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2011年2月15日 (火)

東京地方の積雪、その顛末

 東京では久しぶりの積雪。
 夕方、夜勤に向かう車を走らせながら、降っていた雨にみぞれが混じってんなあと思っていたら、あれよあれよという間に大粒の雪になっていく。
 まずいなあ…と思っていると、ますますその勢いが加速して、まるで吹雪いているような状態に。 ワイパーでかき分けられていく雪の層が、見る間に大きな塊になっていきます。
 246はそのせいか、いつもよりもかなりの渋滞気味で、到着時刻も結構ぎりぎりになってしまいました。 雪が降ると東京の人間は、速度を出すことを極端に避けようとするんですよね。

 いったん小康状態になったものの、仕事中も雪はやむことがなく、幹線道路にさえ積雪が認められるまでに。 こりゃますますシャレにならなくなってきた…と、いつもなら鼻で笑いながら思うのですが、結構深刻さを増していくのです。
 なにしろチェーンなんかあるはずもなく、スタッドレスタイヤだって履いているわけでもない。
 車はちょっとでもアクセルを強く踏めば空回り気味なのがはっきりと認識でき、お尻を振っている感じになる。 ちょっとでもブレーキを強く踏めば、タイヤがロック気味になる。
 道行く車は必然的に、2~30キロ台で走らざるを得なくなってくるのです。

 先週の金曜夜から土曜日にかけても同じ雪でしたが、結局はそう大したこともなかった。 けれど車通りは極端に減ったんですね。 おそらく3連休で 「大雪」、などという予報が数日前から気象予報で喧伝されていたため、誰もが車で外出するのをやめたんじゃないかと。

 ところが昨日は、これほどまでの大雪にもかかわらず、車通りがとても多い。
 チャレンジャーだなーみんな、などと思ってしまいましたが(笑)、私が当日朝にニュースで見た予報では雨でしたし、内陸では雪になる、くらいの予報でしかありませんでしたので、たぶんそれで外に出てしまっていた車が多かったんじゃないでしょうか。

 雪の勢いは衰えることなく、ちょっとした上り坂では立ち往生する車が続出。
 雪の多い地方のかたからすれば失笑ものの現象が続発します。
 なんか、「事故」 の看板を掲げた警察の車両を、2度ほど見かけました。

 そのうちに雪は、雨混じりへとなっていくのですが、車の走行中、途端に気になる、ゴリゴリという音。
 すわ、タイヤでもパンクしたか、と思ったのですが、その原因はすぐに判明。
 みなさんチェーンを装着しているんですよ。
 それで道路が削れてる(そう感じました)。

 帰りの246ではほぼ小雨になっていたので、その異音がさらに激しくなり、道路はズタズタでガタガタの状態です。 246、こんなんで今日以降、ちゃんと走行できるんだろうか(後記 不思議なほどもと通りでした、翌日は。 つまりチェーンの形状に道路の表面上の雪が踏み固められていた、ということだったんでしょうか)。

 で、荏田を過ぎたあたりからいきなりの大渋滞。
 事故渋滞だと、発生直後は完全に止まってしまうというパターンなのですが、そうでもないのでなんの渋滞だろう?救急車も通ったからやっぱり事故かな?などと思っていたら、なんとそれは、チェーンを外す車があっちこっちにところ構わず駐車しているために起こっていた渋滞だったのです。
 こんなところでそんなことしてんな!と思ったのですが、確かにチェーン脱着のスペースなんて246にはありません。 仕方がない。
 やっとのことで渋滞を抜けるとやはり、対向車線にもちょうど上り坂のてっぺん付近で立ち往生しているトラックが数台。 見ると対向車線のほうが余程、雪が積もったままです。 チェーンを巻いていたのか、それともただ単ににっちもさっちもいかなくなったのか。 完全に道を塞いでいる格好でしたね。

 神奈川の246はちょっとした山をいくつも越えるような感覚の、高低差が比較的ある道路であります。 こういうところで積雪が多すぎるとこうなってしまうんですね。
 幹線道路だから積雪もなくて結構楽だろう、と思っていたのですが、甘かった…。

 雪国と、常時カラカラ地方の雪に対する抵抗力はかくも落差が激しいのですが、心配なのは今日以降、この雪が残って凍結してしまうこと。 そっちのほうが怖かったりする(後記 不思議なほど残っている雪がなくて、こちらも一安心)。

 いずれにせよ何事もなくてよかったです。 今日のところは。

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BOOKS

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 上

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     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ記事より抜粋)。 この上巻ではビートルズの祖先から遡ってリバプールで人気に火が付き始めたところまでが書いてあります。

  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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