一課の上司が、このセクション自体を信用しないという懐疑的立場を明確にしていくのに対し、課長の竹中直人サンや、ユースケ・サンタマリアサンが肯定的な立場になっていく。
 それが、竹中直人サンが犯人によって殺されてしまうところから、一気にユースケサンがCPSを積極的に支持していくのです。
 その展開の中で二転三転を繰り返しながら明らかになっていく、犯人像。
 CPSのメンバーたちがそれを解明していく場面は、なんとなくワザトラシさが付きまとう感じなのですが、北川景子サンと竹中直人サンが、お互いに相手をプロファイリング(精神分析)し合う、という話の構造が面白く、だからこそ竹中サンが殺されてしまう場面では感情移入がしやすく、その結果、ユースケサンがやや暴走気味にCPSを支持していく、という構造が、また面白い。
 ユースケサン、今回は完全なるハードボイルドであります(笑)。 物語のクライマックスでは、拳銃を北川景子サンに持たせようとする始末。 コラコラ、いいのかよ、という感じですけど(笑)、その気持ちは分かります。 身内を殺されると、捜査にも熱がこもろうってもんです、犯人への憎悪も増すってもんです(いいのかソレ?)。

 で、最終的に私がこのドラマを2時間以上、最後まで見てしまった最大の要因。

 それは、DAIGOサンが演じた犯人の素性でした。

 一家惨殺、と言いますと、私の住んでいる世田谷の事件を想起するのですが、そのせいか、外国人による犯行、というこのドラマで捜査一課が最初に出した捜査方針から、CPSが当初打ち出した 「異常者による成長していく単独犯行」 という流れは、極めて妥当な流れかな、と思い込んでしまうのです。

 でも犯人は(ここからネタバレです)幼いころに弟を父親に虐待され、結果的に虐待死されたことへの復讐を、他の虐待家庭に向けて行なっていたのです。
 だから連続して一家惨殺しているのに、その家で虐待されていた子供たちだけは助けたうえ、自分が連れ去って優しくしていたらしい。

 この犯人像が明らかになっていく過程で、DAIGOサンがその犯人像通りの演技をしていく、その演技力がすごい。
 DAIGOサンの演技力がこれほどのものとは、正直思っていなかったです。
 その意外性も私を強く引き付けたのですが、これってよく考えてみると、親の行動に束縛されている子、という意味で、竹下元首相の孫であるDAIGOサンと共通している部分があるのではないか、だから演技に吸い込まれるのではないか、と思ったわけです。
 親が子に(孫にも)背負わせるもの、というものは、結構大きいものがあります。 それはよきにつけ悪しきにつけ、子を蹂躙するものです。 何食わぬ顔をしていながらDIGOサンも、そんな十字架に苦しめられたのかもしれません。 彼の好演には、そんな裏がある気がしてならないのです。

 そしてクライマックスシーン、事件現場に立てこもったDAIGOサンのもとに、ユースケサンから差し出された拳銃を拒否した北川景子サンがその家の主婦を装って入り込む。
 そこで正体がバレながらも、幼い日のトラウマと向かい合わせる北川景子サンと、それに呼応していくDAIGOサンの演技の応酬。
 これは、正直、見ごたえがありました。

 実は連続一家惨殺の殺人犯は自分の正義を貫いていただけで、その被害者家族のほうが、自分の子を虐待していたワルモノだった、というこの逆転した構図自体にも興味が引きつけられたのですが、ここで物語にさらなる深みを与えたのが、DAIGOサンの母親役だった杉田かおるサンの存在。
 北川景子サンは犯人の復讐心のいちばん奥には、父親の虐待を結果的にやり過ごしていた母親にある、と判断し、目の前で行なわれようとしている殺人の寸前で、自分がその母親役になりきって、DAIGOサンが拳銃を持たせている子供に向かって 「お母さんが悪かった!」 と叫ぶのです。 そしてさらに、 「お兄ちゃん、もういいよ!もうやめよう!」 と、虐待死させられた弟になりきって叫ぶ。
 DAIGOサンはここで、「自分は何のために生まれてきたのか…」 と自問自答し出す。
 そこに狙撃班の弾丸が一発。
 DAIGOサンは、即死します。
 いままで見ながら思っていたこのドラマのマイナス点が、一気に帳消しになる感じでした。

