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2011年5月19日 (木)

「リバウンド」 第4回 自分の夢との闘い!って番組違うか…

 強い副作用で問題のカプセルに頼るというタイトロープを渡りながらも、痩せた信子(相武紗季チャン)と太一(速水もこみちクン)は前回ラストでベッドイン。
 めでたくハッピーエンドで物語は一応収束の方向に向かいます。

 けれども今回、性急に式まで事を進めようとする太一に信子はかなり戸惑う。 鬼の編集長(若村麻由美サン)からパリコレの話をもらい、仕事で大きなチャンスをつかんだからです。
 結婚か仕事か。 収束に向かった話はそんなちょっとした亀裂から、徐々にばらばらにほぐれて拡散していくのです。
 そこにふたりが以前付き合っていた相手(勝地涼クン、西山茉希サン)がよりを戻そうと再接近してくる。 西山サンのほうは痩せた太一が好きだという側面があるために大して問題なさそうに思えるのですが、勝地クンのほうは太った信子のときから好きだっただけあって、かなり厄介に感じます。 でもそんな勝地クンを乗り越えることが、このドラマのひとつの着地点のような気もしてきた。

 確かな愛をつかみ取った太一は、ゴーインモードが復活しながらも、太る体質がばれてしまったせいもあってか以前よりもかなりブッチャケモードが加わっています。 「カンフー係長危機一髪3D」 とかいう下らなそーな映画(次長課長が出てそーだ…笑)に信子を誘いジュースを残りの一滴までジュルジュル音を立てて飲むし(コレ自分も人がいないときは結構やります、マックシェイクとか…笑)、UFOキャッチャーでゴリラのぬいぐるみを取ろうとムキになるし。
 信子はそんなゴーインな太一に付き合わされて激しく疲労しながらも、それを呆れるでもなく受け入れている。
 これってふたりの間には 「互いに太っていた者同士」 理解しあえる部分がある、ということで結構カギのような気がします。 あとはふたりとも、「太っていることは罪悪」 という強迫観念をどこまで捨てられるのか。 魔法の鉄色カプセル過剰摂取気味のふたりには、その道はまだまだ遠い。

 鬼の編集長はふたりが幸せになるのがいたく気に入らない様子(笑)。 「幸せなんか長く続かないから面白いんでしょ、ハイ!早くふたりを不幸にしてっ!」(笑)「めでたく結婚してゴールルルルインなんてそーゆークッダラナイ話にしたら、連載打ち切り!だから」(笑)。
 若村サン、完全に楽しんでこの役演じてますよネ(笑)。 あ~ツボだなあ、この編集長。 ひょんなことから 「人はどうして結婚するのか?」 というテーマで原稿を書けば、パリコレに連れて行ってあげると信子に持ちかけるのです。

 パリコレの話をもらってYou TubeならぬWe Tubeを見ながら(細部まで笑かしてくれます)大学生、中学生、10歳、6歳の自分に 「23になったらこ~んなに痩せてパリコレに行けるのよぉぉ~~っ!」 と語りかける信子(笑)。 4人の歴代の信子が 「ええ~~~っ?!」(笑)。 この4人の信子、のちに現在の信子の決断に対して円卓会議を開きます(爆)。 好きだなあ、こーゆーギャグ。

 しかし太一は両親への話からウェディングケーキから式場予約から強引マイウェイで突っ走りまくり。 仕事だって別にいーじゃんそんなもの、という態度で信子をついにブチ切れさせます。

 「だぁ~~っ! そ~でちゅか。 ど~せ、悪いのはぜぇ~んぶあたちでちゅよ!」

 と、いつも本音を語ろうとする置物に向かってしゃべろうとする信子、いつものところにその置物がなくてわざわざそれを探してから、よーやっと本音を語り出すのです(細かい…笑)。

 「ったくなんで男ってヤツはいつまでたっても頭が固いのよねぇ~っ! 女は?結婚したら家庭に入るのが当たり前だとか思っちゃってさぁっ女だって、仕事を応援してほしい人がたっくさんいるってことが、どおおしてわっかんないかなぁぁっ!
 (太一のほうに向きなおり)あたしはねぇアンタのママじゃないんだよそれとも何か?あたしはアンタの面倒見るために結婚すんのか?アンタは家政婦がほしいのかそれとも店員がほしいのか~?

