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2011年4月 9日 (土)

「江~姫たちの戦国~」 第12回 急ブレーキ、そして急発進…

 いやいや、笑わせてもらいました、「姫たちの戦国」。
 ドカーンドカーンの大爆笑シーンの連続で。
 大河ドラマを見てここまで笑ったのは、記憶にないです。

 って、そんな感想、…大河ドラマでいいんでしょうかね?(笑)

 ところがこの大河ドラマ、そんなスラップスティックな疾走をし続けた末に、いきなり立ち止まる。

 いきなりシーンとしてしまったシーン(シャレか?)のなかで、作り手が訴えたいことをその場面に凝縮させ、見る側を 「お笑い」 のスパイラルのなかから強引に引っぱり出し、説得力を増そうとするのです。

 しかし個人的には、急ブレーキがキツすぎて、感動を受け入れる体勢に至らない。
 その結果残っているのは、茶々(宮沢りえサン)と千宗易(石坂浩二サン)のうまさのみ。
 この部分は後述いたしますが、たしかにうなるものがあります。

 そしてこのドラマのこのドラマたる所以ですが、そんな感動的なシーンを、またぶっ壊しにかかる。
 ドッカンドッカンの大爆笑シーンがこのあとまた連発され、物語は再び急発進を開始する。
 その結果感動は置き去りにされ、結局見終わったあとに何も残らないし、すごく浅い感想ばかりになってしまう。
 もったいないなと思うのですが、

 んー、まっ、いっか。
 笑かしていただいたんで。

 冒頭。
 「これからは食べ物がおいしくなる季節…」 と目がキンキラキンの初(水川あさみサン)なのですが、これが今回の話のまさに助走部分。
 そこに秀吉がいままでの三姉妹の着物をみんな捨ててしまって新しい着物をあつらえた、という話が舞い込んでくる。
 母親(鈴木保奈美サン)との思い出の着物をなんと思っているのか!と立腹した茶々はその着物を拒絶し、食事も拒絶する。
 それにふたりの妹も同調していくのですが、その様子がまず笑える。

 三姉妹のなかでいちばん懐柔されやすいのが初(笑)。
 新しい着物も自分ばっかりちゃっかりと着て、「どーうじゃ?」 とご満悦(笑)。
 江(上野樹里チャン)は 「ムキーッ!」 とその着物を脱がそうと食ってかかるのですが、「ひょっとして秀吉は自分に気があるんじゃないのか?」 と大カンチガイをする初は意に介してない(笑)。
 その初の勘違いに間髪いれず、「あり、得ま、せん」 とワルツで否定する江(笑)。
 もうこっちは、失笑の連続であります。

 けれどもそのギャグ攻勢も、あまりにも連発してくると、なんだかこっちが敵の(敵って…笑)術中にはまってしまうから恐ろしい(笑)。

 ハンガーストライキに突入した三姉妹(笑)。
 夜中に初のお腹がグーグー鳴り続けます(爆)。
 いやいやながらその絶食に付き合っている初が、もう可笑しくて可笑しくて。
 「(お腹を鳴らせて)はしたない」 と妹に言われた初、「腹のやったことじゃ!私は知らぬ」 とゴーインな言い訳(笑)。
 翌朝、髪結いをする三姉妹のところにいーい匂いが漂ってくる。
 その匂いに思いっきり誘導されて(笑)初が夢遊病者のようにふーらふらと廊下を歩いていくと、その先にはハマグリやらキジやらが、七輪の上でジュ~ジュ~音を立てている(腹いてえ…笑)。 三成たちが、それを内輪でパタパタあおいでるんですよ(笑)。 これって秀吉の策略。
 そして三成が家来に合図をすると、そこに追い打ちをかけるように味噌ダレがジュワ~っと…(爆)。 これはもう、匂いの拷問のワンダーランドや!(○麻呂か…?)

 個人的にこのシーン、「あしたのジョー」 で無理な減量苦を続けるジョーに、段平のおっちゃんがウナギのかば焼きやらなんやらを焼き下からうちわであおってジョーに減量を思いとどまらせようとするシーンが二重写しになって、もう腹が痛くなるくらい笑いました。 これ、完全にあのシーンのパロディですよね?

 しかし。

 ヨダレを流し続ける(笑)初と江を尻目に、そんな三成に対して、茶々は毅然とこう言い放つのです。

 「三成と申したな。

 命じられたら、そなたはなんでもするのか?」

 三成は冷や水をかけられたように、その言葉に大きなショックを受けます。
 いまのいままで大爆笑していた自分も、同様であります(笑)。
 これが先に述べた、「急ブレーキ」、であります。

 その後またしても秀吉の策略によって、三姉妹は宗易の茶室へと招かれるのですが、強情を張り続け、秀吉に復讐したいと言う茶々に対して、宗易は諌めるようにこう言うのです。

