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2011年4月 3日 (日)

「江~姫たちの戦国~」 第11回 茶々の 「発想の転換」

 4時間もある 「金八ファイナル」 は長過ぎでどうにも見る気がせず(笑)、「江」 再放送を見てお茶を濁そう、などと考えていたら、お茶ならぬ茶々(宮沢りえサン)の気持ちの推移が結構興味深くて、またまたレビューを書く気になってしまいました。
 前にも書きましたが、このドラマ、見くびって見ているとたまにいいシーンがある。 作り手の視点には賛否が別れましょうが、こういう見方も面白いかな、と感じさせるのです。

 見くびってしまうのは物語全体が現代目線で、当時の時代の空気(エイトス)を尊重してないと感じることによるものが大なのですが、象徴的なネガティヴファクターは、確かに今回も目白押しでした。

 まず戦い敗れて人質となった立場である三姉妹が敵方の将である秀吉に対してあまりにもエラソーなところ。
 まあ若いと命知らずですけどね(笑)。
 もっと年齢がいけば、戦国の世の習わしを少しでも体得しているんでしょう。
 そう見ている側が思えないのは、やはり 「子役を使っていない」 弊害のひとつなんでしょう。

 初(水川あさみサン)のお菓子好きも相変わらずで、どんなわだかまりもこれさえあれば懐柔されそうなほど。 これもいい年をした女性が演じるから、反感をもたれやすいのかもしれません。

 あと侍女が 「ウケ狙い」 ですっ転び続ける。
 やめたほうがいいと思います、あれは。
 前回お市(鈴木保奈美サン)が生きるか死ぬかのシリアスな場面でも、すっ転んでいた気がする。
 見る気が大幅に削がれます。
 痛い思いをして、すっ転び損ですよ(笑…)。

 今回は家康(北大路欣也サン)さえも 「ツマランお笑い」 に駆り出されていました。
 織田信雄(山崎裕太サン)も呉越同舟で 「気分が落ち着く薬」 をブーッと吹き出すギャグを余儀なくされてるし。
 現代的な軽さが強調されるドラマのなかで、寒いギャグは逆効果なだけだと感じます。

 秀吉も相変わらずで。

 いきなりお市の死をわざとらしく嘆きまくっているし、同情すべき点が全くないのに、おね(大竹しのぶサン)や京極竜子(鈴木紗羽サン)は 「憎めない」 などと持ち上げてるし。
 「憎めない」 という部分が、見ていて全く見当たらないんですよ。
 これ、もう、書き飽きました。

 逆に言えば、だからこそ三姉妹の秀吉に対する対応にも納得がいく。
 「なにが憎めないのか意味不明」 と三姉妹が考えるのは、とても道理なのです。

 そしてお市が死してなおナレーションを続けたい、というその執念(笑)。

 これって過去の大河にも何例かあるんですけどね。
 個人的にいちばん印象的だったのは、「武田信玄」 の母親(若尾文子サンだったか)。  「わが子晴信をあの世から見守り」 とかやってましたよね。

 ただしです。
 なにがしかの生霊であるとか亡霊であるとか(今回は信長も一瞬出てきました)、オカルトだとかあり得ないとかいうのは、まさしく 「現代的視点」。
 当時はもっと死者との距離が近かった気がするんですよ。 魑魅魍魎が生きていける時代でしたからね。

 そんななかで今回私が感動したのは、茶々が 「母上のことを思って泣くのは今日を限りにしよう」 とふたりの妹に語るシーン。

 それまで秀吉に保護されたこの三姉妹は、おねと竜子の言動を理解不能としながらも、すぐさま駆けつけたこのふたりの気持ちに、家庭的な温かさを感じている(初をのぞいて)。 側室の竜子が正室のおねと仲が良い、という意外な側面も、それはおねが百姓同然の身の上から成り上がっているゆえに生まれる 「気さくさ」 によるものかもしれません。
 茶々にとってそれは、それまでの価値の逆転のような要因だったのではないのでしょうか。 

