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2011年5月27日 (金)

「鈴木先生」 第5回 新参者ですが感想をひとつ…

 コメントを下さるかたのお勧めもあって見てみたテレビ東京月10ドラマ、「鈴木先生」。
 いきなり前知識全くなく第5回から見たというのはかなりのハンデに感じました。
 まず話の方向性が分からない。
 コメディなのか、シリアスものなのか。
 長谷川博己サン演じる鈴木先生の演技に、笑っていいのかシェイクスピアのオオゲサ劇を見たらいいのか。 長谷川サンの前作 「セカンドバージン」 でのイメージがあるために、なかなか彼がコメディをやってるように、見えてこないんですよ。
 開始10分である一定の結論に。
 「たぶん 『ケイゾク』 系のシュールドラマだ」。

 となるとかなり私には苦手な分野なのですが(爆)、ただこれまでのテレ東月10に漂っていたチープ感、というのはだいぶ、というかほとんど払拭されていて。

 私はこれまでテレ東のドラマを見ていて、いくら出演者や脚本が良くても、なんとなくチープ感が漂ってるなー、ということを感じていました。 それって演出のせいなのかなー、と。 製作費だってほかの民放に比べればないだろうし。
 
 ところがこのドラマ、確かに夕焼けのライティングとかチープ感はあることはあるのですが、それもコメディらしさを打ち出すための一環と思えば納得がいく。
 そのライティングといえば、このドラマ、なんか、やたら画面が暗いんですが、それがかえって映画的な雰囲気を醸し出して、独特の空間を演出している気がするのです。
 作り手の、ドラマの質感に対するこだわりが見えるんですよ。
 クレジットでも、今までの月10はどうだったか記憶にないのですが、最後の 「演出」 が 「監督」、になっている、ということからも作り手の自負が感じられます。 予算がなくても作り手のポリシーがはっきりしていれば、ここまでのものはできる、という感じです。

 ただシュールコメディ、とひとくくりにするにはためらいがある。
 鈴木先生の内面、生徒たちの思春期的発想など、かなりリアリティを感じるんですよ。

 今回鈴木先生は、生徒役の小川蘇美(そみ、土屋太鳳(たお)チャン)が自分に気があるのかないのかをめぐってかなりシュールに悩みまくるのですが(笑)、自分も中学生くらいのときは、気になる女の子の自分に対する一挙一動にあらんかぎりの妄想と憶測を駆使して(爆)そのコの真意を探ったものであります。 分かる分かる、という感じ。 訊きゃいいのに(爆)。 手っ取り早いっスよね、そのコと仲良くなるほうが。
 どうして積極的になれないのか、というと、自尊心が強すぎるせいなんですよね~、やっぱり。
 相手のほうから言い寄ってくれることを期待している。
 始まらんスよ、恋愛なんて、自分から積極的にいかなければ。
 だいたい相手は自分のことなんか、別に気にしちゃいないんですから。
 仲良くなっていくことで、好意なんかも生まれてくるもんなんだ。

 …かなり熱くなっておりますが、中学時代の自分にコンコンと言って聞かせたくて仕方ないもんで(爆)。
 くそー、あっちからかなりはっきりとしたアプローチを受けていたってのに(ククク悔…錯覚?…笑)。

 それはともかく(笑)もうひとつリアリティを感じたのは、蘇美を演じる土屋太鳳チャンが自分のことを、フツーにしているだけなのにヤケに白い目で見られる、だから他人の 「ここがいいな」 と思った部分を取り入れてきた、と告白する部分。
 私も中学時代、別にフツーにしているだけなのに 「あいつは態度が悪い」「ヤキ入れてやる」 みたいに先輩のトッポイ連中から目をつけられたことがあって。
 だからそんな彼女の内面の葛藤が、自分にはとても懐かしかった。

 このドラマのシュールさの大きな一翼を担っていると思われるのは、同僚の先生役の富田靖子チャン(どうも 「アイコ十六歳」 のときのイメージが抜けなくって困ります…笑)。 いかにも狭量の杓子定規の教師役で。 新任体育教師のセンセイもなんかよく分かんない性格(笑)。 鈴木先生と男同志抱き合うシーンでは笑ってしまいましたが、当方この時点でもまだ 「笑っていいのかなココ?」 という、「鈴木先生」 初心者の思考パターンのままでして…(笑)。

 「セカンドバージン」 の鈴木行がこの役をやっていると考えるとちょっと混乱いたしますが(笑)、この 「セカンドバージン」 と言い 「鈴木先生」 と言い、長谷川博己サンの仕事の選び方、出演ドラマの選び方には、ちょっと侮れないものを感じております。

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コメント

 「鈴木先生」2話目から見ています。今までの学園物、教師物とはちょと違ったなかなか見ごたえのあるドラマだと思っています。どんどん嵌って来ています。(笑)