 ただその事件が終わったあとの虚しさを描いたあとは、CPSチームのまた既視感あふれるやり取りと、今後につながってくるかのような謎の人物の登場(NHK火曜ドラマ10 「フェイク」 そのまんまだぁ~…笑)。 う~ん、期待していいものやら…(笑)。

 いずれにしても第1回目を見た限りでは面白かったです。
 ただしホントに、人が殺されるドラマばっかりで、正直うんざりしています。 「フェイク」 はもう来週は見ないでしょう。

« 途中まで見て、「フェイク」 放っぽってます | トップページ | 「江~姫たちの戦国」 第1回 繰り返される物語の中で »

テレビ」カテゴリの記事

コメント

リウ様

あは、覗いたら新しいレビューが、、、素通り出来ませんでした。

私も、無理に書かなくても、書きたい(という衝動の起こる)物だけレビューしていただければいいと思います。>「フェイク」

LADY〜はユースケ・サンタマリアさん演じる柘植サンがどっちに転ぶのかが気になりました。
(主人公・香月のお父さんの殺人に関わってそう、な雰囲気出してましたよね、エンディング。それも柘植サンなのか判らないところですが。)

でも、このドラマについてはリウ様以上に辛口になりそうなのであんまり感想言えないです。

演出に凝ろうとして、小さな矛盾やじらしすぎを
重ねられると、ドラマに同調しにくくなるので
ついて行かれなくなりますね。そんな感じでした。
(つまり、つっこみが多かった。)

なによりFBIで学んだプロファイルが感情移入を現場で確認って、ありかよ。これなら平岡・統計男VS憑依香月・精神分析みたいな構図のほうが納得しやすいんですけどね。
主人公のキャラクターもまだ不安定な状態なのかな。


リウ様

今回のサブタイトルもいいですし、DAIGOくんとのリンクとかさすがリウ様ですね〜(^^)b

私も2時間のダラダラ感を最後にDAIGOくんの演技に救われたように思いました。今回の演技で彼を見る目が変わった人は多いと思います。。確か初出演?した「ラブシャッフル」のウイッシュのDAIGOくんとは雲泥の差がありました!役者として今後楽しみですね。

残酷な惨殺シーンはやはり例の未解決事件を彷彿させられ思わず目を伏せてしまいました。。やはり、殺人事件を扱うドラマばかり見るのは精神衛生上いかがなものかと思わざるを得ません。
やはり、ふるいにかけるのも刑事ものが多い今クールでは必要なのかも知れないです!

私もダイゴにはビックリしました。
彼が出ていることは全く知らなかったんで。

みりさんの「憑依香月」は言えてますね!
犯人の気持ちにもなるし
「お兄ちゃん、やめて!」と叫ぶこともできる。
毎回、見どころはソコなのかな?

次回を見て、続けて視聴するかどうか決めます。

ユースケ、「今回はクールな刑事です」と言ってましたが
クールというより顔色悪くて具合悪いみたい(爆)

みり様
コメント、ありがとうございます。

事件の犯人にドラマを見続ける吸引力があった、というだけで、物語の舞台自体にはさほど魅力を感じない、…それがこのドラマの第1回目を見た感想です。 だからかな、竹中直人サンがいきなり殺されてしまったのが惜しい気がする。 生きていればいい味出したんだろうと思うんですよ。

結構これでも、気を遣いながらも言いたいこと言いまくったんですけどね、この記事(笑)。

みり様のおっしゃるように、突っ込みどころ満載で

まあ、北川景子サンが憑依状態になってしまうのはいいとして(?)、冒頭の演習もよくあるパターン、犯人役の思考パターン推理も現実味に乏しいし、しかも爆破スイッチが思いっきり簡便だったり(爆)。
小澤征悦サンがいちばんマトモな神経をしている、としか見えないんですよ。