 そして千宗易(石坂浩二サン)のお茶を飲み、茶々は母親を亡くした悲しみから離れて、安らぎを感じる。
 そんな宗易がまた、意外なことを三姉妹に話すのです。
 「自分も幼いころに母を亡くしたが、今はそれでよかったのだと思っている」、と。
 母親の死によって学べることもあるからだ、というのがその理由ですが、これも茶々にとって発想の転換を気付かせる要因となっている。
 それでもやっぱり母が死んだのは悲しい、と言い張る初に、宗易はこう諭します。

 「ほんまやな。 そらそうや。
 そやけど、…もーうおられまへん…。

 そやったら、それを生かす道を探しなはれ。

 それもまた、亡くなられたお母上の、教え…お心に叶うことちゃいますやろか。

 …ありがたいこっちゃ」

 母の死を有り難いと思う。
 それが母親を、生かす道なのだ。

 茶々、のちの淀殿は個人的にこれまで、いたずらに誇りが高いせいで、わがままで気が強くて臆病で愚かで、子供が出来たら親バカで、みたいな感覚を持っていたんですよ。 「天地人」 では深キョンが淀の役をやってましたけど、イメージ的には全くあんな感じ(笑)。
 けれどもこのドラマの彼女は違います。
 その生い立ちからかなりテンパって生きてきたように感じる茶々ですが、けっして我が強いだけの思慮の浅さで生涯を行動してきたわけではない、という解釈が、私にとっては目新しい。
 その価値観を思想人宗易から教唆された、という話も、話としては面白い。

 「そもそも命を奪われておっても仕方のない我らなのじゃ。
 そう思えば有り難いことではないか。

 母上は、御自ら死を選ばれたのじゃ。
 そのこと、しかと胸にたたみ生きてまいろう」

 今日を限りに母を思って泣くことをやめようと考える茶々に、初は江(上野樹里チャン)が母との別れのとき、どうして止めなかったのだ、と責め立てます。 初はそのことばかりが気がかりで、でもそのときまで、口に出して言うことが出来なかった。

 前回展開されたそのときの市と江とのやり取りですが、見ていてなんか引っかかるものがありました。
 江はそのとき、「私が死んだら、母上と逢えますか」 と市に訊き、市は 「ああ、いちばんに逢えるぞ」 と答えていた。 「では、そのときを、楽しみにいたしまする」 と母親に別れを告げる江。
 どうして母親が死んでしまうことを既成事実としてすでに受け入れておるのだ江は?とそのとき感じたんですよ。

 「それは違うぞ、初…」

 茶々は初が江をなじるのを止めます。

 「あの言葉で…江の言葉で…母上は救われたのじゃ…。

 思い残すことなく、この世を去られたのじゃ…。

 私は、江に礼を言いたいと思っておった…」

 武将の妻として、天下人の妹として、死を全うしようとするひとりの女性を受け入れる、というのは、年端のいかぬ娘であれば余計に難しいことです。
 だからこそこのとき、茶々は初を諭しながら涙を流している。
 それまで何度も泣いていたと思われる初ですが、やはりそこで自分の思いが押さえきれなくなり泣きじゃくってしまいます。

 「そなたもつらい思いをしたのじゃな…。

 江もな…」

 江もまた、茶々の言葉でまた、歯止めをかけていた思いが涙となってあふれてしまう。

 三姉妹は、また抱き合って、泣き崩れてしまいます。

 そして母親が残した言葉と形見を抱いたまま、三姉妹は 「今日を限りに母を思って泣くのはやめよう」、と誓うのです。

 結構来ましたね、このシーンは。

 ここで茶々が、発想を転換している、というところもうなります。 秀吉を受け入れる土台が、ここでできている。

 ところがそのあとの展開が、秀吉の策略を受けた、先ほど書いた家康と信雄のギャグシーンとか、次女がすっ転ぶとことか…。
 そしてそれを詰問しに行った茶々に、秀吉が惚れてしまうシーン。
 秀吉の好奇な目をいち早く察した江は、それに気付かぬ鈍感な姉をその場から引っ張り出し(笑)、通せんぼをします。