 「お茶々様には、出来まへんな。

 あなた様は、羽柴様を憎んでおられる。
 いちいち歯向かい嫌やと言う。
 けどそれは、相手と同じ場所、おんなじ高さに立ってるいうことや。

 もひとつ上に行くには、相手を受け入れ、いっそ呑み込んでしまわななりまへん。

 敵より、大きゅう、太うなるんです。

 せやないと、倒す、殺すなど到底出来まへんわ。

 いまはこらえて、静かに、爪をとぐときと違いますやろか」

 このシーンの茶々の表情には、ワンステージ上に上がる変化が刻々と現れ、宗易の表情には、子供っぽい意地よりももっと実を選びなはれ、それが大人の流儀というものだ、という感情が横溢している。 必要以上に厳しいことを話す宗易ですが、その表情にはさらに、権力に対する侮蔑の念も見てとれるのです。
 宮沢りえサンと石坂浩二サンのこのシーンでの演技には、そんな深みを感じることができる。 ドラマ的な醍醐味は、実にここにあると言っていいでしょう。

 ところがここから、また先ほど述べたように、ドタバタシーンの連続。
 その場面を見ていた秀吉がアホみたいな感動の仕方をするし、その秀吉、茶々にすっかりほれ込んで障子に穴をあけてのぞき見しようとすると、ことごとく江の邪魔を受けたり。
 でもなんか、秀吉のギャグシーンには、慣れてしまったせいか(笑)疾走感を感じられるようになってきた気がする(ホントかよ?)。 相変わらず感情移入を完全に拒絶する秀吉の人物像なのでありますが。

 ドラマの組み立て方からすれば、これって前回の構造とまったく同じであります。
 ドラマのキモの部分を、千宗易から茶々がレクチャーを受ける、という構造、その部分だけがシリアスシーンだった、ということにおいてです。
 それに、振り返ってこうやって書いてみると、宗易のお説教も、「相手のレベルに合わせて怒ってちゃダメよ」 という、まるで奥様どうしの昼下がりのお茶飲み話みたいな(奥様方には大変失礼いたします)ものでしかない気がしてくる。

 それでも、このチェンジオブペース、快感と言えないわけでもない。

 大河ドラマファンの神経を逆なでし続けるこの作品でありますが、もうすでに本物のファンはこのドラマから離れていることでありましょうし、いっそのことこの調子で大河ドラマなんぞぶち壊し続けていただきたいものであります(ヤケ?…笑)。

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コメント

 見ないつもりが、たまたまテレビがついてて、読書しながら、ながら見しました。なので、利休とお茶々様のシーンしか心に残っていません。ハンストとか秀吉のアホくささとか、全く心に残っていません。石坂浩二さんを見ると、このドラマが大河だった事を思い出させてくれます。唯一。 江ちゃんが大河ドラマをぶっ壊してもいいのじゃないでしょうか。この頃、それもいいかと思っています。壊れたらまた作り直せますから。いっそ大河の縛りを完全に壊してくれたほうが、次からの大河にはいいかも?ただ、現実に避難所では、限られた食事をしていたり、着る物も不便しているのをニュースで目にすると、江の世界が時々無神経なような気がします。考えすぎかもしれないけど。この脚本は地震の前に書かれたものでしょうが。

ささ様
コメント、ありがとうございます。

秀吉の、口をブルンブルンふるわせてかぶりを振るところとか、三成に 「この!このこの!」 とやってるところとか、「完全に遊んでんなこの人」 と感じました(笑)。
それを、家康からの挑発に敏感に反応したり、水軍の必要性について苦悩したり、この秀吉サンはそこでシリアスになることで、必死にオチャラケ部分を帳消しにしようとしているのですが、脚本が政治的戦略的な深みを全く表現できてないから、いくらマジメな顔をしたって無駄なのです。

三の姫様は見事に、これまでの大河ドラマをぶっ壊してくれていると感じます(笑)。 幼女演技に、磨きがかかってきて、ますます幼児退行している(笑)。

あ~あ…。

たしかに、避難所のかたがたにとってみたら無神経な設定かもしれませんです。
ただ、こうしたハンストや着物拒絶が、実はガキっぽいつまらない意地なのだ、という結論を作り手が導いていることから、そう神経質になる必要もないような気がいたしますです。

でも、こんなことで意地を張ってるのだから、三姉妹たちは、実に天下泰平です…。

 今、娯楽を楽しむのを自粛する風潮ですが、大河ドラマって今までなら、そういう時でも、わざわざ日曜日に見るクオリティのあるドラマの位置づけでした。 華美な世界、明るい世界、笑いが悪いわけじゃないです。巡り合わせが悪かったとしか言えないです。バブルの気分で書かれたセレブのお姫様のドラマというのは、私の心が狭いせいか、笑い飛ばしたいのに、笑い飛ばせないです。実家の70代の母は、「天地人」も「篤姫」も楽しんでいました。だから、こういうドラマも需要はあると思います。「汚くて暗いのは嫌い」って言ってました。敗戦後苦労したので、貧乏くさいとか、辛気臭いのは嫌らしいです。「江」には、そういう視聴者に、せめて明るく、夢を届けてほしいと願っています。

ささ様
再コメント、ありがとうございます。

確かに巡り合わせがこの上なく悪いですよね(…)。

私が時節柄、という問題以上に、ちょっと我に返ってあらためて腹が立ってくるのは(わざわざ腹を立てる必要もありませんが)、このドラマが 「大河ドラマ」 という大看板を穢している、という作り手の姿勢であります。 こんなコメディ戦国バラエティに 「大河」 などという看板をしょってほしくない。

まあ、「大河」 として見ようとするから腹も立つわけで。

同じNHK 「おひさま」 でも 「どんなにつらいことがあっても笑おう」、と言ってますので、笑いながら見ていこうと思ってます。

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    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

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