細かいところを挙げていけばキリがないのですが、ん~、全体的にドラマではよく見かける部署だな、という感じ。

北川景子サンに関しては、よくやっているなとは感じましたです。

ペコ様
コメント、ありがとうございます。

ホントはあまり考えていないような題名でもよかったのですが、ドラマを見終わった直後感想を書くにあたって、熱演したDAIGOサンに敬意を表したい気持ちがあったもので…。

普段人を食ったようなキャラの人が劇場型犯罪の犯人をやるとすごいものがありますよね。 「ラブシャッフル」 は残念ながら見ておりませんが、キャラそのまんまじゃ、面白くもなんともない気がいたします。

遺体を段ボールに…というのはTBSサン好きなんですかね(汗)。 「赤い指」 でもやってましたよね。 犯行の瞬間を直截に表現しないのはテレビの良心ですけど、「そこをストレートに見せなければ犯人に対する見る側の意識が変わってしまうのではないか、犯人に対して甘くなってしまうのではないか」、という思いも一方ではあります。 でも殺されるところなんか見たくないし…。 判断に迷うところですが、この手のシーンばかりを見てしまうと、感覚がマヒしてしまう気がすごくします。

マイティ様
コメント、ありがとうございます。

ドラマでDAIGOサンが幼少時代、弟にハンバーグの絵を描いて食べさせていたのが、彼が紙を食べるきっかけとなった、という話には、涙が出てきました。 その幼い日の痛すぎる思いが如実に感じられる演技力には、参りました。

イタコの景子サン(爆)、目がイっちゃってましたね。 なかなかその演技力には引かれました。 ただ犯罪心理を捜査に応用、という現実味には、ちょっとハテナマークかな?

ユースケサンもこの手の役をやって、ようやく正当な評価がされていくような気がします。 「この人、こんな芸名じゃなかったらどうなんだろうなー」って思ったりするんですよねー。

自分は北川景子が出てたんで、後半から見てしまいました。かわいいなって単純に。

ima♂様
コメント、ありがとうございます。

後半は、面白かったっス(笑)。 北川景子、カワイイ!でいいんですよ! ドラマを見るモチベーションって、やっぱりそこから発生しますからネ!

Fの私は笑った北川ちゃんの方がすき。

みり様
再コメ、ありがとうございます。

北川景子サン、笑うと私の知り合いのおばさんにそっくりになるんですよねぇ…

リウ様

「LADY」の長いコメント書いていただき本当に有り難うございました。さすがの分析力だなあと感心しました。

このドラマでの一番の収穫はDAIGOの演技力でした。リウ様の分析の通り、彼の家庭環境と何かしら通じるものがあったのかもしれませんね。
DAIGOにとって今後の人生を俳優業にかけようとする決意の第1作だったのかも。

北川景子、戸田恵梨香ともに私的にはあまり好みの女優さんではないのですが、発展途上にある女優さんという観点で、見ていこうかなあと思っています。

今期のドラマは本当に刑事もの関連が多く、どうしてこんなに並んでしまったのか不思議ですね。番組編成とか他局のものはわからないのでしょうか?
視聴者からすると辟易しそうなくらいですね。

rabi様
コメント、ありがとうございます。

前半を見ていてあまり記事にするドラマでもないなぁ~と思っていたのですが、後半のDAIGOサンと北川景子サンのやり取りで、書こうという気になりました。 どんなところからモチベーションが発生するか、ホントに分からないものですね。

なんとなく好きになれない女優サンって、演技を見ていてもなんとなくバリアがありそうな感じがするんですよね。 北川景子サンにもそんな独特のバリアを感じますけど、どんな成長に仕方をするのかは、興味があるかな~。

寒い時期だからこそ、人が殺される寒いドラマじゃなくて、「天使のわけまえ」 みたいな心があったかくなるものが見たいんですけどね。 「相棒」 のヒットに便乗しているような感じもします。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 途中まで見て、「フェイク」 放っぽってます | トップページ | 「江~姫たちの戦国」 第1回 繰り返される物語の中で »

2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

BOOKS

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 上

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 上
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ記事より抜粋)。 この上巻ではビートルズの祖先から遡ってリバプールで人気に火が付き始めたところまでが書いてあります。

  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

無料ブログはココログ