 ここも子役でないから、江の反応がとても見ていてガキっぽく思える。

 どうも、いいところも、あるんですけどねえ…。

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コメント

しばらく見ないでいようと思うほど、私にはひどい回だったのですが、いいところもあったのですね。茶々の演技は妹達より落ち着いていて、良かったですけど。江ちゃんがあんまりエラソーに秀吉に「猿、猿。」言うもんですから思わず「躾けのなってない貴女のほうが猿だと思うよ」と言いたくなったり、生霊のお母様に信長様の声とか、昔は今より霊のことが身近でしょうけど、スピリチュアルの世界に興味が無いものですから。子供時代のことだからのお約束が、鬱陶しく思えたり。優しい気持ちで見てあげたいのだけど。侍女が転んだり、家康がお笑いの演技をするのも見ててしんどい。しらけるし。笑えないし。江ちゃんの「お姉ちゃんを守る」の仁王立ちには失笑したし。この子に自分の立場を誰か教えてあげて!ただ、茶々さんが秀吉に「羽柴殿」と問いかけたのはほっとしました。猿と言ってる妹達は幼いと思ってあげなきゃいけないのでしょうが、今時の10歳の子でもそんな失礼な物言いを本人に対してしないですから見る気がなくなってくるんですよね。私は今日から江ちゃんはしばし休養します。リウ様のレビューの方が江ちゃんを見るより、心に優しいです。

とても否定的なコメントを書いていますが、私は上野樹里さんは演技が上手な女優さんだと思っています。「ラストフレンズ」の彼女は素晴らしかったです。だから、実力のある彼女を生かせないこの江ちゃんを見てると残念に思います。他の役者さん達もですが。宝の持ち腐れのようで、もったいないです。見ないと言いながら、諦めが悪いですね。

ささ様
コメント、ありがとうございます。 批判をしてしまうことに心を痛めている気持ち、僭越ですけどとても分かる気がいたします。 

このドラマにおける江の性格なんですが、私は作り手のかたが、「江は末っ子で甘やかされた」、という認識でもって人物像を造形しているように思えます。 ですので10歳を越えてもズケズケ癖がなおらない、みたいな…(笑)。

初は初で、「アイドルオタクでスイーツ大好き」 みたいな視点で人物造形している気がする。

そして茶々だけは、二度の落城で人生そのものに懐疑的になっている、というまともな視点で(笑)人物が構築されている気がいたします。

つまり初と江は現代的な視点から性格の肉付けがされているのに、茶々だけは自分の存在価値を探し求めている途上の、まるでモラトリウムの申し子のような描かれ方をしているように感じるのです。

そんな茶々が、秀吉のスケベなまなざしに気付かない(笑)。

逆に現代的な価値観のなかで生きている江が、そんな下卑た嗅覚が鋭い(笑)。

この構造は面白い、な~んて個人的には思っております。

このふたりの関係が今後どのように変質していくのか、やっぱり楽しみかなあ。

こないだ 「笑点」 でダンディ坂野サンを見ていて気付いたんですが、「江」 の笑いって、ダンディサンの作りだす笑いに似てるなあ、って(笑)。

つまりもう旬の季節は過ぎて、観客の皆さん冷めた目でダンディサンを見ているんですよ。 ギャグに笑ってくれるのも、お追従、と言っては酷ですが、「白けてしまうことが可笑しい」、という視点の乾いた笑いなんです。

「江」 のギャグもスベるのが前提で(笑)、「白けたから可笑しい」、という自虐的なネタのように思えます。

でもその笑いには、なんとも言えない 「見る側の優しさ」、というものが内包されている。

温かい目で見守り、時にはけなしていきたい、と私は思います(笑)。

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    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
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    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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