 生徒だけでなく先生の非常に人間的な部分が描かれていて、こんな事までいいの?と言う事も今までありましたよ。特に3話、山口智充さん演じる山崎先生が壊れるお話は凄かったです。 見るチャンスがあれば是非今までの回も見てリウさまの感想が聞きたいです。

 「セカンド~」で長谷川さんに注目して次のドラマがこれです!! 俳優として勇気がいったのではないでしょうか?でもこの長谷川さん、これからも楽しみのような気がしています。

投稿: ゆみ | 2011年5月27日 (金) 21時38分

リウ様

かなりのハンデ、です。お疲れ様です。

まず、体育の先生は前回までぐっさん(山口智充さん)だったところ、ちょっと心のバランスを崩して
退職した、後任が今回の体育の先生な訳です。

そして、鈴木先生はここまでも鈴木先生に現れる「小川の妄想」に振り回されて、恋人であるアサミちゃんに
「生徒の妄想に夢中になって」みたいなことを言われて
ふられかけている状態なとき。

鈴木先生の心の一人葛藤はコメディで受け取ってます。
大笑いしてます。
でも、すごく当たり前なんですよ。
ひとりの男性的ココロと先生という自制とお手本みたいな心構えのやりとり。そこが新鮮な部分です。
中学生の描き方も、かなりリアル。そう。こうおもうよね〜という描き方。
だからそこも大人から見るとカワイイというか、笑えるというか。

そして、リウ様も感じていらっしゃる
光の廻し方。独特ですよね。
ほんとうの教室はもっと明るいのだけれど
わざと人工的な光にしておきながら
単方向の1灯照明っぽいリアルさが物語にうまくマッチしているように思います。

実は奥行き感のある面白いドラマと思っています。

投稿: みり | 2011年5月27日 (金) 21時42分

リウ様、体力と時間がおありなら、ぜひ1話から
「鈴木先生」御覧下さい。1話については拒否反応を示す方があるようですが、もしそうでもめげずに2話も見てくださいませ。私は1話からどっぷりはまっております。韓流ドラマ、ヨン様ブームには全くついて行けませんでしたが、その方々の気持ちが理解できました。「鈴木先生」中毒になっています。テレビ東京は見られないので、インターネットで見ています。

投稿: トリコ | 2011年5月28日 (土) 01時45分

ゆみ様
コメント下さり、ありがとうございます。

ぐっさんが出ていたんですかぁ~。 第5回ではそんなこと微塵も感じなかったですが…。 教師を辞めちゃうなんてもったいないなぁ。

で、ちょっと番組HPをのぞいてみました。 どうもやはり最初から見ないと凄さが分からないみたいですね。 なんか特別番組が今日あるみたいなのでそれでいくらかフォローしようかな、と…。
でも全部見たほうがいい気もしますけどね。

番組HPには公式攻略本まで出ているとのこと、テレ東がこの番組にかける意気込みが伝わってきます。

投稿: リウ | 2011年5月28日 (土) 06時11分

みり様
コメント下さり、ありがとうございます。

番組HPでこれまでのストーリーをフォローしたのですが、やはりかなりの認識の欠落でドラマを全部堪能していなかったことに気付きました。
まず鈴木先生の本命が蘇美じゃなくって麻美チャンだったということ。 蘇美を自分のクラスを完璧にするための要因ととらえていたこと。 さらに麻美チャンが鈴木先生の妄想を感じ取れてしまう能力があるということ。

この認識があるとないとでは、第5回の感想も大きく変わってくるよなあ、とあらためて感じました。
そしてやはり、ぐっさんの辞めた経緯というのも、物語に大きな影響を及ぼしていますよね。

体力的には最初から全部見るのはさすがにキッツイ感じがします(笑)。 参ったなしかし。 前作 「最上の名医」 もだんだんと見なくなってしまったのですが、「鈴木先生」 もそんな感じなんだろうって考えてしまったんですよ。 テレ東月10は、フジの月9をいまや完全に凌駕しておりますね。

ライティングの暗さはちょっと意外でした。 暗いから、役者たちの表情がいまいち(イマイチなんて言うなぁ~~~っ…番組違うか…笑)分からないんですが、だからこそ人の心が読み取れない独特の不安を、見る側に掻き立てている気がするのです。

投稿: リウ | 2011年5月28日 (土) 06時26分

トリコ様
コメント下さり、ありがとうございます。

インターネットで見る方法ってあるんですか! 私はかなりパソコンに疎いのでよく分かりませんが。 オンデマンド、という方法もあるようなのですが、NHKは受信料を払っているし、それ以外にもどうも 「テレビってタダでしょ」 みたいな感覚が抜けなくて、利用したことがありません。
いずれにしろ、凄い世の中になったものです。

韓流にハマるみたいに、トリコ様も長谷川博己サンにハマっていらっしゃるんでしょうか? 私のこの記事にも、「長谷川博己」 の検索ワードで訪ねていらっしゃる方が多くて、その人気のほどがとてもよく分かりますよ!