 …

 あたしが今欲しいのは、こんなケーキじゃない!」

 信子はまくしたてながら 「もっとこっちの気持ちを考えてくれって」 と言った途端、太一が信子のことを考えて作った象徴であるウェディングケーキを見て、太一の気持ちもじゅうぶん理解してしまうのです。
 でも自分が今欲しいのは、仕事の充実感であって、こんなケーキじゃない。
 悩む信子に瞳(栗山千明サン)は 「いつまでもみんなにいい顔して、全方位外交的なことやってないで、はっきりさせたら?恋愛も食事も仕事も。 あたしはブー子のそういうとこ、好きじゃない」 とはっきり話すのですが(こういう親友は大切です)、「人をちゃんと愛したことのない瞳に分かるわけないよ」 と信子は、瞳を心から傷つけてしまう言葉を軽い気持ちで言ってしまう。

 信子は再び意気消沈してしまった太一を見て、ある決心を固めます。 原稿に 「結婚とは、自分の大切なものを捨ててもいいと思う人とするものなんだ、きっと…」 と打ち込みます。
 退職願を書く信子。
 ここで4人の歴代信子の円卓会議が始まります(笑)。 でも、「もう決めたのっ!」 4人の信子 「ええ~~~っ?!」(さっきと同じ反応だというのがまた細かい…笑)。

 編集長に辞表届を出す信子。 会社に来ていた勝地クンがその場面を見てしまいます。 信子が会社の荷物を持って帰宅するところまでついてきてしまう勝地クン。 ツイッターで自分の行動を他人から決めてもらうのには笑ってしまいましたが、そこにやってきた太一が信子と瞳を連れて教会まで直行するところまで、勝地クンは結局行ってしまう。
 そこで結婚の誓いをする太一。 信子が誓いの言葉を口にしようとするとき、勝地クンが止めに入るのかと思いきや、それを制したのがほかならぬ太一。

 「お前さあ、それでホントに後悔しないのか?
 お前はホントにどーしたいんだよっ!
 このまま俺と結婚して、ホントーに後悔しないのか?
 本当は、仕事を辞めたくないんじゃないのかよっ!」

 太一は4つ目の新作ケーキ、モンブランを差し出して、「フランスへ行って来い」 と言うのですが、モンブランはフランスのケーキじゃなかった(笑)。 「これからは正直に本当のことを言え」 という太一に、信子は 「映画はつまんないしメールもしつこいしすぐいじけるしおだてりゃ調子に乗るし…でも、…大好き!」 と抱きつくのです。
 勝地クン、ダスティン・ホフマンになれなかったよ…(若い人はこの歌知らんか…)。

 ところが辞表を出したことを信子は言い出せず、そのままなし崩しに太一は空港まで信子を送ってしまう。 途方に暮れる信子の前に現れたのは、空港までついてきちゃってた勝地クン。 ヒマすぎるだろ…(笑)。

 今回のドラマを見ていて信子と太一を演じる紗季チャンもこみちクンの表情の豊かさと、かなり醒めている栗山千明サンの対比が面白いな、とあらためて思ったのですが、勝地クンのコメディ演技もかなりレベルが高いように感じました。 出演者のことごとくが脚本家の真意を汲み取り、のびのびと演技をしていることがすごく伝わってくるんですよ。 こういう雰囲気が、コメディドラマとしてのワザトラシさを解消していくんでしょうね。

 次回、紗季チャンはまた肉襦袢をまとうようです(笑)。
 この特殊メイク、どうも全身に施している、というのがかなりすごいと感じます。

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コメント

リウ様

ほとんど、編集長モードな鑑賞者になってます。
簡単に、ゴールインだなんて、ダメダメ。

もう一山も二山も越えてもらいたいものです。

じつは太一&信子ペアより
元彼・勝地クン&信子ペアのほうが似合ってそうですが
編集長はいつ、気がつくのかしらん。
ケーキ屋さんに現れる男の子もまだいますしね〜。

初回のぶっ飛感には慣れて薄まってきましたが
それでも脚本の狙うテーマがまだまだありそうで
楽しみですよ。

みり様
コメント下さり、ありがとうございます。

もこみち&紗季ペアが勝地クンの 「分け隔てなき愛」 に勝つために、どれだけ崇高なる山を越えていくのかに(オーゲサ)私も期待しています(笑)。
結局ふたりとも、かなりの無理をして付き合ってるわけですからね。

石ちゃんは伊藤かずえサンに容認されているがゆえに太ったままなわけですし(なぜ伊藤かずえサンが太っていないのかは不思議ですが…笑)、勝地クンと一緒なら信子もブー子のままでいられるっていうのは、かなりのアドバンテージかと…。

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     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

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    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

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    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

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    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

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