投稿: リウ | 2011年5月28日 (土) 06時35分

出遅れましたw
この枠の前々作『モリのアサガオ』なんかでは
牢獄のセットが安っぽかったりしてましたが
鈴木先生のザラッとした質感の画面は映画っぽくて好きです。

スタンダードな教師とはちがって、鈴木メゾット(?)で問題を解決していくようなのですが
本人も生身の人間ですし
教師同士の妬みやヤッカミもある。
人間ドラマとして面白いです。
いわゆるシリアスなドラマともちょっと違いますね。

グッさんは、生徒からキモイといわれ
いろんなところで鈴木先生に差をつけられて
「お前ばっかりうまいこと世渡りしやがって」と妬んでいたんです。
(客観的にはかなり視界が狭くなっていたと思われます)
で、ノイローゼ→炸裂大暴れ→退職。
すごい芝居でしたよ。

長谷川さん、鈴木行に続き、鈴木さん役ですっ!happy02

投稿: マイティ | 2011年6月 1日 (水) 19時10分

マイティ様
コメント連投下さり、ありがとうございます。

ああ~っそう言や同じスズキだったあ~っ!(爆)

テレ東のドラマがチープ、というのはですねー、ギバチャンと西田敏行サンがやった 「シューシャイン・ボーイ」 ですっごく感じたことでして…(笑)。 いったんそのイメージがこびりついてしまうと、回復が難しいです。 「鈴木先生」 はでも、吹っ飛びました、こびりついた汚れが(あ~スッキリ…happy01)。

いやー先週土曜日の 「復習スペシャル」 で見ましたよ、ぐっさんとあと生徒の男の子がキレたところ。 なんか自分にも同じ経験があるような気がして思い返したのですが、どぉ~にも思い出せない。 思うにこれって、人間の本質的な欲求なんじゃないかって。 建前なんか全部ぶっとばして本音を白日の下にさらすっていうのは。

あ、それと、お気を悪くしないで笑ってお読みいただきたいのですが、メゾットじゃなくって、メソッドですかねcoldsweats01。 なんかメゾットのほうがリゾットみたいでおいしそーですが(ハハ…)。

投稿: リウ | 2011年6月 2日 (木) 06時34分

なんと〜thunder
ググったら、メソード、メソッド(method)を
メゾットと書いている人の多いこと!
特に美容、ヨガ系。
意味は同じく「方法」。
ワタシも勘違いしてましたよおおおお

グっさんたちのキレ芸をごらんになったのですね。
良かったです。
月曜からアレを見てグッタリしてたわけです。すごい緊迫感ですから。
グっさん、たしかにずっとキモかったんでw
当初からやたらと鈴木先生を妬んでるし、
これは何かある…と思ってたら、キレた(爆)。

投稿: マイティ | 2011年6月 2日 (木) 11時18分

マイティ様
再コメント下さり、ありがとうございます。

メソッドって、響きがカッコイイですよねhappy02。 個人的には哲学を連想してしまうんですが。 間違ってる人、結構いらっしゃるんですね~coldsweats01

あのキレた男の子が第5話では欠席していたみたいで、第6話でまた出てきたのかな? とっとと見たいのですが…。 ああ~見てないドラマが、たまっていくぅぅ…。

にしても、ぐっさんも途中で退場なんて、もったいない気がするなあ。

投稿: リウ | 2011年6月 2日 (木) 16時57分


 博己、これで終わるよ..... 合掌・・・

投稿: てこな | 2011年7月11日 (月) 13時50分

てこな様
コメント三連投下さり、ありがとうございます。

ん…ちゃんとドラマを見ていないせいか、ちょっとイミフですcoldsweats01。 出来ればこの短いコメントの解説もいただけたら、と思います…。

投稿: リウ | 2011年7月11日 (月) 14時19分

 乱暴なコメントで、ゴメン。

 私、『鈴木T』、一回見て食傷ッー・・・
 気持ち悪くて、見ておれんかったァ・・・

 長谷川博己は、セカンドで、それなりに期待してたけど。。。もういいなぁ。

 セカンドにたって、鈴木京香の美しさに惹かれて観ただけだし。

 でも、脚本家、大石静は、おもしろい。

 芋づる式に、エッセイ『駿河台の家』? だったかな? ゴメン、タイトルはっきり覚えていません。 図書館で借りで読んだが、彼女、出自も育ちも、面白いのね。

投稿: てこな | 2011年7月11日 (月) 14時51分

てこな様
疑問にお答えくださり、ありがとうございます。

長谷川博己サンは、結構両生類的な感じですからね(失礼)。 「セカンドバージン」 の時といい、この人は自分の魅力をちゃんと把握していて、ドラマを厳選している気がします。 「鈴木先生」 はとても長谷川サンらしい作品だなって感じます。

「セカンドバージン」 は今度映画化されるとか。 ラストが鈴木行、あまりにもカワイソ…という展開だったので、それが変わるという映画版も、ちょっと見てみたい気も(もういーかも…笑)。

投稿: リウ | 2011年7月11日 (月) 16時27分

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